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【アップルパイ】リンゴの甘さとカカオニブの苦みが秀逸マッチ
月に1度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートのオンラインストア限定商品「パン詰め合わせ」。今回ご紹介するのは10月の月替わりパン「アップルパイ」です。世界中で愛されているといっても過言ではないアップルパイの歴史をたどりつつ、ダンデライオン・チョコレートこだわりのアップルパイについて、開発担当者であるファクトリー&カフェ蔵前のシェフ・辻舞(つじ まい)がご紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!●【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品●【クロワッサン・オ・ザマンド】チョコレートを存分に楽しむ工夫が肝●【コッペパン】昔ながらの優しい味わいにカカオの風味をのせて アップルパイの発祥は、実はイギリス アップルパイとは、一般的にパイ生地に砂糖で甘く煮たりんごを詰めて、オーブンで焼いた物のこと。アメリカの定番スイーツというイメージが強いため、発祥はアメリカだと思っている人が多いかもしれませんが、最も古いアップルパイのレシピはイギリスに残されており、14世紀までさかのぼるそうです。当時は砂糖の入手が困難だったことから砂糖を使っていないだけでなく、りんごの他にイチジク、レーズン、洋なしといったフルーツや、サフランが入っていたのだとか。アップルパイはその後、16世紀頃までにオランダやフランス、イタリア、ドイツなど、ヨーロッパ各国に広まっていきました。アメリカで食べられるようになったのはさらに遅く、17〜18世紀といわれています。その理由は、アメリカにはりんごがなかったため。17世紀に入り、ヨーロッパからやって来た宣教師によって(諸説あり)、ようやくりんごが持ち込まれ、収穫したりんごで彼らがアップルパイを作ったことが始まりだそう。さらに、1800年代に入ると、アメリカの開拓者の一人であるジョン・チャップマンが、現在のアメリカ東部から中西部にかけての開拓地一帯にりんごの種を植えて歩き、りんご栽培が定着。それが、アメリカでアップルパイが普及する要因になったと考えられています。 アップルパイの特徴は国によってさまざま 今やアメリカには、「As American as apple pie(アップルパイのようにアメリカ的だ)」という慣用句もあるほど、国民の生活に根づいているアップルパイ。日本におけるアップルパイは、そのアメリカから伝わったといわれています。日本には、平安時代中期(900年頃)の書物に「りんご」の名が記録されていますが、当時は野生種のため食用には適さず、観賞用でした。西洋りんごと呼ばれる、現在私たちがよく目にする食用のりんごが普及したのは、明治4年(1871年)以降。日本におけるりんごの歴史は、実はまだ150年程とは驚きですね。ヨーロッパからアメリカへ、アメリカから日本へと、りんごの伝来とともに広まっていったアップルパイ。その特徴もさまざまで、海外ではりんごのフィリングにシナモンやナツメグなどをきかせた物が一般的なのに対し、日本では砂糖のみで味つけされていることが多いといった違いがあります。ちなみに、ホール型のアップルパイで、パイ生地を編み目状にするのは日本特有の形なのだそう。他にも、オーストリアやドイツではりんごのフィリングを巻き寿司のように生地で巻く「アプフェルシュトゥルーデル」と呼ばれるスタイルがあったり、フランスでは一般的なアップルパイ以外に、りんごを丸ごとパイ生地で包んだ「ブールドロ」というお菓子があったりします。ユニークなところでは、フランスの「タルト・タタン」は、アップルパイを作ろうとして失敗したことから生まれたという説もあるそう。国ごとに異なる個性があるのも、それだけアップルパイが世界中で愛されている証拠といえるかもしれませんね。 味、食感、香りのすべてにこだわったりんごのフィリング ここからは、ダンデライオン・チョコレートのアップルパイについて、開発に携わった辻シェフが紹介します。アップルパイの主役といえば、りんごのフィリング。通常、焼き菓子や菓子パンに使用するりんごは「紅玉(こうぎょく)」が多いのですが、ダンデライオン・チョコレートのアップルパイでは「ふじ」を使っています。「紅玉は酸味があるのに加えて食感もしっかりしているので、一般的に煮込んで使うのに適した品種とされています。一方のふじは蜜が多く、そのまま食べておいしいのが特徴です。ダンデライオン・チョコレートのアップルパイは、フレッシュ感を残したフィリングにしたくて、あえてふじを選びました」食感も楽しんでいただけるよう、りんごは大きめにカット。煮込むのではなく砂糖とともに軽くキャラメリゼ(ソテー)することによって、りんご本来の味と香りを活かしました。「りんごと一緒にカカオニブ入りのアーモンドクリームを生地で包んでいるのですが、りんごを軽くキャラメリゼにすることで、そのアーモンドクリームとのマリアージュが引き立つんです。また、アーモンドクリームに混ぜ込んだカカオニブは粗めに砕いているので、噛むとカカオニブの風味が口の中で弾けるように広がり、キャラメリゼしたりんごの甘さとカカオニブの苦みや酸味のハーモニーを楽しんでいただけると思います」その味わいをさらに深めているのが、りんごをフランベする際に用いているラム酒です。「ラムの他にも、ブランデーやコアントローなど、いくつかのお酒を使って試作した結果、ネグリタというフランスのラムを使うことにしました。これは、香りに重厚さがあるのが魅力で、肌寒くなってくる10月の気候にも合うと思います」 そして、アップルパイの形にもこだわりがあります。「私と同じく商品開発を担当している森本シェフがよく言っているのですが、焼き菓子を焼くときはただ焼くのではなく、焼いている香りがお菓子自体に移ることもおいしさを生み出す要素のひとつという考え方があるんです。アップルパイなので、生地の表面にりんごのフィリングをのせて焼くこともできたんですけど、今回はおいしさを閉じ込めるイメージで、包むことにしました。そのため、クロワッサン生地も通常より薄く伸ばして、りんごの食感を邪魔しないように工夫しています」 アツアツのアップルパイがこの季節にぴったり! ダンデライオン・チョコレートのアップルパイは、りんご本来の甘さの中に、カカオニブの苦みがアクセントになった大人の味わい。甘い物をそんなに召しあがらない方でも、楽しんでいただける一品になっていると思います。また、「パン詰め合わせ」のパンは、急速冷凍してお届けしています。2時間程度常温で解凍したらトースターで温めることで、焼き立てのような状態で召しあがっていただくことができます。秋も深まるこの時期、ぜひアツアツのアップルパイで体も心も温まってください! パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
【アップルパイ】リンゴの甘さとカカオニブの苦みが秀逸マッチ
月に1度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートのオンラインストア限定商品「パン詰め合わせ」。今回ご紹介するのは10月の月替わりパン「アップルパイ」です。世界中で愛されているといっても過言ではないアップルパイの歴史をたどりつつ、ダンデライオン・チョコレートこだわりのアップルパイについて、開発担当者であるファクトリー&カフェ蔵前のシェフ・辻舞(つじ まい)がご紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!●【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品●【クロワッサン・オ・ザマンド】チョコレートを存分に楽しむ工夫が肝●【コッペパン】昔ながらの優しい味わいにカカオの風味をのせて アップルパイの発祥は、実はイギリス アップルパイとは、一般的にパイ生地に砂糖で甘く煮たりんごを詰めて、オーブンで焼いた物のこと。アメリカの定番スイーツというイメージが強いため、発祥はアメリカだと思っている人が多いかもしれませんが、最も古いアップルパイのレシピはイギリスに残されており、14世紀までさかのぼるそうです。当時は砂糖の入手が困難だったことから砂糖を使っていないだけでなく、りんごの他にイチジク、レーズン、洋なしといったフルーツや、サフランが入っていたのだとか。アップルパイはその後、16世紀頃までにオランダやフランス、イタリア、ドイツなど、ヨーロッパ各国に広まっていきました。アメリカで食べられるようになったのはさらに遅く、17〜18世紀といわれています。その理由は、アメリカにはりんごがなかったため。17世紀に入り、ヨーロッパからやって来た宣教師によって(諸説あり)、ようやくりんごが持ち込まれ、収穫したりんごで彼らがアップルパイを作ったことが始まりだそう。さらに、1800年代に入ると、アメリカの開拓者の一人であるジョン・チャップマンが、現在のアメリカ東部から中西部にかけての開拓地一帯にりんごの種を植えて歩き、りんご栽培が定着。それが、アメリカでアップルパイが普及する要因になったと考えられています。 アップルパイの特徴は国によってさまざま 今やアメリカには、「As American as apple pie(アップルパイのようにアメリカ的だ)」という慣用句もあるほど、国民の生活に根づいているアップルパイ。日本におけるアップルパイは、そのアメリカから伝わったといわれています。日本には、平安時代中期(900年頃)の書物に「りんご」の名が記録されていますが、当時は野生種のため食用には適さず、観賞用でした。西洋りんごと呼ばれる、現在私たちがよく目にする食用のりんごが普及したのは、明治4年(1871年)以降。日本におけるりんごの歴史は、実はまだ150年程とは驚きですね。ヨーロッパからアメリカへ、アメリカから日本へと、りんごの伝来とともに広まっていったアップルパイ。その特徴もさまざまで、海外ではりんごのフィリングにシナモンやナツメグなどをきかせた物が一般的なのに対し、日本では砂糖のみで味つけされていることが多いといった違いがあります。ちなみに、ホール型のアップルパイで、パイ生地を編み目状にするのは日本特有の形なのだそう。他にも、オーストリアやドイツではりんごのフィリングを巻き寿司のように生地で巻く「アプフェルシュトゥルーデル」と呼ばれるスタイルがあったり、フランスでは一般的なアップルパイ以外に、りんごを丸ごとパイ生地で包んだ「ブールドロ」というお菓子があったりします。ユニークなところでは、フランスの「タルト・タタン」は、アップルパイを作ろうとして失敗したことから生まれたという説もあるそう。国ごとに異なる個性があるのも、それだけアップルパイが世界中で愛されている証拠といえるかもしれませんね。 味、食感、香りのすべてにこだわったりんごのフィリング ここからは、ダンデライオン・チョコレートのアップルパイについて、開発に携わった辻シェフが紹介します。アップルパイの主役といえば、りんごのフィリング。通常、焼き菓子や菓子パンに使用するりんごは「紅玉(こうぎょく)」が多いのですが、ダンデライオン・チョコレートのアップルパイでは「ふじ」を使っています。「紅玉は酸味があるのに加えて食感もしっかりしているので、一般的に煮込んで使うのに適した品種とされています。一方のふじは蜜が多く、そのまま食べておいしいのが特徴です。ダンデライオン・チョコレートのアップルパイは、フレッシュ感を残したフィリングにしたくて、あえてふじを選びました」食感も楽しんでいただけるよう、りんごは大きめにカット。煮込むのではなく砂糖とともに軽くキャラメリゼ(ソテー)することによって、りんご本来の味と香りを活かしました。「りんごと一緒にカカオニブ入りのアーモンドクリームを生地で包んでいるのですが、りんごを軽くキャラメリゼにすることで、そのアーモンドクリームとのマリアージュが引き立つんです。また、アーモンドクリームに混ぜ込んだカカオニブは粗めに砕いているので、噛むとカカオニブの風味が口の中で弾けるように広がり、キャラメリゼしたりんごの甘さとカカオニブの苦みや酸味のハーモニーを楽しんでいただけると思います」その味わいをさらに深めているのが、りんごをフランベする際に用いているラム酒です。「ラムの他にも、ブランデーやコアントローなど、いくつかのお酒を使って試作した結果、ネグリタというフランスのラムを使うことにしました。これは、香りに重厚さがあるのが魅力で、肌寒くなってくる10月の気候にも合うと思います」 そして、アップルパイの形にもこだわりがあります。「私と同じく商品開発を担当している森本シェフがよく言っているのですが、焼き菓子を焼くときはただ焼くのではなく、焼いている香りがお菓子自体に移ることもおいしさを生み出す要素のひとつという考え方があるんです。アップルパイなので、生地の表面にりんごのフィリングをのせて焼くこともできたんですけど、今回はおいしさを閉じ込めるイメージで、包むことにしました。そのため、クロワッサン生地も通常より薄く伸ばして、りんごの食感を邪魔しないように工夫しています」 アツアツのアップルパイがこの季節にぴったり! ダンデライオン・チョコレートのアップルパイは、りんご本来の甘さの中に、カカオニブの苦みがアクセントになった大人の味わい。甘い物をそんなに召しあがらない方でも、楽しんでいただける一品になっていると思います。また、「パン詰め合わせ」のパンは、急速冷凍してお届けしています。2時間程度常温で解凍したらトースターで温めることで、焼き立てのような状態で召しあがっていただくことができます。秋も深まるこの時期、ぜひアツアツのアップルパイで体も心も温まってください! パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。

【親子向けワークショップ】小学1年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介
7月から8月にかけて毎年開催している、夏休みの親子向けワークショップ。多くの小学生のみなさんには、夏休みの自由研究に、という目的で参加していただいています。<ワークショップレポートはこちら>●【レポート】夏休み企画・親子向けワークショップ 回を重ねるごとに参加者のみなさんと私たちの距離も近くなり、ワークショップ後にまたお店に足を運んでいただいたり、「こんな風にまとめました!」と出来上がった自由研究を見せに来ていただくことも増えました。とても小学生とは思えない出来映えのものが本当に多く、スタッフ内でも「色使いが秀逸」「こんなに上手に包括的にまとめられるんだ」「私より詳しい!」など驚きの声が上がります。そんなみなさんの自由研究の成果を、私たちの中だけで止めておくのはもったいないので、今回「【親子向け】チョコレートの歴史を体験しよう!」と「ファクトリーツアー」に参加していただいた、小学1年生の自由研究をご紹介したいと思います! 驚かされるポイントはいくつもありますが、カカオが一体どんなものなのかから始まり、チョコレートの歴史、Bean to Bar チョコレートのつくりかた、最後にマヤ文明のチョコレートドリンクを自宅で再現するという構成からまとめかたまで、これを読めばチョコレートのことが一目で分かるレポートになっています。正直、特に歴史のクラスは小学1年生には難しすぎる内容だろうなと思っていましたが、これを見てしっかり理解していたことが分かり、とても嬉しくなりました。 小学校は今もなおオンライン授業、ご両親も在宅でお仕事となり、3時のおやつに皆で集まってチョコレートを食べながら、そのカカオの生産国についてお話ししたり、国旗を検索したりすることもあるそうです。活き活きと楽しそうにお話しする様子が目に浮かび、チョコレートを囲む家庭のあたたかさを感じることができました。元々チョコレートが大好きで、5歳の時にはカカオ分70%のチョコレートに目覚め、「将来はカカオ豆から作るチョコレート屋さんを開きたい」と夢を語っているそうです。私たちも、そんな未来のチョコレートメーカーの目標になれるよう、日々チョコレートづくりに励みたいと思います。来年もまた、楽しくワクワクするワークショップを開催しようと思いますので、お楽しみに。また、ご参加いただいたみなさまの「自由研究のウェブ展示会」を開催できたらいいなぁ、とも考えています。素敵なレポートをありがとうございました!またお店で会える日を、楽しみにしています! Bean to Bar チョコレートメイキングキット¥2,376(税込) チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。カカオ豆のフレーバーや甘さ、トッピングなどアレンジの仕方は無限大。オリジナルのチョコレート作りをぜひお楽しみください!
【親子向けワークショップ】小学1年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介
7月から8月にかけて毎年開催している、夏休みの親子向けワークショップ。多くの小学生のみなさんには、夏休みの自由研究に、という目的で参加していただいています。<ワークショップレポートはこちら>●【レポート】夏休み企画・親子向けワークショップ 回を重ねるごとに参加者のみなさんと私たちの距離も近くなり、ワークショップ後にまたお店に足を運んでいただいたり、「こんな風にまとめました!」と出来上がった自由研究を見せに来ていただくことも増えました。とても小学生とは思えない出来映えのものが本当に多く、スタッフ内でも「色使いが秀逸」「こんなに上手に包括的にまとめられるんだ」「私より詳しい!」など驚きの声が上がります。そんなみなさんの自由研究の成果を、私たちの中だけで止めておくのはもったいないので、今回「【親子向け】チョコレートの歴史を体験しよう!」と「ファクトリーツアー」に参加していただいた、小学1年生の自由研究をご紹介したいと思います! 驚かされるポイントはいくつもありますが、カカオが一体どんなものなのかから始まり、チョコレートの歴史、Bean to Bar チョコレートのつくりかた、最後にマヤ文明のチョコレートドリンクを自宅で再現するという構成からまとめかたまで、これを読めばチョコレートのことが一目で分かるレポートになっています。正直、特に歴史のクラスは小学1年生には難しすぎる内容だろうなと思っていましたが、これを見てしっかり理解していたことが分かり、とても嬉しくなりました。 小学校は今もなおオンライン授業、ご両親も在宅でお仕事となり、3時のおやつに皆で集まってチョコレートを食べながら、そのカカオの生産国についてお話ししたり、国旗を検索したりすることもあるそうです。活き活きと楽しそうにお話しする様子が目に浮かび、チョコレートを囲む家庭のあたたかさを感じることができました。元々チョコレートが大好きで、5歳の時にはカカオ分70%のチョコレートに目覚め、「将来はカカオ豆から作るチョコレート屋さんを開きたい」と夢を語っているそうです。私たちも、そんな未来のチョコレートメーカーの目標になれるよう、日々チョコレートづくりに励みたいと思います。来年もまた、楽しくワクワクするワークショップを開催しようと思いますので、お楽しみに。また、ご参加いただいたみなさまの「自由研究のウェブ展示会」を開催できたらいいなぁ、とも考えています。素敵なレポートをありがとうございました!またお店で会える日を、楽しみにしています! Bean to Bar チョコレートメイキングキット¥2,376(税込) チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。カカオ豆のフレーバーや甘さ、トッピングなどアレンジの仕方は無限大。オリジナルのチョコレート作りをぜひお楽しみください!

【コッペパン】昔ながらの優しい味わいにカカオの風味をのせて
月に1度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」。定番商品の最後にご紹介するのは、日本人にはなじみ深い「コッペパン」です。どこか懐かしい印象のコッペパンを、ダンデライオン・チョコレートらしくアレンジ。カカオニブを使ったニブシュガーとバターをのせ、優しい味わいは残しつつもカカオの香りをたっぷり楽しめる一品です。今回もコッペパンのあらましと、開発担当者であるファクトリー&カフェ蔵前のシェフ・辻舞(つじ まい)が、ダンデライオン・チョコレートのコッペパンのこだわりについて解説します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!●【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品●【クロワッサン・オ・ザマンド】チョコレートを存分に楽しむ工夫が肝 日本で生まれ、100年以上愛されているコッペパン 日本生まれのコッペパンが誕生したのは、1919年(大正8年)。アメリカでパンの製造技術を学んだ田辺玄平(たなべげんぺい)という人物が、日本陸軍へ納入するために開発した物が現在のコッペパンの原型といわれています。この田辺という人物、保存可能なドライイーストを完成させ、日本におけるパン文化の進化を後押しした立役者でもあります。コッペパンという名前の由来には諸説あり、現在有力視されているのは次の2つ。「切った」という意味のフランス語「coupe(クペ)」がなまって「コッペ」となった説と、ドイツ語で「山形」を意味する「koppe(コッペ)」が語源になっている説です。どちらが正確なものかはわかりませんが、「コッペ」という響きがかわいらしく、思わず口に出したくなる名前ですよね。 大正時代に生まれたコッペパンは、戦時中は配給品に限られていて、広く全国で認知されるようになったのは戦後しばらく経ってからのことでした。きっかけは、学校給食です。コッペパンは、1950年(昭和25年)に学校給食がスタートすると同時に提供されるようになりました。日本が食糧難にあった戦後間もない時期、進駐軍から大量の小麦粉と脱脂粉乳が放出されたこともあり、子どもたちの健康を考えて栄養価の高いコッペパンが採用されたそうです。 コッペパンがさまざまに進化していった近年 1960年後半には、コッペパンを油で揚げて砂糖をまぶした揚げパンが登場。甘くておいしいパンが子どもたちのあいだで大人気となりました。大人がコッペパンと聞いて懐かしい気持ちになるのは、学校給食として身近な存在だったことが大きく影響しているのかもしれませんね。見た目も味もシンプルなコッペパンは、さまざまなアレンジがきくのが魅力。そのまま食べるのはもちろん、近年は学校給食でおなじみの揚げパンを販売する専門店もあるほど。これ以外にも、コロッケや焼きそば、スパゲティなどを挟んだ総菜パン、つぶあんとマーガリンの他、ジャム、ピーナッツバターを挟んだ菓子パン、さらには生地に黒糖やレーズンを練り込んで焼き上げた物など、そのラインナップはバラエティに富んでいます。 ダンデライオン・チョコレートのコッペパンも、昔ながらのコッペパンらしさを残しつつ独自のアレンジを加えています。どのようなコッペパンになっているのか、辻シェフに紹介してもらいましょう。 ニブシュガーとバターの優しい香りに包まれるモダンなコッペパン ころっとした丸いフォルムに、カカオニブときび砂糖を混ぜたニブシュガーがかかったダンデライオン・チョコレートのコッペパン。これも、辻シェフが発案しました。「サンフランシスコ本店で作られているクイニーアマンのカカオニブの使い方を見て、それを応用できないかな、と思い作ってみました。コッペパンを焼くときに生地の上部に切れ込みを入れ、そこに北海道産の無塩バターを落とし、その上からニブシュガーをたっぷりかけて焼き上げています。召しあがっていただくと、バターとニブシュガーの風味をしっかり感じていただけると思います」 シンプルなパンだからこそ、生地自体のおいしさにもこだわりが。「コッペパンということで、学校給食に出てくるパンをイメージして作りました。生地にはほんの少し砂糖を足していますので、ほのかな甘みを楽しんでいただけると思います。ただ、油分などは一切加えていないので、一般的なコッペパンと比べると外側は比較的しっかりとした焼き上がりになっています。その分、内側のフワフワ感がより感じられるようになっていますよ」コッペパンというと、薄皮で全体的にフワッとしている印象ですが、ダンデライオン・チョコレートのコッペパンは、中はしっとりフワフワな一方、表面は厚みがあってしっかり。それが食べ応えにつながっています。「個人的には、牛乳との相性がすごく良いパンに仕上がったかなと思っています。給食で食べていたときと同じような感覚で、食事のお供として、おやつとして召しあがっていただけるとうれしいです」 ダンデライオン・チョコレートのコッペパンを食卓に 「日本人が好むパンの食感を意識した」と辻シェフが話すとおり、モチモチとしたパンとしての食べ応えと優しい甘みが魅力の、ダンデライオン・チョコレートのコッペパン。お子さんのおやつにおすすめなのはもちろん、シンプルな味わいは朝食、昼食、夕食と、あらゆるシーンで活躍すると思いますよ。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
【コッペパン】昔ながらの優しい味わいにカカオの風味をのせて
月に1度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」。定番商品の最後にご紹介するのは、日本人にはなじみ深い「コッペパン」です。どこか懐かしい印象のコッペパンを、ダンデライオン・チョコレートらしくアレンジ。カカオニブを使ったニブシュガーとバターをのせ、優しい味わいは残しつつもカカオの香りをたっぷり楽しめる一品です。今回もコッペパンのあらましと、開発担当者であるファクトリー&カフェ蔵前のシェフ・辻舞(つじ まい)が、ダンデライオン・チョコレートのコッペパンのこだわりについて解説します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!●【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品●【クロワッサン・オ・ザマンド】チョコレートを存分に楽しむ工夫が肝 日本で生まれ、100年以上愛されているコッペパン 日本生まれのコッペパンが誕生したのは、1919年(大正8年)。アメリカでパンの製造技術を学んだ田辺玄平(たなべげんぺい)という人物が、日本陸軍へ納入するために開発した物が現在のコッペパンの原型といわれています。この田辺という人物、保存可能なドライイーストを完成させ、日本におけるパン文化の進化を後押しした立役者でもあります。コッペパンという名前の由来には諸説あり、現在有力視されているのは次の2つ。「切った」という意味のフランス語「coupe(クペ)」がなまって「コッペ」となった説と、ドイツ語で「山形」を意味する「koppe(コッペ)」が語源になっている説です。どちらが正確なものかはわかりませんが、「コッペ」という響きがかわいらしく、思わず口に出したくなる名前ですよね。 大正時代に生まれたコッペパンは、戦時中は配給品に限られていて、広く全国で認知されるようになったのは戦後しばらく経ってからのことでした。きっかけは、学校給食です。コッペパンは、1950年(昭和25年)に学校給食がスタートすると同時に提供されるようになりました。日本が食糧難にあった戦後間もない時期、進駐軍から大量の小麦粉と脱脂粉乳が放出されたこともあり、子どもたちの健康を考えて栄養価の高いコッペパンが採用されたそうです。 コッペパンがさまざまに進化していった近年 1960年後半には、コッペパンを油で揚げて砂糖をまぶした揚げパンが登場。甘くておいしいパンが子どもたちのあいだで大人気となりました。大人がコッペパンと聞いて懐かしい気持ちになるのは、学校給食として身近な存在だったことが大きく影響しているのかもしれませんね。見た目も味もシンプルなコッペパンは、さまざまなアレンジがきくのが魅力。そのまま食べるのはもちろん、近年は学校給食でおなじみの揚げパンを販売する専門店もあるほど。これ以外にも、コロッケや焼きそば、スパゲティなどを挟んだ総菜パン、つぶあんとマーガリンの他、ジャム、ピーナッツバターを挟んだ菓子パン、さらには生地に黒糖やレーズンを練り込んで焼き上げた物など、そのラインナップはバラエティに富んでいます。 ダンデライオン・チョコレートのコッペパンも、昔ながらのコッペパンらしさを残しつつ独自のアレンジを加えています。どのようなコッペパンになっているのか、辻シェフに紹介してもらいましょう。 ニブシュガーとバターの優しい香りに包まれるモダンなコッペパン ころっとした丸いフォルムに、カカオニブときび砂糖を混ぜたニブシュガーがかかったダンデライオン・チョコレートのコッペパン。これも、辻シェフが発案しました。「サンフランシスコ本店で作られているクイニーアマンのカカオニブの使い方を見て、それを応用できないかな、と思い作ってみました。コッペパンを焼くときに生地の上部に切れ込みを入れ、そこに北海道産の無塩バターを落とし、その上からニブシュガーをたっぷりかけて焼き上げています。召しあがっていただくと、バターとニブシュガーの風味をしっかり感じていただけると思います」 シンプルなパンだからこそ、生地自体のおいしさにもこだわりが。「コッペパンということで、学校給食に出てくるパンをイメージして作りました。生地にはほんの少し砂糖を足していますので、ほのかな甘みを楽しんでいただけると思います。ただ、油分などは一切加えていないので、一般的なコッペパンと比べると外側は比較的しっかりとした焼き上がりになっています。その分、内側のフワフワ感がより感じられるようになっていますよ」コッペパンというと、薄皮で全体的にフワッとしている印象ですが、ダンデライオン・チョコレートのコッペパンは、中はしっとりフワフワな一方、表面は厚みがあってしっかり。それが食べ応えにつながっています。「個人的には、牛乳との相性がすごく良いパンに仕上がったかなと思っています。給食で食べていたときと同じような感覚で、食事のお供として、おやつとして召しあがっていただけるとうれしいです」 ダンデライオン・チョコレートのコッペパンを食卓に 「日本人が好むパンの食感を意識した」と辻シェフが話すとおり、モチモチとしたパンとしての食べ応えと優しい甘みが魅力の、ダンデライオン・チョコレートのコッペパン。お子さんのおやつにおすすめなのはもちろん、シンプルな味わいは朝食、昼食、夕食と、あらゆるシーンで活躍すると思いますよ。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。

チョコレートプリンのレシピ・作り方
おうちで過ごす時間を豊かにするレシピ、今回は「チョコレートプリン」です。プリンといえば、日本人には身近なスイーツの代表格ですが、このチョコレートプリンはBean to Bar チョコレート専門店ならではのシンプルさが特徴。原材料は牛乳、砂糖、卵、チョコレートで、素材の味をダイレクトに伝えることにこだわりました。シンプルさを追求したからこそ味わえる風味の奥深さを、おうちでも存分に味わってください。 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 レシピ紹介 チョコレートプリン個数:100ml容器5個分調理時間:焼き上がりまで約1時間、その後冷蔵庫で3時間ほど冷やし固める 【材料】 牛乳:300ml(この分量のうち、50ml程度を別に取り分けておく) きび砂糖:40g 全卵:2個(Lサイズ) 卵黄:1個 チョコレート:50g バニラエッセンス:1cc(お好みで) 生クリーム:100g(お好みで) 【必要な道具】 スケール 片手鍋 ボウル ホイッパー ゴムべら 茶こし メジャーカップ 耐熱容器(ココットなど。今回は100ml容器を 用) 深めのバット 湯せん焼き(※)用のお湯...
チョコレートプリンのレシピ・作り方
おうちで過ごす時間を豊かにするレシピ、今回は「チョコレートプリン」です。プリンといえば、日本人には身近なスイーツの代表格ですが、このチョコレートプリンはBean to Bar チョコレート専門店ならではのシンプルさが特徴。原材料は牛乳、砂糖、卵、チョコレートで、素材の味をダイレクトに伝えることにこだわりました。シンプルさを追求したからこそ味わえる風味の奥深さを、おうちでも存分に味わってください。 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 レシピ紹介 チョコレートプリン個数:100ml容器5個分調理時間:焼き上がりまで約1時間、その後冷蔵庫で3時間ほど冷やし固める 【材料】 牛乳:300ml(この分量のうち、50ml程度を別に取り分けておく) きび砂糖:40g 全卵:2個(Lサイズ) 卵黄:1個 チョコレート:50g バニラエッセンス:1cc(お好みで) 生クリーム:100g(お好みで) 【必要な道具】 スケール 片手鍋 ボウル ホイッパー ゴムべら 茶こし メジャーカップ 耐熱容器(ココットなど。今回は100ml容器を 用) 深めのバット 湯せん焼き(※)用のお湯...

【クロワッサン・オ・ザマンド】チョコレートを存分に楽しむ工夫が肝
月に1度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」。今回は「クロワッサン・オ・ザマンド」を紹介します。クロワッサン・オ・ザマンドは、シロップにつけたクロワッサン生地に、アーモンドクリームを挟んだ物。パン屋さんに並ぶ、クロワッサンをつぶしたような形に見覚えがある人もいるのではないでしょうか。ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」で最初に開発されたのが、このクロワッサン・オ・ザマンドです。今回は、一般的なクロワッサン・オ・ザマンドとはどういう物か解説いたします。また、ファクトリー&カフェ蔵前の辻舞(つじ まい)シェフも思い入れがあるという、ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドについてもご紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!●【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品 フードロス問題から生まれたクロワッサン・オ・ザマンド クロワッサンをアレンジした菓子パン、クロワッサン・オ・ザマンド。ふんわりサクサクのクロワッサンとは異なり、平たくつぶれた見た目と、シロップを含んだしっとりとした食感が特徴です。実は、このクロワッサン・オ・ザマンドが誕生したきっかけには、フードロス問題があるといわれています。焼き立てのクロワッサンは生地がサクサクで、それがおいしさの理由のひとつ。しかし、そのサクサク感は時間の経過とともに失われてしまうため、長時間店頭に並べておくことができません。とはいえ、食べられなくなったわけではないので、余ったクロワッサンを無駄にせず、おいしく食べられるようにと考案されたのが、クロワッサン・オ・ザマンドなのです。 クロワッサン以外にどのような素材が使われているかというと、お店によって多少の違いはありますが、シロップやラム酒に浸したクロワッサンでアーモンドクリームを挟み、さらに上からもアーモンドクリームをかけて焼き上げるのが一般的。シロップに浸した内側はしっとり、表面はカリッと香ばしい仕上がりに虜になってしまう人も多いのだとか。アーモンドクリームの量や使っているシロップ、元々のクロワッサンの味によっても、まったく異なる味わいとなるので、いろいろなお店のクロワッサン・オ・ザマンドを食べ比べてみるのもおもしろそうです。では、ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドはどのように誕生したのか、開発を担当した辻シェフが紹介します。 チョコレートの味わいを楽しめるよう、重たくなりすぎないようにする工夫も そもそもは、フードロス対策として作られたクロワッサン・オ・ザマンドですが、今ではそれを作るためにクロワッサンを焼いているお店もあるほど人気のパン。ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドは、「パン詰め合わせ」の中で最初に開発された物です。「もともとは、以前あった鎌倉店の限定メニューとして開発をしたことがある商品です。鎌倉には外で朝食を食べる文化があることから、朝食にもなるパンとチョコレートをイメージしたペストリーを考えました。当時、店舗に来れないと食べれない商品として、よりシンプルでダイレクトにチョコレートの良さを表現する為、トーストしたクロワッサンにパリパリのチョコレートをサンドしたものを販売することに決まり、私も好きな商品でしたが同じくらい思い入れのあるザマンドを今回、コロナという状況になり、お家時間を楽しむ為に、という話が出た時に1番最初に頭に浮かびました。」 一般的なクロワッサン・オ・ザマンドは、クロワッサンのあいだにアーモンドクリームを挟んでいますが、ダンデライオン・チョコレートでは、それに加えてチョコレートを挟んでいます。「チョコレートはドミニカ共和国産のカカオを使っています。やはりこだわりのチョコレートですので、その風味やおいしさをしっかりと感じていただきたく、生地の中央に詰め込みました。また、アーモンドクリームには通常よりも細かく砕いたカカオニブを混ぜています。こちらは、噛めば噛むほどカカオの香りが口の中に広がりますので、ダンデライオン・チョコレートならではの味わいを堪能していただける仕上がりになっていると思います」こだわりはチョコレートにとどまらず、クロワッサンを漬け込むシロップにも秘密が。「シロップは市販の物を使わず、オリジナルで作っています。甘くなりすぎないように砂糖を控えめにしているだけでなく、香りづけにフレッシュなレモンのスライスを入れているんです。召しあがったときにレモンの味を感じる方はほぼいらっしゃらないと思うのですが、実はこのレモンがとても重要。というのも、クロワッサン・オ・ザマンドは、使われている材料からもわかるとおり、ボリュームのあるパン。料理をする際にも、塩を少し入れるとクッと締まるようなイメージで、レモンを入れることで少し輪郭が出るような。隠し味程度ではあるものの、あるとないとでは全然違うんですよ」 スタッフも太鼓判を押す人気パン クロワッサン・オ・ザマンドは、ダンデライオン・チョコレートのスタッフのあいだでも大人気のパン。味も大きさもボリューミーなので、朝食として食べるのはもちろん、おやつに少しずつ食べるのもおすすめです。ダンデライオン・チョコレートが自信を持って展開するチョコレートの風味を、存分に味わっていただけるパンになっていますので、ぜひ召しあがってみてください。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。
【クロワッサン・オ・ザマンド】チョコレートを存分に楽しむ工夫が肝
月に1度、毎月替わる限定パンと定番のパン4種類の計5種類(7個)が届く、ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」。今回は「クロワッサン・オ・ザマンド」を紹介します。クロワッサン・オ・ザマンドは、シロップにつけたクロワッサン生地に、アーモンドクリームを挟んだ物。パン屋さんに並ぶ、クロワッサンをつぶしたような形に見覚えがある人もいるのではないでしょうか。ダンデライオン・チョコレートの「パン詰め合わせ」で最初に開発されたのが、このクロワッサン・オ・ザマンドです。今回は、一般的なクロワッサン・オ・ザマンドとはどういう物か解説いたします。また、ファクトリー&カフェ蔵前の辻舞(つじ まい)シェフも思い入れがあるという、ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドについてもご紹介します。 パン詰め合わせ(7個) ¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。 <これまでの記事>●【パン・オ・ショコラ】チョコレートと生地の食感バランスに注目!●【クイニーアマン】形も味も一線を画すオリジナリティあふれる一品 フードロス問題から生まれたクロワッサン・オ・ザマンド クロワッサンをアレンジした菓子パン、クロワッサン・オ・ザマンド。ふんわりサクサクのクロワッサンとは異なり、平たくつぶれた見た目と、シロップを含んだしっとりとした食感が特徴です。実は、このクロワッサン・オ・ザマンドが誕生したきっかけには、フードロス問題があるといわれています。焼き立てのクロワッサンは生地がサクサクで、それがおいしさの理由のひとつ。しかし、そのサクサク感は時間の経過とともに失われてしまうため、長時間店頭に並べておくことができません。とはいえ、食べられなくなったわけではないので、余ったクロワッサンを無駄にせず、おいしく食べられるようにと考案されたのが、クロワッサン・オ・ザマンドなのです。 クロワッサン以外にどのような素材が使われているかというと、お店によって多少の違いはありますが、シロップやラム酒に浸したクロワッサンでアーモンドクリームを挟み、さらに上からもアーモンドクリームをかけて焼き上げるのが一般的。シロップに浸した内側はしっとり、表面はカリッと香ばしい仕上がりに虜になってしまう人も多いのだとか。アーモンドクリームの量や使っているシロップ、元々のクロワッサンの味によっても、まったく異なる味わいとなるので、いろいろなお店のクロワッサン・オ・ザマンドを食べ比べてみるのもおもしろそうです。では、ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドはどのように誕生したのか、開発を担当した辻シェフが紹介します。 チョコレートの味わいを楽しめるよう、重たくなりすぎないようにする工夫も そもそもは、フードロス対策として作られたクロワッサン・オ・ザマンドですが、今ではそれを作るためにクロワッサンを焼いているお店もあるほど人気のパン。ダンデライオン・チョコレートのクロワッサン・オ・ザマンドは、「パン詰め合わせ」の中で最初に開発された物です。「もともとは、以前あった鎌倉店の限定メニューとして開発をしたことがある商品です。鎌倉には外で朝食を食べる文化があることから、朝食にもなるパンとチョコレートをイメージしたペストリーを考えました。当時、店舗に来れないと食べれない商品として、よりシンプルでダイレクトにチョコレートの良さを表現する為、トーストしたクロワッサンにパリパリのチョコレートをサンドしたものを販売することに決まり、私も好きな商品でしたが同じくらい思い入れのあるザマンドを今回、コロナという状況になり、お家時間を楽しむ為に、という話が出た時に1番最初に頭に浮かびました。」 一般的なクロワッサン・オ・ザマンドは、クロワッサンのあいだにアーモンドクリームを挟んでいますが、ダンデライオン・チョコレートでは、それに加えてチョコレートを挟んでいます。「チョコレートはドミニカ共和国産のカカオを使っています。やはりこだわりのチョコレートですので、その風味やおいしさをしっかりと感じていただきたく、生地の中央に詰め込みました。また、アーモンドクリームには通常よりも細かく砕いたカカオニブを混ぜています。こちらは、噛めば噛むほどカカオの香りが口の中に広がりますので、ダンデライオン・チョコレートならではの味わいを堪能していただける仕上がりになっていると思います」こだわりはチョコレートにとどまらず、クロワッサンを漬け込むシロップにも秘密が。「シロップは市販の物を使わず、オリジナルで作っています。甘くなりすぎないように砂糖を控えめにしているだけでなく、香りづけにフレッシュなレモンのスライスを入れているんです。召しあがったときにレモンの味を感じる方はほぼいらっしゃらないと思うのですが、実はこのレモンがとても重要。というのも、クロワッサン・オ・ザマンドは、使われている材料からもわかるとおり、ボリュームのあるパン。料理をする際にも、塩を少し入れるとクッと締まるようなイメージで、レモンを入れることで少し輪郭が出るような。隠し味程度ではあるものの、あるとないとでは全然違うんですよ」 スタッフも太鼓判を押す人気パン クロワッサン・オ・ザマンドは、ダンデライオン・チョコレートのスタッフのあいだでも大人気のパン。味も大きさもボリューミーなので、朝食として食べるのはもちろん、おやつに少しずつ食べるのもおすすめです。ダンデライオン・チョコレートが自信を持って展開するチョコレートの風味を、存分に味わっていただけるパンになっていますので、ぜひ召しあがってみてください。 パン詰め合わせ(7個)¥3,456(税込)朝食やおやつとして、わたしたちのチョコレートをもっと身近に日常のなかで味わっていただきたいという想いから生まれたダンデライオン・チョコレートオリジナルのパンセットです。お届けするパンは毎月替わる限定パンを含め、全部で5種類(7個)。蔵前のキッチンでひとつひとつ心を込めてつくっています。

カカオの生産地を知ろう(ハシエンダ・アズール, コスタリカ)
Sold out 生産者:Hacienda Azul生産国:コスタリカ地域:トゥリアルバ事業形態:私有地の農園と発酵施設カカオ豆:私有地で栽培発酵方式:5段のひな壇式発酵箱乾燥方法:ビニールハウス内にあるメッシュの乾燥台カカオ豆のフレーバー:ココア、甘いキャラメル コスタリカはどんな国? 国土の面積は約5.1万㎢で、九州と四国を合わせた広さ。人口は504.8万人(2019年)で、国土の1/4が国立公園や自然保護区の豊かな自然と動植物の宝庫でもあります。また、近隣の中央アメリカの国々と異なり「中米のスイス」とも言われる非武装中立国で、中米で最も安定した民主国家と言われています。公用語はスペイン語、国名の「コスタ・リカ」とはスペイン語で「富める海岸」という意味です。 コロンブスが黄金の装身具を身に着けた先住民を見て「コスタ・デル・オロ(黄金の海岸)」と名付けたことに由来するそうですが、その後、金が産出しないことが分かり「コスタ・リカ」に改めたと言われています。 コスタリカのカカオ事情 国の主要産業はバナナ、パイナップル、コーヒー等の農業です。その中でカカオは紀元前400年頃から消費されていたという調査結果もありますが、世界の中ではかなり少ない年間生産量約500トン(約0.01%)にとどまっています。しかし、自然農法にこだわった家族経営の小規模農家や、グリーンツーリズム(農村活性化政策)を活用したサステナブルな農園経営を目指す農家も多く、自然豊かなコスタリカならではの発展を遂げています。また、コスタリカには創設約50年になるCATIEという熱帯農業研究高等教育センターがあります。このセンターでは中米・カリブ海諸国の小規模カカオ農家が抱える農業問題に対する技術支援と研究を目的としており、品種の管理や研究をはじめ、近隣諸国のカカオ農園に品種の提言を行うなど、積極的に協力しています。その土地に合った品種をアドバイスするこで、中南米のカカオ農園の多くがカカオの品質向上と農家の収入安定に繋がっています。 ハシエンダ・アズールについて ハシエンダ・アズールの農園は、コスタリカの首都サン・ホセの西側に位置するトゥリアルバというのどかな街にあります。緩やかに傾斜した丘を分けるように川が流れ、とても美しい景観の農園です。ウィルフレッド・ズーナー一家が運営しているこの農園のカカオの木は、約87ヘクタールのうちほぼ半分が、この10年で植林されたものです。CATIEがこれまで研究してきた中から高品質で耐病性の高い6品種(CATIE-R1、CATIE-R4、CATIE-R6、CC-187、ICS-95 T1、PMCT-58)を選定し栽培しています。ちなみにこれらはカカオ同士の交配によって出来た品種で、遺伝子組み替えではありません。ハシエンダ・アズールのカカオ豆は毎年安定した品質とフレーバーで、日本人にも親しみやすいお茶のような味わいが特徴で、海外のチョコレートメーカーにも愛される産地となっています。 ハシエンダ・アズールが目指すカカオ農園 ハシエンダ・アズールでは、カカオの収穫後の工程にも、作業効率を考慮した上で高品質なカカオ豆をつくる一手間があります。カカオの木はあえて緩やかな傾斜地に植え、カカオを刈り取ると地面に落ちて丘の下まで転がり落ちるようにし、それをトラックで集めます。重たいカカオの実を運ぶ手間がなくなり作業効率が上がるように考えられています。また、通常カカオ豆を発酵した後すぐに乾燥させますが、この農園では発酵後水洗いをしてから乾燥させています。水で洗うことによって、乾燥作業が容易になるのと同時に品質も安定します。また、乾燥に使用する台は比較的小さいサイズのもので、カカオ豆をトンボではなく手で返すことで都度不良品を仕分け、品質の良いカカオ豆だけを袋詰めしています。まるで教科書に載っているような計算通りの農園設計の中に、ひとつひとつの工程を大事に一手間加えたカカオ豆。ハシエンダ・アズールのカカオ豆に触れると、彼らの努力が伝わり、よりおいしいチョコレートにしようという気持ちになります。 コスタリカのBean to Bar チョコレートメーカー ・Sibu Chocolate2007年に創業した、カカオの栽培から発酵・乾燥、そしてチョコレートまでの全行程を自身で手がけるTree to Bar チョコレートメーカー。原材料はコスタリカ産のものにこだわり、商品パッケージにはカカオ豆の外皮を再利用したリサイクルペーパーを使用しています。日本での購入先はこちら。 関連商品 ハシエンダ・アズール, コスタリカ 70%¥1,400(税込)コスタリカの中央部カルタゴ州にある、活火山で知られるトゥリアルバ近くの「ハシエンダ・アズール」という小さな家族経営の農園で作られたオーガニック・カカオ豆。終盤にかけて徐々に高まるフレーバーの変化が特徴で、紅茶や青茶(半発酵茶)に合わせると更に風味が楽しめます。 ハシエンダ・アズール, コスタリカ...
カカオの生産地を知ろう(ハシエンダ・アズール, コスタリカ)
Sold out 生産者:Hacienda Azul生産国:コスタリカ地域:トゥリアルバ事業形態:私有地の農園と発酵施設カカオ豆:私有地で栽培発酵方式:5段のひな壇式発酵箱乾燥方法:ビニールハウス内にあるメッシュの乾燥台カカオ豆のフレーバー:ココア、甘いキャラメル コスタリカはどんな国? 国土の面積は約5.1万㎢で、九州と四国を合わせた広さ。人口は504.8万人(2019年)で、国土の1/4が国立公園や自然保護区の豊かな自然と動植物の宝庫でもあります。また、近隣の中央アメリカの国々と異なり「中米のスイス」とも言われる非武装中立国で、中米で最も安定した民主国家と言われています。公用語はスペイン語、国名の「コスタ・リカ」とはスペイン語で「富める海岸」という意味です。 コロンブスが黄金の装身具を身に着けた先住民を見て「コスタ・デル・オロ(黄金の海岸)」と名付けたことに由来するそうですが、その後、金が産出しないことが分かり「コスタ・リカ」に改めたと言われています。 コスタリカのカカオ事情 国の主要産業はバナナ、パイナップル、コーヒー等の農業です。その中でカカオは紀元前400年頃から消費されていたという調査結果もありますが、世界の中ではかなり少ない年間生産量約500トン(約0.01%)にとどまっています。しかし、自然農法にこだわった家族経営の小規模農家や、グリーンツーリズム(農村活性化政策)を活用したサステナブルな農園経営を目指す農家も多く、自然豊かなコスタリカならではの発展を遂げています。また、コスタリカには創設約50年になるCATIEという熱帯農業研究高等教育センターがあります。このセンターでは中米・カリブ海諸国の小規模カカオ農家が抱える農業問題に対する技術支援と研究を目的としており、品種の管理や研究をはじめ、近隣諸国のカカオ農園に品種の提言を行うなど、積極的に協力しています。その土地に合った品種をアドバイスするこで、中南米のカカオ農園の多くがカカオの品質向上と農家の収入安定に繋がっています。 ハシエンダ・アズールについて ハシエンダ・アズールの農園は、コスタリカの首都サン・ホセの西側に位置するトゥリアルバというのどかな街にあります。緩やかに傾斜した丘を分けるように川が流れ、とても美しい景観の農園です。ウィルフレッド・ズーナー一家が運営しているこの農園のカカオの木は、約87ヘクタールのうちほぼ半分が、この10年で植林されたものです。CATIEがこれまで研究してきた中から高品質で耐病性の高い6品種(CATIE-R1、CATIE-R4、CATIE-R6、CC-187、ICS-95 T1、PMCT-58)を選定し栽培しています。ちなみにこれらはカカオ同士の交配によって出来た品種で、遺伝子組み替えではありません。ハシエンダ・アズールのカカオ豆は毎年安定した品質とフレーバーで、日本人にも親しみやすいお茶のような味わいが特徴で、海外のチョコレートメーカーにも愛される産地となっています。 ハシエンダ・アズールが目指すカカオ農園 ハシエンダ・アズールでは、カカオの収穫後の工程にも、作業効率を考慮した上で高品質なカカオ豆をつくる一手間があります。カカオの木はあえて緩やかな傾斜地に植え、カカオを刈り取ると地面に落ちて丘の下まで転がり落ちるようにし、それをトラックで集めます。重たいカカオの実を運ぶ手間がなくなり作業効率が上がるように考えられています。また、通常カカオ豆を発酵した後すぐに乾燥させますが、この農園では発酵後水洗いをしてから乾燥させています。水で洗うことによって、乾燥作業が容易になるのと同時に品質も安定します。また、乾燥に使用する台は比較的小さいサイズのもので、カカオ豆をトンボではなく手で返すことで都度不良品を仕分け、品質の良いカカオ豆だけを袋詰めしています。まるで教科書に載っているような計算通りの農園設計の中に、ひとつひとつの工程を大事に一手間加えたカカオ豆。ハシエンダ・アズールのカカオ豆に触れると、彼らの努力が伝わり、よりおいしいチョコレートにしようという気持ちになります。 コスタリカのBean to Bar チョコレートメーカー ・Sibu Chocolate2007年に創業した、カカオの栽培から発酵・乾燥、そしてチョコレートまでの全行程を自身で手がけるTree to Bar チョコレートメーカー。原材料はコスタリカ産のものにこだわり、商品パッケージにはカカオ豆の外皮を再利用したリサイクルペーパーを使用しています。日本での購入先はこちら。 関連商品 ハシエンダ・アズール, コスタリカ 70%¥1,400(税込)コスタリカの中央部カルタゴ州にある、活火山で知られるトゥリアルバ近くの「ハシエンダ・アズール」という小さな家族経営の農園で作られたオーガニック・カカオ豆。終盤にかけて徐々に高まるフレーバーの変化が特徴で、紅茶や青茶(半発酵茶)に合わせると更に風味が楽しめます。 ハシエンダ・アズール, コスタリカ...