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【クロワッサン・オ・ザマンド】チョコレートを存分に楽しむ工夫が肝
月に1度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」。今回は「クロワッサン・オ・ザマンド」を紹介します。クロワッサン・オ・ザマンドは、シロップにつけたクロワッサン生地に、アーモンドクリームを挟んだ物。パン屋さんに並ぶ、クロワッサンをつぶしたような形に見覚えがある人もいるのではないでしょうか。ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」で最初に開発されたのが、このクロワッサン・オ・ザマンドです。今回は、一般的なクロワッサン・オ・ザマンドとはどういう物か解説いたします。また、ファクトリー&カフェ蔵前の辻舞(つじ まい)シェフも思い入れがあるという、ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドについてもご紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!●【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品 フードロス問題から生まれたクロワッサン・オ・ザマンド クロワッサンをアレンジした菓子パン、クロワッサン・オ・ザマンド。ふんわりサクサクのクロワッサンとは異なり、平たくつぶれた見た目と、シロップを含んだしっとりとした食感が特徴です。実は、このクロワッサン・オ・ザマンドが誕生したきっかけには、フードロス問題があるといわれています。焼き立てのクロワッサンは生地がサクサクで、それがおいしさの理由のひとつ。しかし、そのサクサク感は時間の経過とともに失われてしまうため、長時間店頭に並べておくことができません。とはいえ、食べられなくなったわけではないので、余ったクロワッサンを無駄にせず、おいしく食べられるようにと考案されたのが、クロワッサン・オ・ザマンドなのです。 クロワッサン以外にどのような素材が使われているかというと、お店によって多少の違いはありますが、シロップやラム酒に浸したクロワッサンでアーモンドクリームを挟み、さらに上からもアーモンドクリームをかけて焼き上げるのが一般的。シロップに浸した内側はしっとり、表面はカリッと香ばしい仕上がりに虜になってしまう人も多いのだとか。アーモンドクリームの量や使っているシロップ、元々のクロワッサンの味によっても、まったく異なる味わいとなるので、いろいろなお店のクロワッサン・オ・ザマンドを食べ比べてみるのもおもしろそうです。では、ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドはどのように誕生したのか、開発を担当した辻シェフが紹介します。 チョコレートの味わいを楽しめるよう、重たくなりすぎないようにする工夫も そもそもは、フードロス対策として作られたクロワッサン・オ・ザマンドですが、今ではそれを作るためにクロワッサンを焼いているお店もあるほど人気のパン。ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドは、「パン詰め合わせ」の中で最初に開発された物です。「もともとは、以前あった鎌倉店の限定メニューとして開発をしたことがある商品です。鎌倉には外で朝食を食べる文化があることから、朝食にもなるパンとチョコレートをイメージしたペストリーを考えました。当時、店舗に来れないと食べれない商品として、よりシンプルでダイレクトにチョコレートの良さを表現する為、トーストしたクロワッサンにパリパリのチョコレートをサンドしたものを販売することに決まり、私も好きな商品でしたが同じくらい思い入れのあるザマンドを今回、コロナという状況になり、お家時間を楽しむ為に、という話が出た時に1番最初に頭に浮かびました。」 一般的なクロワッサン・オ・ザマンドは、クロワッサンのあいだにアーモンドクリームを挟んでいますが、ダンデライオン・チョコレートでは、それに加えてチョコレートを挟んでいます。「チョコレートはドミニカ共和国産のカカオを使っています。やはりこだわりのチョコレートですので、その風味やおいしさをしっかりと感じていただきたく、生地の中央に詰め込みました。また、アーモンドクリームには通常よりも細かく砕いたカカオニブを混ぜています。こちらは、噛めば噛むほどカカオの香りが口の中に広がりますので、ダンデライオン・チョコレートならではの味わいを堪能していただける仕上がりになっていると思います」こだわりはチョコレートにとどまらず、クロワッサンを漬け込むシロップにも秘密が。「シロップは市販の物を使わず、オリジナルで作っています。甘くなりすぎないように砂糖を控えめにしているだけでなく、香りづけにフレッシュなレモンのスライスを入れているんです。召しあがったときにレモンの味を感じる方はほぼいらっしゃらないと思うのですが、実はこのレモンがとても重要。というのも、クロワッサン・オ・ザマンドは、使われている材料からもわかるとおり、ボリュームのあるパン。料理をする際にも、塩を少し入れるとクッと締まるようなイメージで、レモンを入れることで少し輪郭が出るような。隠し味程度ではあるものの、あるとないとでは全然違うんですよ」 スタッフも太鼓判を押す人気パン クロワッサン・オ・ザマンドは、ダンデライオン・チョコレートのスタッフのあいだでも大人気のパン。味も大きさもボリューミーなので、朝食として食べるのはもちろん、おやつに少しずつ食べるのもおすすめです。ダンデライオン・チョコレートが自信を持って展開するチョコレートの風味を、存分に味わっていただけるパンになっていますので、ぜひ召しあがってみてください。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
【クロワッサン・オ・ザマンド】チョコレートを存分に楽しむ工夫が肝
月に1度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」。今回は「クロワッサン・オ・ザマンド」を紹介します。クロワッサン・オ・ザマンドは、シロップにつけたクロワッサン生地に、アーモンドクリームを挟んだ物。パン屋さんに並ぶ、クロワッサンをつぶしたような形に見覚えがある人もいるのではないでしょうか。ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」で最初に開発されたのが、このクロワッサン・オ・ザマンドです。今回は、一般的なクロワッサン・オ・ザマンドとはどういう物か解説いたします。また、ファクトリー&カフェ蔵前の辻舞(つじ まい)シェフも思い入れがあるという、ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドについてもご紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!●【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品 フードロス問題から生まれたクロワッサン・オ・ザマンド クロワッサンをアレンジした菓子パン、クロワッサン・オ・ザマンド。ふんわりサクサクのクロワッサンとは異なり、平たくつぶれた見た目と、シロップを含んだしっとりとした食感が特徴です。実は、このクロワッサン・オ・ザマンドが誕生したきっかけには、フードロス問題があるといわれています。焼き立てのクロワッサンは生地がサクサクで、それがおいしさの理由のひとつ。しかし、そのサクサク感は時間の経過とともに失われてしまうため、長時間店頭に並べておくことができません。とはいえ、食べられなくなったわけではないので、余ったクロワッサンを無駄にせず、おいしく食べられるようにと考案されたのが、クロワッサン・オ・ザマンドなのです。 クロワッサン以外にどのような素材が使われているかというと、お店によって多少の違いはありますが、シロップやラム酒に浸したクロワッサンでアーモンドクリームを挟み、さらに上からもアーモンドクリームをかけて焼き上げるのが一般的。シロップに浸した内側はしっとり、表面はカリッと香ばしい仕上がりに虜になってしまう人も多いのだとか。アーモンドクリームの量や使っているシロップ、元々のクロワッサンの味によっても、まったく異なる味わいとなるので、いろいろなお店のクロワッサン・オ・ザマンドを食べ比べてみるのもおもしろそうです。では、ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドはどのように誕生したのか、開発を担当した辻シェフが紹介します。 チョコレートの味わいを楽しめるよう、重たくなりすぎないようにする工夫も そもそもは、フードロス対策として作られたクロワッサン・オ・ザマンドですが、今ではそれを作るためにクロワッサンを焼いているお店もあるほど人気のパン。ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドは、「パン詰め合わせ」の中で最初に開発された物です。「もともとは、以前あった鎌倉店の限定メニューとして開発をしたことがある商品です。鎌倉には外で朝食を食べる文化があることから、朝食にもなるパンとチョコレートをイメージしたペストリーを考えました。当時、店舗に来れないと食べれない商品として、よりシンプルでダイレクトにチョコレートの良さを表現する為、トーストしたクロワッサンにパリパリのチョコレートをサンドしたものを販売することに決まり、私も好きな商品でしたが同じくらい思い入れのあるザマンドを今回、コロナという状況になり、お家時間を楽しむ為に、という話が出た時に1番最初に頭に浮かびました。」 一般的なクロワッサン・オ・ザマンドは、クロワッサンのあいだにアーモンドクリームを挟んでいますが、ダンデライオン・チョコレートでは、それに加えてチョコレートを挟んでいます。「チョコレートはドミニカ共和国産のカカオを使っています。やはりこだわりのチョコレートですので、その風味やおいしさをしっかりと感じていただきたく、生地の中央に詰め込みました。また、アーモンドクリームには通常よりも細かく砕いたカカオニブを混ぜています。こちらは、噛めば噛むほどカカオの香りが口の中に広がりますので、ダンデライオン・チョコレートならではの味わいを堪能していただける仕上がりになっていると思います」こだわりはチョコレートにとどまらず、クロワッサンを漬け込むシロップにも秘密が。「シロップは市販の物を使わず、オリジナルで作っています。甘くなりすぎないように砂糖を控えめにしているだけでなく、香りづけにフレッシュなレモンのスライスを入れているんです。召しあがったときにレモンの味を感じる方はほぼいらっしゃらないと思うのですが、実はこのレモンがとても重要。というのも、クロワッサン・オ・ザマンドは、使われている材料からもわかるとおり、ボリュームのあるパン。料理をする際にも、塩を少し入れるとクッと締まるようなイメージで、レモンを入れることで少し輪郭が出るような。隠し味程度ではあるものの、あるとないとでは全然違うんですよ」 スタッフも太鼓判を押す人気パン クロワッサン・オ・ザマンドは、ダンデライオン・チョコレートのスタッフのあいだでも大人気のパン。味も大きさもボリューミーなので、朝食として食べるのはもちろん、おやつに少しずつ食べるのもおすすめです。ダンデライオン・チョコレートが自信を持って展開するチョコレートの風味を、存分に味わっていただけるパンになっていますので、ぜひ召しあがってみてください。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
カカオの生産地を知ろう(ハシエンダ・アズール, コスタリカ)
Sold out 生産者:Hacienda Azul生産国:コスタリカ地域:トゥリアルバ事業形態:私有地の農園と発酵施設カカオ豆:私有地で栽培発酵方式:5段のひな壇式発酵箱乾燥方法:ビニールハウス内にあるメッシュの乾燥台カカオ豆のフレーバー:ココア、甘いキャラメル コスタリカはどんな国? 国土の面積は約5.1万㎢で、九州と四国を合わせた広さ。人口は504.8万人(2019年)で、国土の1/4が国立公園や自然保護区の豊かな自然と動植物の宝庫でもあります。また、近隣の中央アメリカの国々と異なり「中米のスイス」とも言われる非武装中立国で、中米で最も安定した民主国家と言われています。公用語はスペイン語、国名の「コスタ・リカ」とはスペイン語で「富める海岸」という意味です。 コロンブスが黄金の装身具を身に着けた先住民を見て「コスタ・デル・オロ(黄金の海岸)」と名付けたことに由来するそうですが、その後、金が産出しないことが分かり「コスタ・リカ」に改めたと言われています。 コスタリカのカカオ事情 国の主要産業はバナナ、パイナップル、コーヒー等の農業です。その中でカカオは紀元前400年頃から消費されていたという調査結果もありますが、世界の中ではかなり少ない年間生産量約500トン(約0.01%)にとどまっています。しかし、自然農法にこだわった家族経営の小規模農家や、グリーンツーリズム(農村活性化政策)を活用したサステナブルな農園経営を目指す農家も多く、自然豊かなコスタリカならではの発展を遂げています。また、コスタリカには創設約50年になるCATIEという熱帯農業研究高等教育センターがあります。このセンターでは中米・カリブ海諸国の小規模カカオ農家が抱える農業問題に対する技術支援と研究を目的としており、品種の管理や研究をはじめ、近隣諸国のカカオ農園に品種の提言を行うなど、積極的に協力しています。その土地に合った品種をアドバイスするこで、中南米のカカオ農園の多くがカカオの品質向上と農家の収入安定に繋がっています。 ハシエンダ・アズールについて ハシエンダ・アズールの農園は、コスタリカの首都サン・ホセの西側に位置するトゥリアルバというのどかな街にあります。緩やかに傾斜した丘を分けるように川が流れ、とても美しい景観の農園です。ウィルフレッド・ズーナー一家が運営しているこの農園のカカオの木は、約87ヘクタールのうちほぼ半分が、この10年で植林されたものです。CATIEがこれまで研究してきた中から高品質で耐病性の高い6品種(CATIE-R1、CATIE-R4、CATIE-R6、CC-187、ICS-95 T1、PMCT-58)を選定し栽培しています。ちなみにこれらはカカオ同士の交配によって出来た品種で、遺伝子組み替えではありません。ハシエンダ・アズールのカカオ豆は毎年安定した品質とフレーバーで、日本人にも親しみやすいお茶のような味わいが特徴で、海外のチョコレートメーカーにも愛される産地となっています。 ハシエンダ・アズールが目指すカカオ農園 ハシエンダ・アズールでは、カカオの収穫後の工程にも、作業効率を考慮した上で高品質なカカオ豆をつくる一手間があります。カカオの木はあえて緩やかな傾斜地に植え、カカオを刈り取ると地面に落ちて丘の下まで転がり落ちるようにし、それをトラックで集めます。重たいカカオの実を運ぶ手間がなくなり作業効率が上がるように考えられています。また、通常カカオ豆を発酵した後すぐに乾燥させますが、この農園では発酵後水洗いをしてから乾燥させています。水で洗うことによって、乾燥作業が容易になるのと同時に品質も安定します。また、乾燥に使用する台は比較的小さいサイズのもので、カカオ豆をトンボではなく手で返すことで都度不良品を仕分け、品質の良いカカオ豆だけを袋詰めしています。まるで教科書に載っているような計算通りの農園設計の中に、ひとつひとつの工程を大事に一手間加えたカカオ豆。ハシエンダ・アズールのカカオ豆に触れると、彼らの努力が伝わり、よりおいしいチョコレートにしようという気持ちになります。 コスタリカのBean to Bar チョコレートメーカー ・Sibu Chocolate2007年に創業した、カカオの栽培から発酵・乾燥、そしてチョコレートまでの全行程を自身で手がけるTree to Bar チョコレートメーカー。原材料はコスタリカ産のものにこだわり、商品パッケージにはカカオ豆の外皮を再利用したリサイクルペーパーを使用しています。日本での購入先はこちら。 関連商品 ハシエンダ・アズール, コスタリカ 70%¥1,400(税込)コスタリカの中央部カルタゴ州にある、活火山で知られるトゥリアルバ近くの「ハシエンダ・アズール」という小さな家族経営の農園で作られたオーガニック・カカオ豆。終盤にかけて徐々に高まるフレーバーの変化が特徴で、紅茶や青茶(半発酵茶)に合わせると更に風味が楽しめます。 ハシエンダ・アズール, コスタリカ...
カカオの生産地を知ろう(ハシエンダ・アズール, コスタリカ)
Sold out 生産者:Hacienda Azul生産国:コスタリカ地域:トゥリアルバ事業形態:私有地の農園と発酵施設カカオ豆:私有地で栽培発酵方式:5段のひな壇式発酵箱乾燥方法:ビニールハウス内にあるメッシュの乾燥台カカオ豆のフレーバー:ココア、甘いキャラメル コスタリカはどんな国? 国土の面積は約5.1万㎢で、九州と四国を合わせた広さ。人口は504.8万人(2019年)で、国土の1/4が国立公園や自然保護区の豊かな自然と動植物の宝庫でもあります。また、近隣の中央アメリカの国々と異なり「中米のスイス」とも言われる非武装中立国で、中米で最も安定した民主国家と言われています。公用語はスペイン語、国名の「コスタ・リカ」とはスペイン語で「富める海岸」という意味です。 コロンブスが黄金の装身具を身に着けた先住民を見て「コスタ・デル・オロ(黄金の海岸)」と名付けたことに由来するそうですが、その後、金が産出しないことが分かり「コスタ・リカ」に改めたと言われています。 コスタリカのカカオ事情 国の主要産業はバナナ、パイナップル、コーヒー等の農業です。その中でカカオは紀元前400年頃から消費されていたという調査結果もありますが、世界の中ではかなり少ない年間生産量約500トン(約0.01%)にとどまっています。しかし、自然農法にこだわった家族経営の小規模農家や、グリーンツーリズム(農村活性化政策)を活用したサステナブルな農園経営を目指す農家も多く、自然豊かなコスタリカならではの発展を遂げています。また、コスタリカには創設約50年になるCATIEという熱帯農業研究高等教育センターがあります。このセンターでは中米・カリブ海諸国の小規模カカオ農家が抱える農業問題に対する技術支援と研究を目的としており、品種の管理や研究をはじめ、近隣諸国のカカオ農園に品種の提言を行うなど、積極的に協力しています。その土地に合った品種をアドバイスするこで、中南米のカカオ農園の多くがカカオの品質向上と農家の収入安定に繋がっています。 ハシエンダ・アズールについて ハシエンダ・アズールの農園は、コスタリカの首都サン・ホセの西側に位置するトゥリアルバというのどかな街にあります。緩やかに傾斜した丘を分けるように川が流れ、とても美しい景観の農園です。ウィルフレッド・ズーナー一家が運営しているこの農園のカカオの木は、約87ヘクタールのうちほぼ半分が、この10年で植林されたものです。CATIEがこれまで研究してきた中から高品質で耐病性の高い6品種(CATIE-R1、CATIE-R4、CATIE-R6、CC-187、ICS-95 T1、PMCT-58)を選定し栽培しています。ちなみにこれらはカカオ同士の交配によって出来た品種で、遺伝子組み替えではありません。ハシエンダ・アズールのカカオ豆は毎年安定した品質とフレーバーで、日本人にも親しみやすいお茶のような味わいが特徴で、海外のチョコレートメーカーにも愛される産地となっています。 ハシエンダ・アズールが目指すカカオ農園 ハシエンダ・アズールでは、カカオの収穫後の工程にも、作業効率を考慮した上で高品質なカカオ豆をつくる一手間があります。カカオの木はあえて緩やかな傾斜地に植え、カカオを刈り取ると地面に落ちて丘の下まで転がり落ちるようにし、それをトラックで集めます。重たいカカオの実を運ぶ手間がなくなり作業効率が上がるように考えられています。また、通常カカオ豆を発酵した後すぐに乾燥させますが、この農園では発酵後水洗いをしてから乾燥させています。水で洗うことによって、乾燥作業が容易になるのと同時に品質も安定します。また、乾燥に使用する台は比較的小さいサイズのもので、カカオ豆をトンボではなく手で返すことで都度不良品を仕分け、品質の良いカカオ豆だけを袋詰めしています。まるで教科書に載っているような計算通りの農園設計の中に、ひとつひとつの工程を大事に一手間加えたカカオ豆。ハシエンダ・アズールのカカオ豆に触れると、彼らの努力が伝わり、よりおいしいチョコレートにしようという気持ちになります。 コスタリカのBean to Bar チョコレートメーカー ・Sibu Chocolate2007年に創業した、カカオの栽培から発酵・乾燥、そしてチョコレートまでの全行程を自身で手がけるTree to Bar チョコレートメーカー。原材料はコスタリカ産のものにこだわり、商品パッケージにはカカオ豆の外皮を再利用したリサイクルペーパーを使用しています。日本での購入先はこちら。 関連商品 ハシエンダ・アズール, コスタリカ 70%¥1,400(税込)コスタリカの中央部カルタゴ州にある、活火山で知られるトゥリアルバ近くの「ハシエンダ・アズール」という小さな家族経営の農園で作られたオーガニック・カカオ豆。終盤にかけて徐々に高まるフレーバーの変化が特徴で、紅茶や青茶(半発酵茶)に合わせると更に風味が楽しめます。 ハシエンダ・アズール, コスタリカ...
【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品
月に一度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」。今回ピックアップするのは「クイニーアマン」です。バターをふんだんに使い、外はカリッ、中はジューシーな味わいが特徴のクイニーアマン。一般的には焼き菓子のイメージが強いかもしれませんが、ダンデライオン・チョコレートのクイニーアマンはひと味違います!今回も、一般的なクイニーアマンとはどういう物かを解説しつつ、ファクトリー&カフェ蔵前のシェフ・辻舞(つじ まい)が、ダンデライオン・チョコレートで展開するクイニーアマンのこだわりポイントを紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目! クイニーアマンが生まれたのは失敗がきっかけ!? フランス北西部に位置するブルターニュ地方の郷土料理だったというクイニーアマン。それは、クイニーアマンという名称がフランス語ではなく、その地方に伝わるブルターニュ語であることからもうかがえます。クイニー(kouign)はお菓子・ケーキ、アマン(amann)はバターの意味で、直訳すると「バターのお菓子(ケーキ)」。ジャンルとしては焼き菓子になりますが、洋菓子店だけでなくパン屋さんでもクイニーアマンを販売していることがよくあります。そして、このクイニーアマン、ちょっとユニークな理由から誕生したそう。1860年代のフランス・ブルターニュ地方では、小麦粉が不足していた一方、バターは大量にありました。そんな状況の中、とあるパン屋の店主が小麦粉400g、バター300g、砂糖300gという通常のパンでは考えられない配分のパン生地を作ってしまったといいます。明らかに失敗と思われた生地でしたが、処分するのはもったいないと試しに焼いてみたところ、とてもおいしいお菓子が焼き上がった――これがクイニーアマンです。 外はサクサク、中はモチモチがポイント バターの量が多いことから、外側はバターがキャラメル化してサクサクに、内側はモチモチとした弾力のある生地に…と、2つの食感が楽しめるのが特徴のクイニーアマン。バターはブルターニュ地方の特産である有塩バターを用いるのもポイントで、バターの風味と塩味、そして砂糖の甘みのバランスが肝になります。クイニーアマンは、ブルターニュ地方で生まれたパンの中でも、最も長い歴史を持つといわれています。本場ブルターニュ地方では、ホールケーキサイズからポケットサイズまでさまざまな大きさがある他、お店ごとに趣向を凝らしたクイニーアマンが作られているそうです。19世紀頃には、男性が女性にプロポーズするときに、クイニーアマンを贈るという伝統があったのだとか。スイートなエピソードを想像しながら、クイニーアマンを召しあがってみてはいかがでしょうか。続いては、チョコレートを使ったダンデライオン・チョコレートのクイニーアマンについて、開発を担当したシェフ、辻が紹介します。 サンフランシスコ本店の味をオマージュ 丸くて表面に光沢があるのが一般的なクイニーアマンですが、ダンデライオン・チョコレートのクイニーアマンは、見た目も味も他と一線を画しています。その秘密は、ダンデライオン・チョコレート発祥の地であるアメリカ・サンフランシスコにあり…。 「サンフランシスコでは、こういった形状で売られているのが一般的なんだそうです。サンフランシスコのダンデライオン・チョコレート本店で販売しているクイニーアマンもこの形で、表面のへこみの部分にチョコレートのガナッシュが詰まっています。それをオマージュして開発したのがこちらのクイニーアマン。ただ、本国の物とまったく同じにすると、日本人には甘さが強すぎてしまうと思ったんです。それで、ガナッシュは使わず、カカオニブの風味を活かした味わいに仕上げました。」カカオニブとは、チョコレートの原料であるカカオ豆をロースト(焙煎)し、細かく砕いた物。砂糖は一切入っていないので、甘みはまったくなく、苦みと酸味が強く感じられます。【関連記事】●スーパーフード「カカオニブ」とは?ダンデライオン・チョコレートのクイニーアマンは、このカカオニブを細かく挽き、きび砂糖を加えて作った“ニブシュガー“が味の決め手。「サンフランシスコ本店のクイニーアマンを初めて食べたときに、カカオニブの使い方にすごく衝撃を受けたんです。パンを作る材料のひとつとしてニブシュガーを用いて折り込んだ手法が新鮮で、もちろん味もすごく良かった。それを参考にしながら日本人の味覚に合うようにアレンジしました。砂糖にバニラの香りをつけたバニラシュガーという物がありますが、ニブシュガーはそのカカオニブバージョンといいますか。チョコレートバーで使用している物と同じきび砂糖を使っているので、カカオの風味を引き立てつつ、まろやかで優しい味わいになっています」 そして、生地にはニブシュガーとの相性が良いパイ生地を使用しています。「ニブシュガーはバターと合わせるとよりおいしさが際立つ印象があります。パイ生地というと軽いサクサクとした物をイメージするかもしれませんが、実際はギュッと目の詰まった形にして焼き上げるため、サクサク感はありつつもしっとりとした食感です。生地全体にニブシュガーを練り込んでいるわけではありませんが、最後に生地を伸ばす段階で、表面にしっかりなじませてから成形することで、どこを食べてもニブシュガーの味が楽しめるようにしています」 カカオの香りとバターの味わい、上品な甘さのバランスを楽しんで サンフランシスコ本店で販売されているクイニーアマンを、日本人の味覚に合うようにアレンジした一品。 一般的な物とは形も異なるので、「これがクイニーアマン?」と思われるかもしれませんが、芳醇なカカオの香りとバターの味わい、上品な甘さに、ダンデライオン・チョコレートらしいオリジナリティを感じていただけると思います。ぜひお楽しみください。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品
月に一度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」。今回ピックアップするのは「クイニーアマン」です。バターをふんだんに使い、外はカリッ、中はジューシーな味わいが特徴のクイニーアマン。一般的には焼き菓子のイメージが強いかもしれませんが、ダンデライオン・チョコレートのクイニーアマンはひと味違います!今回も、一般的なクイニーアマンとはどういう物かを解説しつつ、ファクトリー&カフェ蔵前のシェフ・辻舞(つじ まい)が、ダンデライオン・チョコレートで展開するクイニーアマンのこだわりポイントを紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目! クイニーアマンが生まれたのは失敗がきっかけ!? フランス北西部に位置するブルターニュ地方の郷土料理だったというクイニーアマン。それは、クイニーアマンという名称がフランス語ではなく、その地方に伝わるブルターニュ語であることからもうかがえます。クイニー(kouign)はお菓子・ケーキ、アマン(amann)はバターの意味で、直訳すると「バターのお菓子(ケーキ)」。ジャンルとしては焼き菓子になりますが、洋菓子店だけでなくパン屋さんでもクイニーアマンを販売していることがよくあります。そして、このクイニーアマン、ちょっとユニークな理由から誕生したそう。1860年代のフランス・ブルターニュ地方では、小麦粉が不足していた一方、バターは大量にありました。そんな状況の中、とあるパン屋の店主が小麦粉400g、バター300g、砂糖300gという通常のパンでは考えられない配分のパン生地を作ってしまったといいます。明らかに失敗と思われた生地でしたが、処分するのはもったいないと試しに焼いてみたところ、とてもおいしいお菓子が焼き上がった――これがクイニーアマンです。 外はサクサク、中はモチモチがポイント バターの量が多いことから、外側はバターがキャラメル化してサクサクに、内側はモチモチとした弾力のある生地に…と、2つの食感が楽しめるのが特徴のクイニーアマン。バターはブルターニュ地方の特産である有塩バターを用いるのもポイントで、バターの風味と塩味、そして砂糖の甘みのバランスが肝になります。クイニーアマンは、ブルターニュ地方で生まれたパンの中でも、最も長い歴史を持つといわれています。本場ブルターニュ地方では、ホールケーキサイズからポケットサイズまでさまざまな大きさがある他、お店ごとに趣向を凝らしたクイニーアマンが作られているそうです。19世紀頃には、男性が女性にプロポーズするときに、クイニーアマンを贈るという伝統があったのだとか。スイートなエピソードを想像しながら、クイニーアマンを召しあがってみてはいかがでしょうか。続いては、チョコレートを使ったダンデライオン・チョコレートのクイニーアマンについて、開発を担当したシェフ、辻が紹介します。 サンフランシスコ本店の味をオマージュ 丸くて表面に光沢があるのが一般的なクイニーアマンですが、ダンデライオン・チョコレートのクイニーアマンは、見た目も味も他と一線を画しています。その秘密は、ダンデライオン・チョコレート発祥の地であるアメリカ・サンフランシスコにあり…。 「サンフランシスコでは、こういった形状で売られているのが一般的なんだそうです。サンフランシスコのダンデライオン・チョコレート本店で販売しているクイニーアマンもこの形で、表面のへこみの部分にチョコレートのガナッシュが詰まっています。それをオマージュして開発したのがこちらのクイニーアマン。ただ、本国の物とまったく同じにすると、日本人には甘さが強すぎてしまうと思ったんです。それで、ガナッシュは使わず、カカオニブの風味を活かした味わいに仕上げました。」カカオニブとは、チョコレートの原料であるカカオ豆をロースト(焙煎)し、細かく砕いた物。砂糖は一切入っていないので、甘みはまったくなく、苦みと酸味が強く感じられます。【関連記事】●スーパーフード「カカオニブ」とは?ダンデライオン・チョコレートのクイニーアマンは、このカカオニブを細かく挽き、きび砂糖を加えて作った“ニブシュガー“が味の決め手。「サンフランシスコ本店のクイニーアマンを初めて食べたときに、カカオニブの使い方にすごく衝撃を受けたんです。パンを作る材料のひとつとしてニブシュガーを用いて折り込んだ手法が新鮮で、もちろん味もすごく良かった。それを参考にしながら日本人の味覚に合うようにアレンジしました。砂糖にバニラの香りをつけたバニラシュガーという物がありますが、ニブシュガーはそのカカオニブバージョンといいますか。チョコレートバーで使用している物と同じきび砂糖を使っているので、カカオの風味を引き立てつつ、まろやかで優しい味わいになっています」 そして、生地にはニブシュガーとの相性が良いパイ生地を使用しています。「ニブシュガーはバターと合わせるとよりおいしさが際立つ印象があります。パイ生地というと軽いサクサクとした物をイメージするかもしれませんが、実際はギュッと目の詰まった形にして焼き上げるため、サクサク感はありつつもしっとりとした食感です。生地全体にニブシュガーを練り込んでいるわけではありませんが、最後に生地を伸ばす段階で、表面にしっかりなじませてから成形することで、どこを食べてもニブシュガーの味が楽しめるようにしています」 カカオの香りとバターの味わい、上品な甘さのバランスを楽しんで サンフランシスコ本店で販売されているクイニーアマンを、日本人の味覚に合うようにアレンジした一品。 一般的な物とは形も異なるので、「これがクイニーアマン?」と思われるかもしれませんが、芳醇なカカオの香りとバターの味わい、上品な甘さに、ダンデライオン・チョコレートらしいオリジナリティを感じていただけると思います。ぜひお楽しみください。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
Bean to Bar チョコレートとの出会いで広がる世界、チョコレートを通して驚きと感動を伝えたい
イベントやワークショップを通じて、チョコレートの奥深さやダンデライオン・チョコレートの魅力を発信しているスポークスパーソン・伴野智映子。彼女は、ダンデライオン・チョコレートの日本上陸のタイミングに入社し、その後の躍進を支えてきた立役者でもあります。「ダンデライオン・チョコレートで働き始めて、広い世界を知った」と話す伴野に、立ち上げ時のことやこれまでの変遷、今後の展望を聞きました。 <これまでのスタッフインタビューはこちら> CEO・堀淵清治なぜダンデライオン・チョコレートを日本に?“オタク感”あふれるチョコレートづくりと空気感を徹底再現 ペストリーシェフ・森本康志チョコレートの個性を最大限に活かしたスイーツづくりの舞台裏――1+1を3にする思考 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 ダンデライオン・チョコレートの商品一覧はこちら 全国一律送料無料キャンペーン中 伴野智映子(ばんの ちえこ)ダンデライオン・チョコレート・ジャパン チョコレート・エクスペリエンスチーム マネージャー 東京農業大学応用生物科学部栄養科学科を卒業後、洋菓子メーカーやスパイス開発会社、某チョコレートブランドに勤務。2015年、アメリカはポートランドで一人旅をしていたときにBean to Bar チョコレートに出会う。2016年にダンデライオン・チョコレート・ジャパン入社。チョコレートバーの開発をはじめ、さまざまな業務に携わる。現在は、チョコレート・エクスペリエンスチームのマネージャーとして、ワークショップの講師やブログ記事の執筆などを行う。 ポートランドで出会ったBean to Bar チョコレートに魅せられて ──ダンデライオン・チョコレートの日本上陸と同時に入社されたんですよね。2016年の1月に入社したので、日本1号店が蔵前にオープンする1ヵ月前ですね。当時はアルバイトスタッフを含めて、20名程でのスタートでしたが、2021年現在は、総勢70名を超えました。――それまでも食に関わるお仕事をされていたのですか?はい。大学の栄養科学科を卒業後、洋菓子メーカーを経てスパイスの開発会社へ転職。3年にわたって開発や品質保証を担当した後、大手チョコレートブランドで4年半程働き、ダンデライオン・チョコレートに入社しています。――ダンデライオン・チョコレートに入社した経緯は?旅先のポートランドで、カカオ豆の焙煎からすべての工程を自社で一貫して行うBean to Bar チョコレートというものを初めて知ったんです。当時、私は大手チョコレートブランドで品質保証を担当していて、ベルギーの工場などにも視察に行っていたのですが、そこでは大きなタンクに入ったチョコレートがホースでどんどん型に流し込まれていくのが普通の光景で…。――なるほど。チョコレートブランドにいながら、チョコレートの作り方を知らなかったことにも、チョコレートの製造工程の奥深さにも衝撃を受けたんです。世界中に展開しているブランドだったので、各国に流通できる賞味期限を確保し、輸送にも耐えうる商品設計にしないといけないこともあり、「食の本質ってなんだろう」と考えていて、ポートランドでの出会いはまさにその答えをもらった感じで、余計心を動かされたのかもしれません。――そして、ダンデライオン・チョコレートとの出会いがあったわけですね。その旅から帰国後、偶然にも知り合いから「サンフランシスコのBean to Bar チョコレートメーカーが日本で事業展開するらしい」と、ダンデライオン・チョコレートのことを聞いたんです。お菓子を作るペストリーチームやカフェを担当するチームなどの募集があったのですが、私はチョコレートを作るプロダクションチームに応募して、採用されました。 戸惑いの日々でも心を動かされる発見があり、世界が広がっていった ――ダンデライオン・チョコレートのオープン当時のことを聞かせてください。日本でオープンする前から、サンフランシスコ本店のスタッフだった方が日本に来て、チョコレートづくりのインストラクターをしてくれました。彼女は英語しか話せないので、私が通訳してみんなに伝えることになったのですが、日本では多くのことが整っていない中でスタートしているので、戸惑うことも多かったですね。日本とアメリカでは常識が違うことも多く、アメリカから来てくれたインストラクターと日本のスタッフのあいだで板挟みになることもありました。――伴野さん自身も入社したばかりでありながら、チームをまとめ、通訳をしつつチョコレートづくりも覚えていかなければならないのは、大変だったと思います。そうですね。でも、チョコレートづくりは工程もシンプルなので覚えやすいですし、何よりその工程の一つひとつがおもしろくて。「本当にカカオ豆ときび砂糖だけでできるんだ」と驚いたり、チョコレートが一気に液体に変わる瞬間を見て感動したり…。毎日、何かしら心を動かされる発見があって、気づいたらハマっていた感じです。 チョコレートを繰り返し食べるうちに味覚が鍛えられていくのも実感しましたし、カカオ豆の産地ごとの味の違いもだんだん言葉で表現できるようになっていきました。Bean to...
Bean to Bar チョコレートとの出会いで広がる世界、チョコレートを通して驚きと感動を伝えたい
イベントやワークショップを通じて、チョコレートの奥深さやダンデライオン・チョコレートの魅力を発信しているスポークスパーソン・伴野智映子。彼女は、ダンデライオン・チョコレートの日本上陸のタイミングに入社し、その後の躍進を支えてきた立役者でもあります。「ダンデライオン・チョコレートで働き始めて、広い世界を知った」と話す伴野に、立ち上げ時のことやこれまでの変遷、今後の展望を聞きました。 <これまでのスタッフインタビューはこちら> CEO・堀淵清治なぜダンデライオン・チョコレートを日本に?“オタク感”あふれるチョコレートづくりと空気感を徹底再現 ペストリーシェフ・森本康志チョコレートの個性を最大限に活かしたスイーツづくりの舞台裏――1+1を3にする思考 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 ダンデライオン・チョコレートの商品一覧はこちら 全国一律送料無料キャンペーン中 伴野智映子(ばんの ちえこ)ダンデライオン・チョコレート・ジャパン チョコレート・エクスペリエンスチーム マネージャー 東京農業大学応用生物科学部栄養科学科を卒業後、洋菓子メーカーやスパイス開発会社、某チョコレートブランドに勤務。2015年、アメリカはポートランドで一人旅をしていたときにBean to Bar チョコレートに出会う。2016年にダンデライオン・チョコレート・ジャパン入社。チョコレートバーの開発をはじめ、さまざまな業務に携わる。現在は、チョコレート・エクスペリエンスチームのマネージャーとして、ワークショップの講師やブログ記事の執筆などを行う。 ポートランドで出会ったBean to Bar チョコレートに魅せられて ──ダンデライオン・チョコレートの日本上陸と同時に入社されたんですよね。2016年の1月に入社したので、日本1号店が蔵前にオープンする1ヵ月前ですね。当時はアルバイトスタッフを含めて、20名程でのスタートでしたが、2021年現在は、総勢70名を超えました。――それまでも食に関わるお仕事をされていたのですか?はい。大学の栄養科学科を卒業後、洋菓子メーカーを経てスパイスの開発会社へ転職。3年にわたって開発や品質保証を担当した後、大手チョコレートブランドで4年半程働き、ダンデライオン・チョコレートに入社しています。――ダンデライオン・チョコレートに入社した経緯は?旅先のポートランドで、カカオ豆の焙煎からすべての工程を自社で一貫して行うBean to Bar チョコレートというものを初めて知ったんです。当時、私は大手チョコレートブランドで品質保証を担当していて、ベルギーの工場などにも視察に行っていたのですが、そこでは大きなタンクに入ったチョコレートがホースでどんどん型に流し込まれていくのが普通の光景で…。――なるほど。チョコレートブランドにいながら、チョコレートの作り方を知らなかったことにも、チョコレートの製造工程の奥深さにも衝撃を受けたんです。世界中に展開しているブランドだったので、各国に流通できる賞味期限を確保し、輸送にも耐えうる商品設計にしないといけないこともあり、「食の本質ってなんだろう」と考えていて、ポートランドでの出会いはまさにその答えをもらった感じで、余計心を動かされたのかもしれません。――そして、ダンデライオン・チョコレートとの出会いがあったわけですね。その旅から帰国後、偶然にも知り合いから「サンフランシスコのBean to Bar チョコレートメーカーが日本で事業展開するらしい」と、ダンデライオン・チョコレートのことを聞いたんです。お菓子を作るペストリーチームやカフェを担当するチームなどの募集があったのですが、私はチョコレートを作るプロダクションチームに応募して、採用されました。 戸惑いの日々でも心を動かされる発見があり、世界が広がっていった ――ダンデライオン・チョコレートのオープン当時のことを聞かせてください。日本でオープンする前から、サンフランシスコ本店のスタッフだった方が日本に来て、チョコレートづくりのインストラクターをしてくれました。彼女は英語しか話せないので、私が通訳してみんなに伝えることになったのですが、日本では多くのことが整っていない中でスタートしているので、戸惑うことも多かったですね。日本とアメリカでは常識が違うことも多く、アメリカから来てくれたインストラクターと日本のスタッフのあいだで板挟みになることもありました。――伴野さん自身も入社したばかりでありながら、チームをまとめ、通訳をしつつチョコレートづくりも覚えていかなければならないのは、大変だったと思います。そうですね。でも、チョコレートづくりは工程もシンプルなので覚えやすいですし、何よりその工程の一つひとつがおもしろくて。「本当にカカオ豆ときび砂糖だけでできるんだ」と驚いたり、チョコレートが一気に液体に変わる瞬間を見て感動したり…。毎日、何かしら心を動かされる発見があって、気づいたらハマっていた感じです。 チョコレートを繰り返し食べるうちに味覚が鍛えられていくのも実感しましたし、カカオ豆の産地ごとの味の違いもだんだん言葉で表現できるようになっていきました。Bean to...
【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!
月に1度、ダンデライオン・チョコレートのファクトリー&カフェ蔵前のキッチンで一つひとつ丁寧に作られたパンをお届けする「パン詰め合わせ」。オンラインストアのみの限定商品となり、ご好評をいただいています。セットの内容は、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)。いずれもチョコレートを主役に、ダンデライオン・チョコレートならではのこだわりが詰まったパンに仕上がっておりますので、ここではこれらを1点ずつご紹介していきます。まずは、パン詰め合わせの中でもファンが多い定番「パン・オ・ショコラ」をピックアップ。一般的なパン・オ・ショコラとはどういう物なのかを解説しつつ、ファクトリー&カフェ蔵前のシェフ・辻舞(つじ まい)が、ダンデライオン・チョコレートで展開するパン・オ・ショコラのこだわりポイントを紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 パン・オ・ショコラはフランスの日常に根差した国民的なパン フランスで誕生したパン・オ・ショコラは、「チョコレート入りのパン」という意味で、元々は子どものおやつとしてパンにチョコレートを入れたのが始まりといわれています。しかし、その起源は明確ではなく、フランス国内でも諸説あるそう。クロワッサン生地にチョコレートが入っているため、チョコクロワッサンと同じ物かと思われがちですが、パン・オ・ショコラには「四角く成形したクロワッサン生地の中に、2筋のチョコレートだけが詰められている物」という定義があります。パン・オ・ショコラは、同じクロワッサン生地とチョコレートを使った、菱形や三日月型のチョコクロワッサンとは形が異なりますので、この2つは別物なのです。 ちなみに、フランスでパン・オ・ショコラと呼ぶのは主に北フランスで、フランス南西部では「ショコラティーヌ」と呼ばれています。どちらも同じ物を指しますが、南西部に位置するボルドーやトゥールーズのパン屋さんでパン・オ・ショコラと伝えても取り合ってもらえない可能性がある他、2018年には呼び方をめぐって国民議会に修正案が提出されたこともあるのだとか。実際に議会で取り上げられることはありませんでしたが、このエピソードからも、フランス人がパン・オ・ショコラに対して深い愛情と誇りを持っているのが伝わってきますね。 パン・オ・ショコラは温めて食べるのが本場流 フランスでは、子どもたちのおやつとして食べられる他、朝食や昼食の定番になっているパン・オ・ショコラ。本場フランスでは、クロワッサンの隣で売られているのが一般的です。お店によっては、温めた状態で売られていたり、注文を受けた後にオーブンで温めてから手渡されたりと、温かい状態が最もおいしいとされているんですね。また、パン・オ・ショコラの人気は、フランスだけにとどまりません。フランスに近いヨーロッパ各国はもちろん、イランやカナダ、そして日本と、世界各国で愛されています。中でもアメリカでは、フランス同様に朝食の定番。中のチョコレートがとろけるほど温めることもあるそうですよ。続いては、ダンデライオン・チョコレートのパン・オ・ショコラについて、開発者の辻シェフがご紹介します。 「チョコレートと合わせたときにバランスの良い生地の食感」を求めて試行錯誤 クロワッサン生地とチョコレートというシンプルな組み合わせのパン・オ・ショコラ。ダンデライオン・チョコレートで特にこだわっているのは、やはりチョコレートです。「パン・オ・ショコラで使用しているチョコレートは、ドミニカ共和国産のカカオ豆を使っています。味の特徴としては、かなり主張のあるチョコレートになるため、ヘーゼルナッツプラリネを加えることでカカオ本来のフレーバーを引き出しつつ、全体的に優しい味わいになるように工夫しています」プラリネを加えるのは、味のためだけではありません。「ダンデライオン・チョコレートで使用するチョコレートは、カカオときび砂糖のみで作られています。油分や乳脂肪分を一切加えていないので、そのまま広い範囲に味わいを加えたいと考えた時にチョコレート自体の粘性が高く、パン・オ・ショコラにしたときに固くて食べにくくなってしまいました。プラリネを加えたことによって滑らかさが生まれ口当たりが良くなり、うちが表現したいパン・オ・ショコラになります」さらに、クロワッサン生地にもさまざまな研究を重ねています。「クロワッサン生地は、お店によってさまざまな工夫が凝らされていると思いますが、ダンデライオン・チョコレートでもかなり試行錯誤しました。生地の層が詰まりすぎず、かといってフワフワになりすぎないよう、生地を折る回数を当初いろいろ試しました。中に入れるチョコレートがしっかりしている分、生地の目が詰まっていると重たく感じてしまう一方、生地がフワフワでも食べたときの食感がアンバランスになってしまわないように、主役のチョコレートに合うものを目指して、仕上げました。」 サクサク生地と濃厚なチョコレートのハーモニーを楽しんで 毎月5種類をお届けするダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」の中でも人気を誇るのが、このパン・オ・ショコラ。ご購入いただいた方の多くが「チョコレートがおいしい!」とおっしゃってくださいます。「パン詰め合わせ」のパンは急速冷凍してお届けしますので、ご自宅のトースターで温めて、焼き立てのような状態でお召しあがりいただけます。パン・オ・ショコラのサクサクとした生地と濃厚なチョコレートのハーモニーを、ぜひ堪能してみてください。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!
月に1度、ダンデライオン・チョコレートのファクトリー&カフェ蔵前のキッチンで一つひとつ丁寧に作られたパンをお届けする「パン詰め合わせ」。オンラインストアのみの限定商品となり、ご好評をいただいています。セットの内容は、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)。いずれもチョコレートを主役に、ダンデライオン・チョコレートならではのこだわりが詰まったパンに仕上がっておりますので、ここではこれらを1点ずつご紹介していきます。まずは、パン詰め合わせの中でもファンが多い定番「パン・オ・ショコラ」をピックアップ。一般的なパン・オ・ショコラとはどういう物なのかを解説しつつ、ファクトリー&カフェ蔵前のシェフ・辻舞(つじ まい)が、ダンデライオン・チョコレートで展開するパン・オ・ショコラのこだわりポイントを紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 パン・オ・ショコラはフランスの日常に根差した国民的なパン フランスで誕生したパン・オ・ショコラは、「チョコレート入りのパン」という意味で、元々は子どものおやつとしてパンにチョコレートを入れたのが始まりといわれています。しかし、その起源は明確ではなく、フランス国内でも諸説あるそう。クロワッサン生地にチョコレートが入っているため、チョコクロワッサンと同じ物かと思われがちですが、パン・オ・ショコラには「四角く成形したクロワッサン生地の中に、2筋のチョコレートだけが詰められている物」という定義があります。パン・オ・ショコラは、同じクロワッサン生地とチョコレートを使った、菱形や三日月型のチョコクロワッサンとは形が異なりますので、この2つは別物なのです。 ちなみに、フランスでパン・オ・ショコラと呼ぶのは主に北フランスで、フランス南西部では「ショコラティーヌ」と呼ばれています。どちらも同じ物を指しますが、南西部に位置するボルドーやトゥールーズのパン屋さんでパン・オ・ショコラと伝えても取り合ってもらえない可能性がある他、2018年には呼び方をめぐって国民議会に修正案が提出されたこともあるのだとか。実際に議会で取り上げられることはありませんでしたが、このエピソードからも、フランス人がパン・オ・ショコラに対して深い愛情と誇りを持っているのが伝わってきますね。 パン・オ・ショコラは温めて食べるのが本場流 フランスでは、子どもたちのおやつとして食べられる他、朝食や昼食の定番になっているパン・オ・ショコラ。本場フランスでは、クロワッサンの隣で売られているのが一般的です。お店によっては、温めた状態で売られていたり、注文を受けた後にオーブンで温めてから手渡されたりと、温かい状態が最もおいしいとされているんですね。また、パン・オ・ショコラの人気は、フランスだけにとどまりません。フランスに近いヨーロッパ各国はもちろん、イランやカナダ、そして日本と、世界各国で愛されています。中でもアメリカでは、フランス同様に朝食の定番。中のチョコレートがとろけるほど温めることもあるそうですよ。続いては、ダンデライオン・チョコレートのパン・オ・ショコラについて、開発者の辻シェフがご紹介します。 「チョコレートと合わせたときにバランスの良い生地の食感」を求めて試行錯誤 クロワッサン生地とチョコレートというシンプルな組み合わせのパン・オ・ショコラ。ダンデライオン・チョコレートで特にこだわっているのは、やはりチョコレートです。「パン・オ・ショコラで使用しているチョコレートは、ドミニカ共和国産のカカオ豆を使っています。味の特徴としては、かなり主張のあるチョコレートになるため、ヘーゼルナッツプラリネを加えることでカカオ本来のフレーバーを引き出しつつ、全体的に優しい味わいになるように工夫しています」プラリネを加えるのは、味のためだけではありません。「ダンデライオン・チョコレートで使用するチョコレートは、カカオときび砂糖のみで作られています。油分や乳脂肪分を一切加えていないので、そのまま広い範囲に味わいを加えたいと考えた時にチョコレート自体の粘性が高く、パン・オ・ショコラにしたときに固くて食べにくくなってしまいました。プラリネを加えたことによって滑らかさが生まれ口当たりが良くなり、うちが表現したいパン・オ・ショコラになります」さらに、クロワッサン生地にもさまざまな研究を重ねています。「クロワッサン生地は、お店によってさまざまな工夫が凝らされていると思いますが、ダンデライオン・チョコレートでもかなり試行錯誤しました。生地の層が詰まりすぎず、かといってフワフワになりすぎないよう、生地を折る回数を当初いろいろ試しました。中に入れるチョコレートがしっかりしている分、生地の目が詰まっていると重たく感じてしまう一方、生地がフワフワでも食べたときの食感がアンバランスになってしまわないように、主役のチョコレートに合うものを目指して、仕上げました。」 サクサク生地と濃厚なチョコレートのハーモニーを楽しんで 毎月5種類をお届けするダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」の中でも人気を誇るのが、このパン・オ・ショコラ。ご購入いただいた方の多くが「チョコレートがおいしい!」とおっしゃってくださいます。「パン詰め合わせ」のパンは急速冷凍してお届けしますので、ご自宅のトースターで温めて、焼き立てのような状態でお召しあがりいただけます。パン・オ・ショコラのサクサクとした生地と濃厚なチョコレートのハーモニーを、ぜひ堪能してみてください。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
カカオの生産地を知ろう(ワンプゥ, ホンジュラス)
Sold out 生産者:Cacao Direct生産国:ホンジュラス地域:ワンプシルピ事業形態:中央発酵施設を持つ社会的企業カカオ豆:200軒以上のカカオ農家からウェットビーンズを購入発酵方式:並べた木箱乾燥方法:ビニールハウス内の木製乾燥台カカオ豆のフレーバー:キャラメリゼしたナッツ、ココア ホンジュラスはどんな国? ホンジュラス共和国は中央アメリカ中部に位置し、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグアに囲まれ、北はカリブ海、南は太平洋に面している国です。国土の面積は約11.2万㎢、日本の約1/3の大きさです。人口は974.6万人(2019年)で、公用語はスペイン語。ちなみに「ホンジュラス」という国名はスペイン語では「オンドゥラス」と発音し、16世紀初頭にコロンブスが来航した際、海が深すぎていかりが降ろせなかったことからスペイン語の「hondura(深み)」と称したことに由来するそうです。世界遺産に登録されている未開の熱帯雨林や、世界で最も美しいビーチのひとつに選ばれたこともあるロアタン島、マヤ文明のコパン遺跡など素晴らしい自然や観光名所がありながらも、麻薬の運び屋やギャングが集まり犯罪率が非常に高い「世界一危険な国のひとつ」とも言われる国です。 ホンジュラスのカカオ事情 国の主要産業はコーヒー、バナナなどの農林水産業で、中でもコーヒーは世界の生産量の4%を占め、国土の大部分が山岳地帯であることから品質の良いコーヒー豆が多いとも言われています。カカオについては、考古学的調査によると数千年もの間栽培されていて、紀元前1150年からはカカオが人類によって消費されていたという説もあります。しかし、1900年代後半になると経済成長やハリケーンなど自然災害の影響を受け、古くからある固有品種は絶滅の危機に瀕します。今ではカカオの生産量は年間約1,500トンと、世界の生産量の約0.04%しかありません。かつては多くの国際団体がこの地域の貧困問題を解決する手段のひとつとしてカカオの栽培に着手してきましたが、カカオは栽培期間が長くすぐに収入に繋がるものではないため、多くの農家がカカオの木や発酵箱とともに置き去りにされてきた歴史もあります。しかし、今ではホンジュラスに古くからある絶滅寸前だった品種を復活させたマヤン・レッドを含め、親木から接木をして農園を復活させる活動が少しずつ増えてきています。【関連記事】●シングルオリジンだからこそ、カカオの「産地」を大切に カカオ・ダイレクトについて カカオ・ダイレクトの創業者ジョージ・シュミットは、アメリカ陸軍としてワンプシルピ(現地では「ワンプゥ」と呼ばれています)で活動していました。滞在中、カカオ農園の荒れ果てた現状を知ったジョージは、除隊後ワンプシルピに帰還し、自らカカオ農家を一軒一軒訪ね、もう一度カカオの栽培をやらないかと協力を仰ぎました。ホンジュラス東部に位置するワンプシルピは、想像を絶する遠隔地にあります。近隣には1982年に世界自然遺産に登録された「リオ・プラタノ生物圏保護区」がありますが、この地域にはごく限られたアクセスしかなく、カカオ農園に辿り着くにはピパンテという丸太をくり抜いて作ったカヌーに乗り、生物保護区圏内のペトゥカ川を2日間かけて上流に渡らないといけません。そんな僻地でしたがジョージは諦めずカカオ農家に説得を続け、農家との間に仲介者がいないことを条件に、収穫後の生のカカオ豆(ウェットビーンズ)を購入し、発酵から乾燥、出荷までを行うカカオ・ダイレクトを創設しました。カカオ農家の多くは5ha以下の農地を所有する小規模農家。彼らはウェットビーンズをビニール袋に詰め、カカオ・ダイレクトが受け取る際にその場で現金収入を得ています。お互い直接顔を合わせ取り引きすることで、信頼性とカカオ豆の品質向上に繋がっています。 カカオ・ダイレクトがカカオを通して目指すこと 辺境の地でもあるワンプシルピはほぼ自給自足の生活でしたが、カカオ・ダイレクトはワンプシルピ初の企業体となり、彼らの取り組みによってワンプシルピの生活に紙幣が使われるようになりました。これは大きな変革です。さらに、2016年のCocoa of Excellence(カカオ豆のコンテスト)では見事優勝し、その賞金で学校に屋根と窓を取り付けるなど、地域全体の生活向上に寄与しています。カカオ・ダイレクトは市場価格よりも高い価格(ウェットビーンズで約$3.08/kg)で農家からカカオ豆を購入しています(ちなみに、すでに発酵・乾燥済みのカカオ豆の市場価格が$1.47/kgです)。そのカカオ豆を丁寧に発酵、乾燥することで、高品質のカカオ豆を高価格で販売することができます。Bean to Bar チョコレートで使用するカカオ豆の中では珍しい、全く酸味のない、熱帯雨林を彷彿とさせるミネラル感と土壌感のあるワンプゥ, ホンジュラスのカカオ豆。今では日本、アメリカ、ヨーロッパでもファンの多いカカオ豆になりました。彼らは全ての農家の顔を知っていることはもちろん、カカオ栽培の技術支援や道具のサポートも行い、長期的にカカオ農園をサポートし、更なるカカオ豆の品質向上に取り組んでいます。 ホンジュラスのBean to Bar チョコレートメーカー ・PALATO CHOCOLATE シェフ出身のモニが自国で採れる高品質のカカオ豆を使ってチョコレートを作りたいと思い立ち上げたBean to Bar チョコレートメーカー。ワンプゥ, ホンジュラスのカカオ豆を使用しています。 関連商品...
カカオの生産地を知ろう(ワンプゥ, ホンジュラス)
Sold out 生産者:Cacao Direct生産国:ホンジュラス地域:ワンプシルピ事業形態:中央発酵施設を持つ社会的企業カカオ豆:200軒以上のカカオ農家からウェットビーンズを購入発酵方式:並べた木箱乾燥方法:ビニールハウス内の木製乾燥台カカオ豆のフレーバー:キャラメリゼしたナッツ、ココア ホンジュラスはどんな国? ホンジュラス共和国は中央アメリカ中部に位置し、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグアに囲まれ、北はカリブ海、南は太平洋に面している国です。国土の面積は約11.2万㎢、日本の約1/3の大きさです。人口は974.6万人(2019年)で、公用語はスペイン語。ちなみに「ホンジュラス」という国名はスペイン語では「オンドゥラス」と発音し、16世紀初頭にコロンブスが来航した際、海が深すぎていかりが降ろせなかったことからスペイン語の「hondura(深み)」と称したことに由来するそうです。世界遺産に登録されている未開の熱帯雨林や、世界で最も美しいビーチのひとつに選ばれたこともあるロアタン島、マヤ文明のコパン遺跡など素晴らしい自然や観光名所がありながらも、麻薬の運び屋やギャングが集まり犯罪率が非常に高い「世界一危険な国のひとつ」とも言われる国です。 ホンジュラスのカカオ事情 国の主要産業はコーヒー、バナナなどの農林水産業で、中でもコーヒーは世界の生産量の4%を占め、国土の大部分が山岳地帯であることから品質の良いコーヒー豆が多いとも言われています。カカオについては、考古学的調査によると数千年もの間栽培されていて、紀元前1150年からはカカオが人類によって消費されていたという説もあります。しかし、1900年代後半になると経済成長やハリケーンなど自然災害の影響を受け、古くからある固有品種は絶滅の危機に瀕します。今ではカカオの生産量は年間約1,500トンと、世界の生産量の約0.04%しかありません。かつては多くの国際団体がこの地域の貧困問題を解決する手段のひとつとしてカカオの栽培に着手してきましたが、カカオは栽培期間が長くすぐに収入に繋がるものではないため、多くの農家がカカオの木や発酵箱とともに置き去りにされてきた歴史もあります。しかし、今ではホンジュラスに古くからある絶滅寸前だった品種を復活させたマヤン・レッドを含め、親木から接木をして農園を復活させる活動が少しずつ増えてきています。【関連記事】●シングルオリジンだからこそ、カカオの「産地」を大切に カカオ・ダイレクトについて カカオ・ダイレクトの創業者ジョージ・シュミットは、アメリカ陸軍としてワンプシルピ(現地では「ワンプゥ」と呼ばれています)で活動していました。滞在中、カカオ農園の荒れ果てた現状を知ったジョージは、除隊後ワンプシルピに帰還し、自らカカオ農家を一軒一軒訪ね、もう一度カカオの栽培をやらないかと協力を仰ぎました。ホンジュラス東部に位置するワンプシルピは、想像を絶する遠隔地にあります。近隣には1982年に世界自然遺産に登録された「リオ・プラタノ生物圏保護区」がありますが、この地域にはごく限られたアクセスしかなく、カカオ農園に辿り着くにはピパンテという丸太をくり抜いて作ったカヌーに乗り、生物保護区圏内のペトゥカ川を2日間かけて上流に渡らないといけません。そんな僻地でしたがジョージは諦めずカカオ農家に説得を続け、農家との間に仲介者がいないことを条件に、収穫後の生のカカオ豆(ウェットビーンズ)を購入し、発酵から乾燥、出荷までを行うカカオ・ダイレクトを創設しました。カカオ農家の多くは5ha以下の農地を所有する小規模農家。彼らはウェットビーンズをビニール袋に詰め、カカオ・ダイレクトが受け取る際にその場で現金収入を得ています。お互い直接顔を合わせ取り引きすることで、信頼性とカカオ豆の品質向上に繋がっています。 カカオ・ダイレクトがカカオを通して目指すこと 辺境の地でもあるワンプシルピはほぼ自給自足の生活でしたが、カカオ・ダイレクトはワンプシルピ初の企業体となり、彼らの取り組みによってワンプシルピの生活に紙幣が使われるようになりました。これは大きな変革です。さらに、2016年のCocoa of Excellence(カカオ豆のコンテスト)では見事優勝し、その賞金で学校に屋根と窓を取り付けるなど、地域全体の生活向上に寄与しています。カカオ・ダイレクトは市場価格よりも高い価格(ウェットビーンズで約$3.08/kg)で農家からカカオ豆を購入しています(ちなみに、すでに発酵・乾燥済みのカカオ豆の市場価格が$1.47/kgです)。そのカカオ豆を丁寧に発酵、乾燥することで、高品質のカカオ豆を高価格で販売することができます。Bean to Bar チョコレートで使用するカカオ豆の中では珍しい、全く酸味のない、熱帯雨林を彷彿とさせるミネラル感と土壌感のあるワンプゥ, ホンジュラスのカカオ豆。今では日本、アメリカ、ヨーロッパでもファンの多いカカオ豆になりました。彼らは全ての農家の顔を知っていることはもちろん、カカオ栽培の技術支援や道具のサポートも行い、長期的にカカオ農園をサポートし、更なるカカオ豆の品質向上に取り組んでいます。 ホンジュラスのBean to Bar チョコレートメーカー ・PALATO CHOCOLATE シェフ出身のモニが自国で採れる高品質のカカオ豆を使ってチョコレートを作りたいと思い立ち上げたBean to Bar チョコレートメーカー。ワンプゥ, ホンジュラスのカカオ豆を使用しています。 関連商品...