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【夏休み親子向けワークショップ②】小学4年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

【夏休み親子向けワークショップ②】小学4年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

毎年7月から8月にかけて開催している、夏休みの親子向けワークショップ。多くの小学生のみなさんには、夏休みの自由研究に、という目的で参加していただいています。 今回は「【親子向け】チョコレートの歴史を体験しよう!」のクラスに参加していただいた、小学4年生の自由研究をご紹介します。 なんと、約50ページの超大作!ワークショップの体験だけでなく、自宅でカカオ豆からチョコレートを作ってみたり、フェアトレードについても調べたりしたそうです。 一部ですが、これだけでも十分読み応えのある内容です。ぜひじっくりご覧ください! チョコレートが「なぜ口の中で溶けるのか」「なぜ甘くて幸せな気持ちになるのか」、好きだからこその着眼点ですね。「目次」や「チョコレート」の文字がチョコレートのように溶けているのも凝っています。 カカオニブを食べた時の顔、味わいが伝わりますね。普段食べているチョコレートにはお砂糖がたくさん入っている、という気づきになりました。 自分でチョコレートを作ることでその大変さを体感し、その体験をもとに「なぜ安いチョコレートもあるのか」という疑問を持ち、さらにフェアトレードについて調べる探究心は素晴らしいことです。 ワークショップでは、とても興味津々な様子で取り組んでいたのが印象的でした。チョコレートについてたくさん調べたことを、一冊の本のような内容の濃いレポートにまとめていただき、私たちもとても嬉しくなりました。 またお店で会える日を、楽しみにしています。 親子で参加できるワークショップは、これから行事やイベントにあわせて開催します。どうぞお楽しみに! ご自宅でカカオ豆からチョコレートを作ることができる「Bean to Bar チョコレートメイキングキット」も好評発売中。 チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。

【夏休み親子向けワークショップ②】小学4年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

毎年7月から8月にかけて開催している、夏休みの親子向けワークショップ。多くの小学生のみなさんには、夏休みの自由研究に、という目的で参加していただいています。 今回は「【親子向け】チョコレートの歴史を体験しよう!」のクラスに参加していただいた、小学4年生の自由研究をご紹介します。 なんと、約50ページの超大作!ワークショップの体験だけでなく、自宅でカカオ豆からチョコレートを作ってみたり、フェアトレードについても調べたりしたそうです。 一部ですが、これだけでも十分読み応えのある内容です。ぜひじっくりご覧ください! チョコレートが「なぜ口の中で溶けるのか」「なぜ甘くて幸せな気持ちになるのか」、好きだからこその着眼点ですね。「目次」や「チョコレート」の文字がチョコレートのように溶けているのも凝っています。 カカオニブを食べた時の顔、味わいが伝わりますね。普段食べているチョコレートにはお砂糖がたくさん入っている、という気づきになりました。 自分でチョコレートを作ることでその大変さを体感し、その体験をもとに「なぜ安いチョコレートもあるのか」という疑問を持ち、さらにフェアトレードについて調べる探究心は素晴らしいことです。 ワークショップでは、とても興味津々な様子で取り組んでいたのが印象的でした。チョコレートについてたくさん調べたことを、一冊の本のような内容の濃いレポートにまとめていただき、私たちもとても嬉しくなりました。 またお店で会える日を、楽しみにしています。 親子で参加できるワークショップは、これから行事やイベントにあわせて開催します。どうぞお楽しみに! ご自宅でカカオ豆からチョコレートを作ることができる「Bean to Bar チョコレートメイキングキット」も好評発売中。 チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。

【夏休み親子向けワークショップ①】小学3年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

【夏休み親子向けワークショップ①】小学3年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

毎年7月から8月にかけて開催している、夏休みの親子向けワークショップ。多くの小学生のみなさんには、夏休みの自由研究に、という目的で参加していただいています。 チョコレートには長い歴史があり、製造工程も多く、すべてをまとめるには難しいように感じますが、毎年完成度の高い自由研究に私たちも驚かされます。 今年は「【親子向け】チョコレートのつくりかたを学ぼう!」のクラスに参加していただいた、小学3年生の自由研究をご紹介します。 参加したご本人はチョコレートが苦手でしたが、なぜ家族のみんなはチョコレートが好きなのだろう、と疑問に思い参加したそうです。 ご家族にインタビューをして、なぜそう思うのか、本でチョコレートの成分について調べて考察しています。 また、チョコレートの作り方からテイスティングの仕方まで、ワークショップで学んだことを細かく丁寧にまとめてくれました。 チョコレートのテイスティング中はお水を片手に、観察しながら慎重に食べ進めていました。苦手なチョコレート、いきなりカカオ分70%のものではちょっとハードルが高かったでしょうか? この自由研究を通して「好みのチョコレートをおすすめできるようになった」という頼もしい感想も。自身が苦手なことを敢えて自由研究の課題にする探究心はすばらしいと思います。また、「チョコレート好きな妹にも教えてあげるんだ」と言っていた姿も、素敵なお兄ちゃんだと思いました。 今年は計5回の夏休みワークショップを開催し、各回満席をいただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 親子で参加できるワークショップは、これから行事やイベントにあわせて開催しようと思いますので、お楽しみに。 素敵なレポートをありがとうございました!またお店で会える日を、楽しみにしています。 Bean to Bar チョコレートメイキングキット チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。 カカオ豆のフレーバーや甘さ、トッピングなどアレンジの仕方は無限大。オリジナルのチョコレート作りをぜひお楽しみください!

【夏休み親子向けワークショップ①】小学3年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

毎年7月から8月にかけて開催している、夏休みの親子向けワークショップ。多くの小学生のみなさんには、夏休みの自由研究に、という目的で参加していただいています。 チョコレートには長い歴史があり、製造工程も多く、すべてをまとめるには難しいように感じますが、毎年完成度の高い自由研究に私たちも驚かされます。 今年は「【親子向け】チョコレートのつくりかたを学ぼう!」のクラスに参加していただいた、小学3年生の自由研究をご紹介します。 参加したご本人はチョコレートが苦手でしたが、なぜ家族のみんなはチョコレートが好きなのだろう、と疑問に思い参加したそうです。 ご家族にインタビューをして、なぜそう思うのか、本でチョコレートの成分について調べて考察しています。 また、チョコレートの作り方からテイスティングの仕方まで、ワークショップで学んだことを細かく丁寧にまとめてくれました。 チョコレートのテイスティング中はお水を片手に、観察しながら慎重に食べ進めていました。苦手なチョコレート、いきなりカカオ分70%のものではちょっとハードルが高かったでしょうか? この自由研究を通して「好みのチョコレートをおすすめできるようになった」という頼もしい感想も。自身が苦手なことを敢えて自由研究の課題にする探究心はすばらしいと思います。また、「チョコレート好きな妹にも教えてあげるんだ」と言っていた姿も、素敵なお兄ちゃんだと思いました。 今年は計5回の夏休みワークショップを開催し、各回満席をいただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 親子で参加できるワークショップは、これから行事やイベントにあわせて開催しようと思いますので、お楽しみに。 素敵なレポートをありがとうございました!またお店で会える日を、楽しみにしています。 Bean to Bar チョコレートメイキングキット チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。 カカオ豆のフレーバーや甘さ、トッピングなどアレンジの仕方は無限大。オリジナルのチョコレート作りをぜひお楽しみください!

【レポート】ドミニカ共和国 農園訪問

【レポート】ドミニカ共和国 農園訪問

私たちダンデライオン・チョコレートは創業以来、ダイレクトトレードのカカオ豆を使用したBean to Bar チョコレートを作り続けています。生産者の元を訪問し、カカオ豆の栽培や加工にかける想いを汲み取り、それを日々の商品開発に活かしてきました。   2020年、2021年はコロナウイルスの影響により海外渡航の機会を失い、残念ながら現地との直接的なコミュニケーションを取ることが叶いませんでした。そして2022年5月末、ようやく私たちはドミニカ共和国を訪問し、現地でカカオの栽培・加工を行うZORZAL CACAOに会い、直接話を聞く機会を持つことができました。 ZORZAL CACAOのカカオ豆は私たちが多くのペストリーに使用しており、チョコレートバーでは「ソルサル・エステート, ドミニカ共和国 70%」と「ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70%」にも使用しています。今回の訪問では、現地の生産者の想いを知るとともに、私たちがチョコレートバーやペストリーに込めている想いを伝えてきました。 ZORZAL CACAOへの道のり 2022年5月末日、2回の乗り換えを含め30時間以上かけて、ドミニカ共和国(プエルト・プラタ空港)に入国。今回、アメリカのダンデライオン・チョコレートからソーシング(カカオ豆の買い付け)担当のGregを含む6名、日本からは3名のメンバーが農園を訪問しました。 左上から時計回りにコンフェクショナリーチームのDillon、ソーシング担当のGreg、コンフェクショナリーチームのAshley、 ラスベガス店のDenise 、商品開発担当のLauren 、プロダクションチームの田村、古野、クリエイションチームの辻、配送担当のHwan   到着初日、私たちはZORZAL CACAOが2018年から運営を始めたカカオの発酵・乾燥施設を訪問しました。 ZORZAL CACAOは私たちの滞在地から車でおよそ2時間半の場所にあるサンフランシスコ・デ・マコリスにあります。しばらく車を走らせると、車窓からはカカオの木が!青々と茂るカカオの葉の影にはラグビーボールのような形をしたカカオの実が、たわわとなっています。カカオの生産地域から遠く離れた地でチョコレート作りをしてきた私たちにとってカカオの木をこの目で見ることは、長い間待ち望んだ、とても感動的な瞬間でした。 車を降りた瞬間に私たちが感じたのは、カカオ豆が発酵している香りです。カカオと聞くと甘いチョコレートのような香りを想像しますが、実際にはカカオの実の中にある果肉部分を発酵させています。そのため酸の鋭い刺激的な香りとフルーツ由来の甘酸っぱい香りがして、鼻腔をくすぐります。   発酵施設には、階段状に4つの発酵ボックスが縦に並んでいます。それが横にずらりと整列することで、一度にたくさんのカカオ豆を発酵させることができます。 まず最初にカカオの果肉と種(カカオ豆)が最上段のボックスに入れられます。その後、下段のボックスに移しながら適宜攪拌しつつ、空気と接触させます。この攪拌のタイミングによって、カカオの香りや味わいをコントロールすることができます。 ここでは、最初のボックスで2日間、次のボックスで2日間、その後1日ずつボックスを移し、合計6日間かけて発酵を行っていました。...

【レポート】ドミニカ共和国 農園訪問

私たちダンデライオン・チョコレートは創業以来、ダイレクトトレードのカカオ豆を使用したBean to Bar チョコレートを作り続けています。生産者の元を訪問し、カカオ豆の栽培や加工にかける想いを汲み取り、それを日々の商品開発に活かしてきました。   2020年、2021年はコロナウイルスの影響により海外渡航の機会を失い、残念ながら現地との直接的なコミュニケーションを取ることが叶いませんでした。そして2022年5月末、ようやく私たちはドミニカ共和国を訪問し、現地でカカオの栽培・加工を行うZORZAL CACAOに会い、直接話を聞く機会を持つことができました。 ZORZAL CACAOのカカオ豆は私たちが多くのペストリーに使用しており、チョコレートバーでは「ソルサル・エステート, ドミニカ共和国 70%」と「ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70%」にも使用しています。今回の訪問では、現地の生産者の想いを知るとともに、私たちがチョコレートバーやペストリーに込めている想いを伝えてきました。 ZORZAL CACAOへの道のり 2022年5月末日、2回の乗り換えを含め30時間以上かけて、ドミニカ共和国(プエルト・プラタ空港)に入国。今回、アメリカのダンデライオン・チョコレートからソーシング(カカオ豆の買い付け)担当のGregを含む6名、日本からは3名のメンバーが農園を訪問しました。 左上から時計回りにコンフェクショナリーチームのDillon、ソーシング担当のGreg、コンフェクショナリーチームのAshley、 ラスベガス店のDenise 、商品開発担当のLauren 、プロダクションチームの田村、古野、クリエイションチームの辻、配送担当のHwan   到着初日、私たちはZORZAL CACAOが2018年から運営を始めたカカオの発酵・乾燥施設を訪問しました。 ZORZAL CACAOは私たちの滞在地から車でおよそ2時間半の場所にあるサンフランシスコ・デ・マコリスにあります。しばらく車を走らせると、車窓からはカカオの木が!青々と茂るカカオの葉の影にはラグビーボールのような形をしたカカオの実が、たわわとなっています。カカオの生産地域から遠く離れた地でチョコレート作りをしてきた私たちにとってカカオの木をこの目で見ることは、長い間待ち望んだ、とても感動的な瞬間でした。 車を降りた瞬間に私たちが感じたのは、カカオ豆が発酵している香りです。カカオと聞くと甘いチョコレートのような香りを想像しますが、実際にはカカオの実の中にある果肉部分を発酵させています。そのため酸の鋭い刺激的な香りとフルーツ由来の甘酸っぱい香りがして、鼻腔をくすぐります。   発酵施設には、階段状に4つの発酵ボックスが縦に並んでいます。それが横にずらりと整列することで、一度にたくさんのカカオ豆を発酵させることができます。 まず最初にカカオの果肉と種(カカオ豆)が最上段のボックスに入れられます。その後、下段のボックスに移しながら適宜攪拌しつつ、空気と接触させます。この攪拌のタイミングによって、カカオの香りや味わいをコントロールすることができます。 ここでは、最初のボックスで2日間、次のボックスで2日間、その後1日ずつボックスを移し、合計6日間かけて発酵を行っていました。...

【親子向けワークショップ】小学1年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

【親子向けワークショップ】小学1年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

7月から8月にかけて毎年開催している、夏休みの親子向けワークショップ。多くの小学生のみなさんには、夏休みの自由研究に、という目的で参加していただいています。<ワークショップレポートはこちら>●【レポート】夏休み企画・親子向けワークショップ 回を重ねるごとに参加者のみなさんと私たちの距離も近くなり、ワークショップ後にまたお店に足を運んでいただいたり、「こんな風にまとめました!」と出来上がった自由研究を見せに来ていただくことも増えました。とても小学生とは思えない出来映えのものが本当に多く、スタッフ内でも「色使いが秀逸」「こんなに上手に包括的にまとめられるんだ」「私より詳しい!」など驚きの声が上がります。そんなみなさんの自由研究の成果を、私たちの中だけで止めておくのはもったいないので、今回「【親子向け】チョコレートの歴史を体験しよう!」と「ファクトリーツアー」に参加していただいた、小学1年生の自由研究をご紹介したいと思います! 驚かされるポイントはいくつもありますが、カカオが一体どんなものなのかから始まり、チョコレートの歴史、Bean to Bar チョコレートのつくりかた、最後にマヤ文明のチョコレートドリンクを自宅で再現するという構成からまとめかたまで、これを読めばチョコレートのことが一目で分かるレポートになっています。正直、特に歴史のクラスは小学1年生には難しすぎる内容だろうなと思っていましたが、これを見てしっかり理解していたことが分かり、とても嬉しくなりました。 小学校は今もなおオンライン授業、ご両親も在宅でお仕事となり、3時のおやつに皆で集まってチョコレートを食べながら、そのカカオの生産国についてお話ししたり、国旗を検索したりすることもあるそうです。活き活きと楽しそうにお話しする様子が目に浮かび、チョコレートを囲む家庭のあたたかさを感じることができました。元々チョコレートが大好きで、5歳の時にはカカオ分70%のチョコレートに目覚め、「将来はカカオ豆から作るチョコレート屋さんを開きたい」と夢を語っているそうです。私たちも、そんな未来のチョコレートメーカーの目標になれるよう、日々チョコレートづくりに励みたいと思います。来年もまた、楽しくワクワクするワークショップを開催しようと思いますので、お楽しみに。また、ご参加いただいたみなさまの「自由研究のウェブ展示会」を開催できたらいいなぁ、とも考えています。素敵なレポートをありがとうございました!またお店で会える日を、楽しみにしています! Bean to Bar チョコレートメイキングキット¥2,376(税込) チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。カカオ豆のフレーバーや甘さ、トッピングなどアレンジの仕方は無限大。オリジナルのチョコレート作りをぜひお楽しみください!

【親子向けワークショップ】小学1年生 夏休みの自由研究レポートをご紹介

7月から8月にかけて毎年開催している、夏休みの親子向けワークショップ。多くの小学生のみなさんには、夏休みの自由研究に、という目的で参加していただいています。<ワークショップレポートはこちら>●【レポート】夏休み企画・親子向けワークショップ 回を重ねるごとに参加者のみなさんと私たちの距離も近くなり、ワークショップ後にまたお店に足を運んでいただいたり、「こんな風にまとめました!」と出来上がった自由研究を見せに来ていただくことも増えました。とても小学生とは思えない出来映えのものが本当に多く、スタッフ内でも「色使いが秀逸」「こんなに上手に包括的にまとめられるんだ」「私より詳しい!」など驚きの声が上がります。そんなみなさんの自由研究の成果を、私たちの中だけで止めておくのはもったいないので、今回「【親子向け】チョコレートの歴史を体験しよう!」と「ファクトリーツアー」に参加していただいた、小学1年生の自由研究をご紹介したいと思います! 驚かされるポイントはいくつもありますが、カカオが一体どんなものなのかから始まり、チョコレートの歴史、Bean to Bar チョコレートのつくりかた、最後にマヤ文明のチョコレートドリンクを自宅で再現するという構成からまとめかたまで、これを読めばチョコレートのことが一目で分かるレポートになっています。正直、特に歴史のクラスは小学1年生には難しすぎる内容だろうなと思っていましたが、これを見てしっかり理解していたことが分かり、とても嬉しくなりました。 小学校は今もなおオンライン授業、ご両親も在宅でお仕事となり、3時のおやつに皆で集まってチョコレートを食べながら、そのカカオの生産国についてお話ししたり、国旗を検索したりすることもあるそうです。活き活きと楽しそうにお話しする様子が目に浮かび、チョコレートを囲む家庭のあたたかさを感じることができました。元々チョコレートが大好きで、5歳の時にはカカオ分70%のチョコレートに目覚め、「将来はカカオ豆から作るチョコレート屋さんを開きたい」と夢を語っているそうです。私たちも、そんな未来のチョコレートメーカーの目標になれるよう、日々チョコレートづくりに励みたいと思います。来年もまた、楽しくワクワクするワークショップを開催しようと思いますので、お楽しみに。また、ご参加いただいたみなさまの「自由研究のウェブ展示会」を開催できたらいいなぁ、とも考えています。素敵なレポートをありがとうございました!またお店で会える日を、楽しみにしています! Bean to Bar チョコレートメイキングキット¥2,376(税込) チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。カカオ豆のフレーバーや甘さ、トッピングなどアレンジの仕方は無限大。オリジナルのチョコレート作りをぜひお楽しみください!

【レポート】夏休み企画・親子向けワークショップ

【レポート】夏休み企画・親子向けワークショップ

こんにちは、ダンデライオン・チョコレートの伴野です。今回は毎年恒例となった、夏休みの親子向けワークショップのレポートをお伝えします。今年は初の試みが2つありました。一つは対面クラスとオンラインクラスの同時開催、そしてもう一つが「チョコレートの歴史」に焦点を当てたクラスの開催です。 ファクトリー&カフェ蔵前とオンラインの同時開催とは、店内に併設しているワークショップルームでは対面のクラスを、そして同じ内容でオンラインクラスも同時進行で開催。最後に対面クラスもオンラインで繋ぎ、ファクトリー内をバーチャルツアーで巡る、というもの。対面クラスもオンラインクラスも一緒に楽しめるようにしました。ダンデライオン・チョコレートのワークショップに参加する小学生のみなさんはチョコレートが大好きなことはもちろん、ダークチョコレートをよく食べる、という子どもたちが多いように感じます。ローストしたカカオ豆はさすがに「苦い〜」と驚きますが、カカオ分70%のチョコレートでも笑顔でパクパク食べてしまいます。そんな子どもたちの美味しそうな顔を見るのは、本当に作り手冥利に尽きます。対面クラスはお店にお越しいただいて体感する良さもありますが、オンラインクラスは自宅で気兼ねなくご家族でおしゃべりしながら楽しむことができます。遠方で参加しにくい、人前では緊張してしまうなど、参加者のみなさまが心地よい環境でご参加いただけるようになったと思います。 「【親子向け】チョコレートの歴史を体験しよう!」のクラスは、チョコレートに詳しい大人も脱帽する、チョコレートレベルの高い子どもたちが集まりました。カカオがどのようにして現在のチョコレートに進化したか、というチョコレートの「歴史だけ」に焦点を当てたマニアックなクラスにも関わらず、集まったのは小学校1年生から3年生の低学年生。私は正直「これは絶対難しすぎるよなぁ…」と始まるまでとても不安でした。しかし、クラスを開始して世界地図を見た途端「これカカオベルト!」「カカオってインドネシアで育つんだよ!」と子どもたちから声が上がり、目が点。国旗を見ただけで「ベトナム!」と言い当てることができ、「ベリーズの国旗ってちょっと変わってるんだよ」と大人顔負けの知識を披露してくれました。なかには「アステカ文明って日本の何時代?」と答えに詰まる質問が出るなど、私は常に「いい質問だねぇ」「よく知ってるねぇ」の連発でした。 昔のチョコレートドリンクを再現するべく、モリーニョという木の泡立て器を使って、すり潰したカカオ豆とシナモンやクローブ、チリパウダーを入れた飲みものを作るなど、合計1時間半のクラスでしたが、途中休憩もなく楽しんでくれた子どもたち。私にとってはこれまで開催した数あるワークショップのなかでも録画して残しておきたかった一回になり、やはり子どもからの直のパワーはすごい!と体感したクラスになりました。コロナ禍でなかなか思うように遊びにいけない子どもたち。大人にとっては何十年分の一の夏でも、子どもにとったら二度とない一年に一回の夏休みです。こんな状況でも、少しでも楽しい時間を過ごすことができたなら嬉しいです。ご自宅でカカオ豆からチョコレートを作ることができる「Bean to Bar チョコレートメイキングキット」も好評発売中。 関連商品 Bean to Bar チョコレートメイキングキット¥2,376(税込)チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、ご自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。カカオ豆のフレーバーや甘さ、トッピングなどアレンジの仕方は無限大。オリジナルのチョコレート作りをぜひお楽しみください!

【レポート】夏休み企画・親子向けワークショップ

こんにちは、ダンデライオン・チョコレートの伴野です。今回は毎年恒例となった、夏休みの親子向けワークショップのレポートをお伝えします。今年は初の試みが2つありました。一つは対面クラスとオンラインクラスの同時開催、そしてもう一つが「チョコレートの歴史」に焦点を当てたクラスの開催です。 ファクトリー&カフェ蔵前とオンラインの同時開催とは、店内に併設しているワークショップルームでは対面のクラスを、そして同じ内容でオンラインクラスも同時進行で開催。最後に対面クラスもオンラインで繋ぎ、ファクトリー内をバーチャルツアーで巡る、というもの。対面クラスもオンラインクラスも一緒に楽しめるようにしました。ダンデライオン・チョコレートのワークショップに参加する小学生のみなさんはチョコレートが大好きなことはもちろん、ダークチョコレートをよく食べる、という子どもたちが多いように感じます。ローストしたカカオ豆はさすがに「苦い〜」と驚きますが、カカオ分70%のチョコレートでも笑顔でパクパク食べてしまいます。そんな子どもたちの美味しそうな顔を見るのは、本当に作り手冥利に尽きます。対面クラスはお店にお越しいただいて体感する良さもありますが、オンラインクラスは自宅で気兼ねなくご家族でおしゃべりしながら楽しむことができます。遠方で参加しにくい、人前では緊張してしまうなど、参加者のみなさまが心地よい環境でご参加いただけるようになったと思います。 「【親子向け】チョコレートの歴史を体験しよう!」のクラスは、チョコレートに詳しい大人も脱帽する、チョコレートレベルの高い子どもたちが集まりました。カカオがどのようにして現在のチョコレートに進化したか、というチョコレートの「歴史だけ」に焦点を当てたマニアックなクラスにも関わらず、集まったのは小学校1年生から3年生の低学年生。私は正直「これは絶対難しすぎるよなぁ…」と始まるまでとても不安でした。しかし、クラスを開始して世界地図を見た途端「これカカオベルト!」「カカオってインドネシアで育つんだよ!」と子どもたちから声が上がり、目が点。国旗を見ただけで「ベトナム!」と言い当てることができ、「ベリーズの国旗ってちょっと変わってるんだよ」と大人顔負けの知識を披露してくれました。なかには「アステカ文明って日本の何時代?」と答えに詰まる質問が出るなど、私は常に「いい質問だねぇ」「よく知ってるねぇ」の連発でした。 昔のチョコレートドリンクを再現するべく、モリーニョという木の泡立て器を使って、すり潰したカカオ豆とシナモンやクローブ、チリパウダーを入れた飲みものを作るなど、合計1時間半のクラスでしたが、途中休憩もなく楽しんでくれた子どもたち。私にとってはこれまで開催した数あるワークショップのなかでも録画して残しておきたかった一回になり、やはり子どもからの直のパワーはすごい!と体感したクラスになりました。コロナ禍でなかなか思うように遊びにいけない子どもたち。大人にとっては何十年分の一の夏でも、子どもにとったら二度とない一年に一回の夏休みです。こんな状況でも、少しでも楽しい時間を過ごすことができたなら嬉しいです。ご自宅でカカオ豆からチョコレートを作ることができる「Bean to Bar チョコレートメイキングキット」も好評発売中。 関連商品 Bean to Bar チョコレートメイキングキット¥2,376(税込)チョコレートの原材料である生のカカオ豆からチョコレートまで、ご自宅で一から作れるキットです。フードプロセッサーを使用し、ご家庭でBean to Bar チョコレート作りを体験できます。カカオ豆のフレーバーや甘さ、トッピングなどアレンジの仕方は無限大。オリジナルのチョコレート作りをぜひお楽しみください!

【レポート】ホンジュラス 農園訪問

【レポート】ホンジュラス 農園訪問

ダンデライオン・チョコレートのチョコレートメーカー伴野智映子が、2018年10月15日(月)~22日(月)にホンジュラスのカカオ農園と発酵施設を訪れました。今回は、その時の貴重な体験記をご紹介します。想像を絶するアドベンチャーな旅を、お楽しみください。 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 ホンジュラスまでの道のり ホンジュラスまでは、ソウル、ロサンゼルス、エルサルバドル、と飛行機を3回乗り換え、30時間半かけて到着。首都のサン・ペドロ・スーラから北部ラセイバまで車で移動し、6人でぎゅうぎゅうのセスナ機に乗り換え東に向かうこと1時間半、さらにそこから凸凹道をトラックで30分、ようやくカカオ生産者カカオ・ダイレクトの発酵施設があるワンプシルピにたどり着きました。一体いつになったらこの目でカカオを見られるんだろう・・・と思いながらも、私たちが普段使っているカカオ豆は相当遠いところにあるんだ、とこの時点で身を持って実感しました。 カカオとの初対面 私にとって今回は初めてのカカオ農園訪問でした。カカオの木を見たらきっと感動するだろうなと思っていましたが、現実はそんな悠長なことを言っている余裕はありませんでした。なにしろ、ワンプシルピのカカオ農園(もはや農園というより野生のジャングル)は沼地を歩いて30分の奥地にあり、そこらじゅうに蚊が粉雪のように舞っています。手で蚊を払い、沼地に足を取られないように足元を見ながら歩いていると突然「ここ!カカオがあるよ」声をかけられはっと顔を上げると、カカオがひょっこり現れます。おかげで、あまり良い写真は撮れずじまいでした。 ここでは基本的にカカオの木を日差しから守るシェイドツリーはなく、カカオのみを栽培しています。土壌が沼地で湿潤なため、水分が豊富にありカカオに日陰を作らなくても土壌が乾かず成長できるそうです。間引きして栄養分が一本一本に行き渡るようにしています。「農園」ということばからは想像もできないワイルドな環境。ここでカカオを育て収穫する労力はとんでもないものだ、と痛感しました。 カカオ豆とカヌーの長旅 このワンプゥ, ホンジュラスのカカオ豆をつくる上でもっとも大変なのが、この奥地からどうやってカカオを運び出すか、です。収穫の方法は2通りあり、ひとつは農家さん自身が収穫したカカオポッドを発酵施設に持ち込むパターン。もうひとつが、カカオ・ダイレクトのスタッフが各農家まで引き取りに行くパターンです。路上のアクセスは困難なので、各農家へはピパンテというカヌーでパトゥカ川を上って向かいます。各農家は、カヌーが来る日に合わせてカカオを収穫して実と種を取り出し、当日川辺まで担いで持っていきます。 収穫したカカオ豆は、カカオ・ダイレクトの発酵施設で発酵後、乾燥させます。この豆の特徴は、他の産地よりも乾燥時間を長くとっていること。通常1週間程度ですが、ここでは2-3週間ほどかけています。もともと湿度が高いエリアというのが理由ですが、ゆっくり乾燥することで、酸味やえぐみが完全に抜け、ミネラル感や土壌感のあるフレーバーになります。 乾燥したカカオ豆はまたカヌーに乗せて倉庫へ移動します。私たちも同行しましたが、これがまた長旅でした。このエリアは生物圏保護区域でもあるリオ・プラタノ地区ですが、コロンビアからの麻薬の輸送ルートとなっており、マフィアが森林を刈りそこで家畜を育てさせ、資金調達しているという話も(!)。さすが世界一危険な国と言われるだけあります。途中スコールに合い、激流のなか小さなボートに乗り換え急流すべり体験をしてようやくカカオ豆との旅が終了、丸2日間かかりました。ここまでして私たちの手元に届いたカカオ豆、とてつもなく貴重なものに思えてきました。 さいごに ホンジュラス東部をぐるっと回った旅になりましたが、多くのカカオ農園を訪れているダンデライオン・チョコレートのカカオ豆買い付け担当グレッグですら「これまでで一番アドベンチャーな体験だった」と言っていました。私は初めてのカカオ農園訪問だったので、それを聞いてもうどこへでも行ける気持ちになっています。あらためて、私たちが毎日作っているチョコレートの原材料は遠く離れた、日本では想像できない方法でつくられていることが分かりました。そして、これだけの労力をかけて作り上げられたカカオ豆を、いかにおいしいチョコレートにするか、私たちはもっともっと探求していきたいと強く思いました。 関連商品 ワンプゥ, ホンジュラス 70%¥1,296(税込)ホンジュラスの熱帯雨林モスキーティア地方・プラタノ川流域の生物研保護区で育つこのカカオ豆は、丸太船で丸二日かけて川上流に渡り収穫されます。2018年収穫のこの豆は、まろやかで繊細なフレーバーを引き出すために優しくローストしています。フルボディのワインなら赤白ともに相性抜群です。 ワンプゥ, ホンジュラス 85%¥1,296(税込)ホンジュラスの熱帯雨林モスキーティア地方・プラタノ川流域の生物研保護区で育つこのカカオ豆は、丸太船で丸二日かけて川上流に渡り収穫されます。2018年収穫のこの豆が持つクラシックなカカオ感に加え、繊細でフローラルな香りを引き出しています。緑茶や黒豆茶と合わせて、爽やかなペアリングをお楽しみいただけます。 「製造工程のすべては私たちのファクトリーで」ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバー 商品一覧はこちら 「製造工程のすべては私たちのファクトリーで」ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバー 商品一覧はこちら

【レポート】ホンジュラス 農園訪問

ダンデライオン・チョコレートのチョコレートメーカー伴野智映子が、2018年10月15日(月)~22日(月)にホンジュラスのカカオ農園と発酵施設を訪れました。今回は、その時の貴重な体験記をご紹介します。想像を絶するアドベンチャーな旅を、お楽しみください。 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 ダンデライオン・チョコレート公式オンラインストア その他 ホンジュラスまでの道のり ホンジュラスまでは、ソウル、ロサンゼルス、エルサルバドル、と飛行機を3回乗り換え、30時間半かけて到着。首都のサン・ペドロ・スーラから北部ラセイバまで車で移動し、6人でぎゅうぎゅうのセスナ機に乗り換え東に向かうこと1時間半、さらにそこから凸凹道をトラックで30分、ようやくカカオ生産者カカオ・ダイレクトの発酵施設があるワンプシルピにたどり着きました。一体いつになったらこの目でカカオを見られるんだろう・・・と思いながらも、私たちが普段使っているカカオ豆は相当遠いところにあるんだ、とこの時点で身を持って実感しました。 カカオとの初対面 私にとって今回は初めてのカカオ農園訪問でした。カカオの木を見たらきっと感動するだろうなと思っていましたが、現実はそんな悠長なことを言っている余裕はありませんでした。なにしろ、ワンプシルピのカカオ農園(もはや農園というより野生のジャングル)は沼地を歩いて30分の奥地にあり、そこらじゅうに蚊が粉雪のように舞っています。手で蚊を払い、沼地に足を取られないように足元を見ながら歩いていると突然「ここ!カカオがあるよ」声をかけられはっと顔を上げると、カカオがひょっこり現れます。おかげで、あまり良い写真は撮れずじまいでした。 ここでは基本的にカカオの木を日差しから守るシェイドツリーはなく、カカオのみを栽培しています。土壌が沼地で湿潤なため、水分が豊富にありカカオに日陰を作らなくても土壌が乾かず成長できるそうです。間引きして栄養分が一本一本に行き渡るようにしています。「農園」ということばからは想像もできないワイルドな環境。ここでカカオを育て収穫する労力はとんでもないものだ、と痛感しました。 カカオ豆とカヌーの長旅 このワンプゥ, ホンジュラスのカカオ豆をつくる上でもっとも大変なのが、この奥地からどうやってカカオを運び出すか、です。収穫の方法は2通りあり、ひとつは農家さん自身が収穫したカカオポッドを発酵施設に持ち込むパターン。もうひとつが、カカオ・ダイレクトのスタッフが各農家まで引き取りに行くパターンです。路上のアクセスは困難なので、各農家へはピパンテというカヌーでパトゥカ川を上って向かいます。各農家は、カヌーが来る日に合わせてカカオを収穫して実と種を取り出し、当日川辺まで担いで持っていきます。 収穫したカカオ豆は、カカオ・ダイレクトの発酵施設で発酵後、乾燥させます。この豆の特徴は、他の産地よりも乾燥時間を長くとっていること。通常1週間程度ですが、ここでは2-3週間ほどかけています。もともと湿度が高いエリアというのが理由ですが、ゆっくり乾燥することで、酸味やえぐみが完全に抜け、ミネラル感や土壌感のあるフレーバーになります。 乾燥したカカオ豆はまたカヌーに乗せて倉庫へ移動します。私たちも同行しましたが、これがまた長旅でした。このエリアは生物圏保護区域でもあるリオ・プラタノ地区ですが、コロンビアからの麻薬の輸送ルートとなっており、マフィアが森林を刈りそこで家畜を育てさせ、資金調達しているという話も(!)。さすが世界一危険な国と言われるだけあります。途中スコールに合い、激流のなか小さなボートに乗り換え急流すべり体験をしてようやくカカオ豆との旅が終了、丸2日間かかりました。ここまでして私たちの手元に届いたカカオ豆、とてつもなく貴重なものに思えてきました。 さいごに ホンジュラス東部をぐるっと回った旅になりましたが、多くのカカオ農園を訪れているダンデライオン・チョコレートのカカオ豆買い付け担当グレッグですら「これまでで一番アドベンチャーな体験だった」と言っていました。私は初めてのカカオ農園訪問だったので、それを聞いてもうどこへでも行ける気持ちになっています。あらためて、私たちが毎日作っているチョコレートの原材料は遠く離れた、日本では想像できない方法でつくられていることが分かりました。そして、これだけの労力をかけて作り上げられたカカオ豆を、いかにおいしいチョコレートにするか、私たちはもっともっと探求していきたいと強く思いました。 関連商品 ワンプゥ, ホンジュラス 70%¥1,296(税込)ホンジュラスの熱帯雨林モスキーティア地方・プラタノ川流域の生物研保護区で育つこのカカオ豆は、丸太船で丸二日かけて川上流に渡り収穫されます。2018年収穫のこの豆は、まろやかで繊細なフレーバーを引き出すために優しくローストしています。フルボディのワインなら赤白ともに相性抜群です。 ワンプゥ, ホンジュラス 85%¥1,296(税込)ホンジュラスの熱帯雨林モスキーティア地方・プラタノ川流域の生物研保護区で育つこのカカオ豆は、丸太船で丸二日かけて川上流に渡り収穫されます。2018年収穫のこの豆が持つクラシックなカカオ感に加え、繊細でフローラルな香りを引き出しています。緑茶や黒豆茶と合わせて、爽やかなペアリングをお楽しみいただけます。 「製造工程のすべては私たちのファクトリーで」ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバー 商品一覧はこちら 「製造工程のすべては私たちのファクトリーで」ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバー 商品一覧はこちら