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【開発秘話】”メジャーインディー”なクラフトマンシップから生まれる、持続可能なものづくりを目指して

【開発秘話】”メジャーインディー”なクラフトマンシップから生まれる、持続可能なものづくりを目指して

関連商品 TAIKO アミキャップ カカオ染 靴下工場が作った無縫製ニットキャップ「アミキャップ」。肌触りの良いオーガニックコットン100%で編んでいます。 本品はダンデライオン・チョコレートの製造工程で出る「カカオハスク」を染色に活用したカカオ染の製品になります。本来は廃棄してしまう「カカオハスク」を使用した、アップサイクルな製品になりました。 ダンデライオン・チョコレートで使用しているカカオ豆から出た外皮(カカオハスク)を利用した無縫製ニットキャップ「アミキャップ」。 チョコレート作りの過程では廃棄されてしまうカカオハスクですが、実は草木染めのように、染め物にも活用することができます。 このカカオハスクを利用した、カカオ染めのニットキャップ製作に携わったのは、靴下を中心にニット関連商品の企画製造を行う株式会社タイコー。 今回は、このニットキャップ「アミキャップ」へのこだわりや想い、そして今後の挑戦について、開発を担当した株式会社タイコー プロダクトマネージャー 塚田克幸さんと、ダンデライオン・チョコレート 物江の対談をお届けします。 株式会社タイコー 1949年の創業以来、長野県で約70年に渡り靴下を中心に手袋や帽子などニット関連商品の企画開発・製造を手掛けるメーカー。最先端の編み機を先駆けて導入し、一貫生産で得た幅広い技術力と長年培ってきた高い開発力で足袋型ソックスなど専門性の高い製品を数多く生み出してきました。「新しいものづくりや価値観を生み出したい」という想いをもとに、大量生産ではなく履き心地や機能性を重視したものづくりにこだわり、長く愛される製品を届けています。 クラフトマンシップへの共感と、細部にまでこだわった「アミキャップ」 株式会社タイコー プロダクトマネージャー 塚田克幸さん(右)と、ダンデライオン・チョコレートの物江(左)。 ━ 今回の企画は何がきっかけで実現しましたか? 物江:塚田さんとの最初の出会いは、2021年10月の「heres market」というイベントでしたね。ダンデライオン・チョコレートのブースに来ていただいて、お話ししたのがきっかけだったと思います。 塚田:そうでしたね。奥さんに「チョコレート買ってきて」とお願いされて伺いました(笑)。 物江:そこでお互いのクラフトマンシップや、機械を導入しながらも大量生産ではない、”メジャーインディー”な規模感が合うんじゃないか、と意気投合しました。例えば捨てられてしまうカカオハスクを利用して一緒に何か作れたら、と。 塚田:話はとんとん拍子で進みましたが、実際の製品作りは1年ちょっとかけてじっくり大事に進めていきましたね。イベントで知り合ってノリで始めたというより、よく話し合ってお互い共感する部分があったから、今回の企画が生まれました。 物江:タイコーさんは靴下を中心に展開されていますが、今回はダンデライオン・チョコレートのスタッフも身に付けられるように、ニットキャップにしました。自分が身に付けることで愛着も沸くし、お客さまとお話しする際に何かしらのフックにもなるかな、と。 染色は草木染めの技法で一つひとつ手作業で染めています。 ━ 今回の商品作りで難しかった点やこだわった点、印象深かったことはありますか?...

【開発秘話】”メジャーインディー”なクラフトマンシップから生まれる、持続可能なものづくりを目指して

関連商品 TAIKO アミキャップ カカオ染 靴下工場が作った無縫製ニットキャップ「アミキャップ」。肌触りの良いオーガニックコットン100%で編んでいます。 本品はダンデライオン・チョコレートの製造工程で出る「カカオハスク」を染色に活用したカカオ染の製品になります。本来は廃棄してしまう「カカオハスク」を使用した、アップサイクルな製品になりました。 ダンデライオン・チョコレートで使用しているカカオ豆から出た外皮(カカオハスク)を利用した無縫製ニットキャップ「アミキャップ」。 チョコレート作りの過程では廃棄されてしまうカカオハスクですが、実は草木染めのように、染め物にも活用することができます。 このカカオハスクを利用した、カカオ染めのニットキャップ製作に携わったのは、靴下を中心にニット関連商品の企画製造を行う株式会社タイコー。 今回は、このニットキャップ「アミキャップ」へのこだわりや想い、そして今後の挑戦について、開発を担当した株式会社タイコー プロダクトマネージャー 塚田克幸さんと、ダンデライオン・チョコレート 物江の対談をお届けします。 株式会社タイコー 1949年の創業以来、長野県で約70年に渡り靴下を中心に手袋や帽子などニット関連商品の企画開発・製造を手掛けるメーカー。最先端の編み機を先駆けて導入し、一貫生産で得た幅広い技術力と長年培ってきた高い開発力で足袋型ソックスなど専門性の高い製品を数多く生み出してきました。「新しいものづくりや価値観を生み出したい」という想いをもとに、大量生産ではなく履き心地や機能性を重視したものづくりにこだわり、長く愛される製品を届けています。 クラフトマンシップへの共感と、細部にまでこだわった「アミキャップ」 株式会社タイコー プロダクトマネージャー 塚田克幸さん(右)と、ダンデライオン・チョコレートの物江(左)。 ━ 今回の企画は何がきっかけで実現しましたか? 物江:塚田さんとの最初の出会いは、2021年10月の「heres market」というイベントでしたね。ダンデライオン・チョコレートのブースに来ていただいて、お話ししたのがきっかけだったと思います。 塚田:そうでしたね。奥さんに「チョコレート買ってきて」とお願いされて伺いました(笑)。 物江:そこでお互いのクラフトマンシップや、機械を導入しながらも大量生産ではない、”メジャーインディー”な規模感が合うんじゃないか、と意気投合しました。例えば捨てられてしまうカカオハスクを利用して一緒に何か作れたら、と。 塚田:話はとんとん拍子で進みましたが、実際の製品作りは1年ちょっとかけてじっくり大事に進めていきましたね。イベントで知り合ってノリで始めたというより、よく話し合ってお互い共感する部分があったから、今回の企画が生まれました。 物江:タイコーさんは靴下を中心に展開されていますが、今回はダンデライオン・チョコレートのスタッフも身に付けられるように、ニットキャップにしました。自分が身に付けることで愛着も沸くし、お客さまとお話しする際に何かしらのフックにもなるかな、と。 染色は草木染めの技法で一つひとつ手作業で染めています。 ━ 今回の商品作りで難しかった点やこだわった点、印象深かったことはありますか?...

新作チョコレートバー「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」 発売開始

新作チョコレートバー「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」 発売開始

ダンデライオン・チョコレートで人気No. 1のチョコレートバー「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」。カカオ豆の収穫年が新しく切り替わり、新たなフレーバーとしてリニューアルします! 前作の「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」は2018年に収穫したカカオ豆を使用したもの。今回、2020年収穫のカカオ豆に切り替わりました。 濃厚なチョコレート感のなかにも後味がさっぱりとしたチョコレートムースや、まろやかなアーモンドミルク、そして果実味と酸味、ハーブ感のあるオレンジフラワーティーの味わいを感じられる、明るく華やかな印象に仕上がりました。前作を召し上がったことがある方も、そうでない方も、ホンジュラス産カカオの新たな一面をお楽しみいただけます。 商品ページはこちら ワンプゥ, ホンジュラスについて 考古学的調査によると、ホンジュラスでは数千年もの間カカオが栽培されてきましたが、東部に位置するワンプシルピ(現地では「ワンプゥ」と呼びます)は想像を絶する遠隔地にあり、高温多湿で発酵や乾燥に適さない環境のため、カカオ豆の生産は困難でした。 このカカオに辿り着くには、生物保護区圏内のペトゥカ川を2日間かけて上流に渡り、収穫したカカオの実と種(カカオ豆)をトラックに詰め替え、近隣の発酵施設に運び発酵、乾燥させています。 乾燥にかける時間は2-3週間と、通常の2倍程度。丁寧にじっくり乾燥することでカカオ豆から酸味が抜け、独特の土壌感を持つフレーバーになります。 【関連記事】 カカオの生産地を知ろう(ワンプゥ, ホンジュラス) 【レポート】ホンジュラス農園訪問 商品開発へのこだわり ダンデライオン・チョコレートでは新しい産地や収穫年のカカオ豆が届くと、毎回チョコレートの開発を一から行っています。 【関連記事】 チョコレートバーの開発ってどう進めるの? 開発を担当したのは、チョコレートバー「ワンプゥ, ホンジュラス 85%」を開発した佐々木千奈。 これまでの収穫年のカカオ豆は、濃厚でリッチなチョコレートというイメージでしたが、今回の収穫年はナッティー感が弱く、逆にフルーティーでさっぱりとした印象だったそう。 濃厚なチョコレート感のなかにハーブやフルーティーさ、フローラルさもあり、華やかで明るいイメージの豆を活かしたチョコレートバーになりました。 おすすめのペアリングやシチュエーション おすすめのペアリングは、このチョコレートの後味に残るハーブ感とも合うアッサムティー。また強く主張することなくこのチョコレートと合うほうじ茶もおすすめです。 お休みの日のティータイムや仕事の休憩時間など、癒されたいときに、ぜひゆったりと味わってみてください。...

新作チョコレートバー「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」 発売開始

ダンデライオン・チョコレートで人気No. 1のチョコレートバー「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」。カカオ豆の収穫年が新しく切り替わり、新たなフレーバーとしてリニューアルします! 前作の「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」は2018年に収穫したカカオ豆を使用したもの。今回、2020年収穫のカカオ豆に切り替わりました。 濃厚なチョコレート感のなかにも後味がさっぱりとしたチョコレートムースや、まろやかなアーモンドミルク、そして果実味と酸味、ハーブ感のあるオレンジフラワーティーの味わいを感じられる、明るく華やかな印象に仕上がりました。前作を召し上がったことがある方も、そうでない方も、ホンジュラス産カカオの新たな一面をお楽しみいただけます。 商品ページはこちら ワンプゥ, ホンジュラスについて 考古学的調査によると、ホンジュラスでは数千年もの間カカオが栽培されてきましたが、東部に位置するワンプシルピ(現地では「ワンプゥ」と呼びます)は想像を絶する遠隔地にあり、高温多湿で発酵や乾燥に適さない環境のため、カカオ豆の生産は困難でした。 このカカオに辿り着くには、生物保護区圏内のペトゥカ川を2日間かけて上流に渡り、収穫したカカオの実と種(カカオ豆)をトラックに詰め替え、近隣の発酵施設に運び発酵、乾燥させています。 乾燥にかける時間は2-3週間と、通常の2倍程度。丁寧にじっくり乾燥することでカカオ豆から酸味が抜け、独特の土壌感を持つフレーバーになります。 【関連記事】 カカオの生産地を知ろう(ワンプゥ, ホンジュラス) 【レポート】ホンジュラス農園訪問 商品開発へのこだわり ダンデライオン・チョコレートでは新しい産地や収穫年のカカオ豆が届くと、毎回チョコレートの開発を一から行っています。 【関連記事】 チョコレートバーの開発ってどう進めるの? 開発を担当したのは、チョコレートバー「ワンプゥ, ホンジュラス 85%」を開発した佐々木千奈。 これまでの収穫年のカカオ豆は、濃厚でリッチなチョコレートというイメージでしたが、今回の収穫年はナッティー感が弱く、逆にフルーティーでさっぱりとした印象だったそう。 濃厚なチョコレート感のなかにハーブやフルーティーさ、フローラルさもあり、華やかで明るいイメージの豆を活かしたチョコレートバーになりました。 おすすめのペアリングやシチュエーション おすすめのペアリングは、このチョコレートの後味に残るハーブ感とも合うアッサムティー。また強く主張することなくこのチョコレートと合うほうじ茶もおすすめです。 お休みの日のティータイムや仕事の休憩時間など、癒されたいときに、ぜひゆったりと味わってみてください。...

お客様が選ぶ!おすすめのダンデライオン・チョコレート商品ランキング2022

お客様が選ぶ!おすすめのダンデライオン・チョコレート商品ランキング2022

ダンデライオン・チョコレートの商品は、ご自身で召し上がるだけでなく、大切な方への贈り物やちょっとしたギフトとして、さまざまなシーンでご利用いただいています。2022年も、オンラインストアや店頭でさまざまな商品をお買い求めくださいました。 そこで、日頃ダンデライオン・チョコレートをご愛顧いただいているメールマガジン会員様に、ダンデライオン・チョコレートのどの商品をギフトとしてご利用いただいているかについてアンケートを実施しました。ここでは、その結果を発表します! ダンデライオン・チョコレートの商品一覧はこちら 1位 ガトーショコラ 1位は、ダンデライオン・チョコレートで不動の人気商品、ガトーショコラでした。濃厚なカカオの風味となめらかな舌触りが印象的で、リピートいただくことの多い商品です。冷蔵、室温、オーブンで少し温めた状態と、3通りの食べ方ができるのも魅力のひとつ。それぞれの温度帯で食感とフレーバーが異なるので、一箱でさまざまな味わいをお楽しみいただけます。木箱に入ったガトーショコラは高級感もあり、手土産やギフトとして多くの方にご利用いただいています。 <お客さまの声> 「初めて口にした時、その場にいたみんなが唸り声をあげました。チョコレートの濃さが強くて、のったりとして、とても美味しいガトーショコラです。シンプルな材料もいい。プレゼントにすると喜ばれます」(M・Y様) 「家族へのギフトに選び、パッケージも味も実際に目で見て味わったので、自信をもって勧めることが出来ます」(I・K様) 「温めても冷やしても抜群に美味しく、梱包も木箱で高級感を感じられます」(T様) ガトーショコラの商品ページはこちら 2位 クッキーアソートメント 2位は、3種類のクッキーを詰め合わせたクッキーアソートメントでした。香料、保存料、着色料を一切使用せず、シンプルな原材料で作られているため、お子さまのいるご家庭へのギフトとしても安心してご利用いただけます。一枚ずつ個包装になっているので食べやすく、オリジナルデザインの缶は食べ終わった後にも使用したい、とご好評いただいています。 <お客さまの声> 「とても美味しいです!今まで食べたクッキーの中で一番好きです。シンプルな材料でできているので、安心して贈り物として贈ることができます」(N・M様) 「大人から子どもまで楽しめる味です。大切な方への贈り物はこちらのクッキーを送っています」(R・S様) 「3種類どれも美味しく、また一つずつの個包装で保存もしやすいです。缶も可愛いので取っておいて使いたくなるところも良いと思います」(K・T様) クッキーアソートメントの商品ページはこちら 3位 ガトーショコラ ミニョンデュオ(販売終了) 3位は、ガトーショコラを2個セットにしたガトーショコラ ミニョンデュオでした。1位のインド産カカオ70%のチョコレートを使用したものと、コスタリカ産カカオ70%のチョコレートを使用したガトーショコラの2種類が味わえます。味わいの違いが分かりやすい2種類の組み合わせで、カカオの個性溢れるフレーバーを楽しんでいただけます。こちらも木箱に入っているので、大切な方へのギフトとしてお選びいただくことが多い商品です。   <お客さまの声> 「とにかくおいしいです。唯一無二なので、ひとに差し上げると特別感もあり喜ばれます」(H様) 「同性異性問わず、大切な人に贈るならお薦めします。サイズは大きすぎず、食べ比べが出来る楽しみもあるので、Bean to Barの良さを知って頂くきっかけになると思います」(H・I様) 4位 チョコレートバー 4位は、ダンデライオン・チョコレートのシグネチャー商品、シングルオリジンのチョコレートバーでした。カカオ豆とオーガニックのきび砂糖のみで作られたチョコレートバーは、カカオ豆の産地ごとに異なる個性を感じることができます。ちょっとしたギフトとしてもプレゼントと一緒に差し上げることもでき、また贈る相手のことを想像しながら選ぶ楽しさもある、汎用性の高いギフト商品です。 <お客さまの声>...

お客様が選ぶ!おすすめのダンデライオン・チョコレート商品ランキング2022

ダンデライオン・チョコレートの商品は、ご自身で召し上がるだけでなく、大切な方への贈り物やちょっとしたギフトとして、さまざまなシーンでご利用いただいています。2022年も、オンラインストアや店頭でさまざまな商品をお買い求めくださいました。 そこで、日頃ダンデライオン・チョコレートをご愛顧いただいているメールマガジン会員様に、ダンデライオン・チョコレートのどの商品をギフトとしてご利用いただいているかについてアンケートを実施しました。ここでは、その結果を発表します! ダンデライオン・チョコレートの商品一覧はこちら 1位 ガトーショコラ 1位は、ダンデライオン・チョコレートで不動の人気商品、ガトーショコラでした。濃厚なカカオの風味となめらかな舌触りが印象的で、リピートいただくことの多い商品です。冷蔵、室温、オーブンで少し温めた状態と、3通りの食べ方ができるのも魅力のひとつ。それぞれの温度帯で食感とフレーバーが異なるので、一箱でさまざまな味わいをお楽しみいただけます。木箱に入ったガトーショコラは高級感もあり、手土産やギフトとして多くの方にご利用いただいています。 <お客さまの声> 「初めて口にした時、その場にいたみんなが唸り声をあげました。チョコレートの濃さが強くて、のったりとして、とても美味しいガトーショコラです。シンプルな材料もいい。プレゼントにすると喜ばれます」(M・Y様) 「家族へのギフトに選び、パッケージも味も実際に目で見て味わったので、自信をもって勧めることが出来ます」(I・K様) 「温めても冷やしても抜群に美味しく、梱包も木箱で高級感を感じられます」(T様) ガトーショコラの商品ページはこちら 2位 クッキーアソートメント 2位は、3種類のクッキーを詰め合わせたクッキーアソートメントでした。香料、保存料、着色料を一切使用せず、シンプルな原材料で作られているため、お子さまのいるご家庭へのギフトとしても安心してご利用いただけます。一枚ずつ個包装になっているので食べやすく、オリジナルデザインの缶は食べ終わった後にも使用したい、とご好評いただいています。 <お客さまの声> 「とても美味しいです!今まで食べたクッキーの中で一番好きです。シンプルな材料でできているので、安心して贈り物として贈ることができます」(N・M様) 「大人から子どもまで楽しめる味です。大切な方への贈り物はこちらのクッキーを送っています」(R・S様) 「3種類どれも美味しく、また一つずつの個包装で保存もしやすいです。缶も可愛いので取っておいて使いたくなるところも良いと思います」(K・T様) クッキーアソートメントの商品ページはこちら 3位 ガトーショコラ ミニョンデュオ(販売終了) 3位は、ガトーショコラを2個セットにしたガトーショコラ ミニョンデュオでした。1位のインド産カカオ70%のチョコレートを使用したものと、コスタリカ産カカオ70%のチョコレートを使用したガトーショコラの2種類が味わえます。味わいの違いが分かりやすい2種類の組み合わせで、カカオの個性溢れるフレーバーを楽しんでいただけます。こちらも木箱に入っているので、大切な方へのギフトとしてお選びいただくことが多い商品です。   <お客さまの声> 「とにかくおいしいです。唯一無二なので、ひとに差し上げると特別感もあり喜ばれます」(H様) 「同性異性問わず、大切な人に贈るならお薦めします。サイズは大きすぎず、食べ比べが出来る楽しみもあるので、Bean to Barの良さを知って頂くきっかけになると思います」(H・I様) 4位 チョコレートバー 4位は、ダンデライオン・チョコレートのシグネチャー商品、シングルオリジンのチョコレートバーでした。カカオ豆とオーガニックのきび砂糖のみで作られたチョコレートバーは、カカオ豆の産地ごとに異なる個性を感じることができます。ちょっとしたギフトとしてもプレゼントと一緒に差し上げることもでき、また贈る相手のことを想像しながら選ぶ楽しさもある、汎用性の高いギフト商品です。 <お客さまの声>...

【開発秘話】ヒントはお菓子の作り方にあり コラボレーションビール「Chocolate Brownie Stout(チョコレートブラウニースタウト)」

【開発秘話】ヒントはお菓子の作り方にあり コラボレーションビール「Chocolate Brow...

今年も、伊勢角屋麦酒とのコラボレーションビールを発売します!昨年の「チョコレートブラウニースタウト」をアップデートした今年のビールは、2回目ならではの取り組みにより、さらにおいしく生まれ変わりました。 今回は、このビールの商品化までの道のりや今後の挑戦について、開発を担当した伊勢角屋麦酒ブルワー 山宮拓馬さんと、ダンデライオン・チョコレート 物江の対談をお届けします。   伊勢角屋麦酒 天正3年(1575年)に舟着場の茶店として創業。大正時代には味噌・醤油づくりを始め、その醸造技術を活かして1997年にクラフトビール業界に参入。「伊勢から世界へ」を合言葉に国内外に多くのファンを持ち、世界中のビールコンペティションで金賞を受賞している、日本を代表するクラフトビールメーカーです。 関連商品 伊勢角屋麦酒 チョコレートブラウニースタウト ダンデライオン・チョコレートのベリーズ産カカオのカカオニブとチョコレートを使用したペイストリースタウト。 黒色モルトの比率を抑え、ミューニックモルト・クリスタルモルト・オーツモルトをバランスよく配合することで、まろやかな味わいで、チョコレートフレーバーやトフィー・レーズンといった濃色モルトの特徴がよく現れたインペリアルスタウトをベースとしています。 お菓子作りをヒントにした今年の「チョコレートブラウニースタウト」 伊勢角屋麦酒ブルワーの山宮拓馬さん(左)と、ダンデライオン・チョコレートの物江(右)。山宮さんはもともとビールが好きで、大衆品にはないこだわりや価値観が込められているクラフトカルチャーにも興味があったことから、伊勢角屋麦酒に入社したそうです。 ━ 今回はどんなビールを作ろうと考えていましたか? 山宮:昨年の「チョコレートブラウニースタウト」は、チョコレートブラウニーをイメージした、スイーツのようなビールでした。今年も同じ方向性で進めることにしましたが、レシピは昨年の結果を踏まえて改良し、よりチョコレートらしさを出すようにしました。 物江:ダンデライオン・チョコレートのスタッフからも、昨年のビールは大好評でした。僕たちのブラウニーを再現したような濃厚な味わいで、カカオニブの苦味もあっておいしい、という声が多かったです。 山宮:ありがとうございます。昨年のものはチョコレート感はありましたが、今年はもう少しカカオニブの香りを出したいと思っていました。そこで物江さんに相談したところ、カカオニブを液体と一緒に温めたほうが香りが移る、と教えていただきました。今回はその手法をビール作りにも応用しました。 物江:ダンデライオン・チョコレートのお菓子作りで実際に行っているやり方がヒントになりましたね。カカオニブで香り付けしたパンナコッタを数パターン作って、それを伊勢角さんに検証していただきました。 山宮:みんなで実際にテイスティングして、製造工程を見直しました。前回はビール作りのセオリー通り、発酵が終わったビールにチョコレートとカカオニブを入れて香り付けしましたが、今回は発酵前の仕込み段階で、2回に分けてカカオニブを入れることにしました。1回目は麦汁を濾過する際、麦芽槽の中にカカオニブを入れて、2回目は麦汁が出来上がった最後の最後、酵母を投入する直前に、温めた麦汁にカカオニブを混ぜ、後から冷やした麦汁を加えて急冷して、香りを引き出したあとに発酵タンクに移しました。 カカオニブを投入する物江。 物江:1回目は手探りの部分もありましたが、2回目だからこそ、お互いアイディアを持ち寄って実現できましたよね。この先も色んなことに挑戦したくなるような作戦会議ができて、良い関係性が築けたと思います。 開発者の「好き」や挑戦が詰まったビールと、意外なペアリング 出来上がった麦汁を注ぐ山宮さん。通常のビール作りでは、麦汁の濾過、煮沸、煮詰める工程はバラバラに行いますが、今回は糖度を上げるために、麦汁を濾過した段階から煮詰めています。しっかりと煮詰められた麦汁はとっても甘くなりました! ━ 今回選んだカカオの産地は、前回と同じベリーズですが、何か理由はありますか? 山宮:ベリーズ産カカオの香りが好きだから、という単純な理由です(笑)。フレーバーノートにストロベリーチーズケーキ、とありますが、いちごの香りやこってりとした脂感を感じました。僕はホップもストラータ品種といういちごの香りがするものが好きなんです。 物江:個人的には伊勢角さんとコラボするのはもちろん、山宮さんとやるのが楽しかったですね。本人の好きなものが詰まったものが商品になるって、愛情が込められていてすごく素敵だと思います。 山宮:この1年はハイアルコールビールにも多く挑戦しました。伊勢角では飲みやすい適度なアルコール度数のビールが多いんですが、実績を積むことができ、今回はアルコール度数9%の飲みごたえのあるビールになったと思います。...

【開発秘話】ヒントはお菓子の作り方にあり コラボレーションビール「Chocolate Brow...

今年も、伊勢角屋麦酒とのコラボレーションビールを発売します!昨年の「チョコレートブラウニースタウト」をアップデートした今年のビールは、2回目ならではの取り組みにより、さらにおいしく生まれ変わりました。 今回は、このビールの商品化までの道のりや今後の挑戦について、開発を担当した伊勢角屋麦酒ブルワー 山宮拓馬さんと、ダンデライオン・チョコレート 物江の対談をお届けします。   伊勢角屋麦酒 天正3年(1575年)に舟着場の茶店として創業。大正時代には味噌・醤油づくりを始め、その醸造技術を活かして1997年にクラフトビール業界に参入。「伊勢から世界へ」を合言葉に国内外に多くのファンを持ち、世界中のビールコンペティションで金賞を受賞している、日本を代表するクラフトビールメーカーです。 関連商品 伊勢角屋麦酒 チョコレートブラウニースタウト ダンデライオン・チョコレートのベリーズ産カカオのカカオニブとチョコレートを使用したペイストリースタウト。 黒色モルトの比率を抑え、ミューニックモルト・クリスタルモルト・オーツモルトをバランスよく配合することで、まろやかな味わいで、チョコレートフレーバーやトフィー・レーズンといった濃色モルトの特徴がよく現れたインペリアルスタウトをベースとしています。 お菓子作りをヒントにした今年の「チョコレートブラウニースタウト」 伊勢角屋麦酒ブルワーの山宮拓馬さん(左)と、ダンデライオン・チョコレートの物江(右)。山宮さんはもともとビールが好きで、大衆品にはないこだわりや価値観が込められているクラフトカルチャーにも興味があったことから、伊勢角屋麦酒に入社したそうです。 ━ 今回はどんなビールを作ろうと考えていましたか? 山宮:昨年の「チョコレートブラウニースタウト」は、チョコレートブラウニーをイメージした、スイーツのようなビールでした。今年も同じ方向性で進めることにしましたが、レシピは昨年の結果を踏まえて改良し、よりチョコレートらしさを出すようにしました。 物江:ダンデライオン・チョコレートのスタッフからも、昨年のビールは大好評でした。僕たちのブラウニーを再現したような濃厚な味わいで、カカオニブの苦味もあっておいしい、という声が多かったです。 山宮:ありがとうございます。昨年のものはチョコレート感はありましたが、今年はもう少しカカオニブの香りを出したいと思っていました。そこで物江さんに相談したところ、カカオニブを液体と一緒に温めたほうが香りが移る、と教えていただきました。今回はその手法をビール作りにも応用しました。 物江:ダンデライオン・チョコレートのお菓子作りで実際に行っているやり方がヒントになりましたね。カカオニブで香り付けしたパンナコッタを数パターン作って、それを伊勢角さんに検証していただきました。 山宮:みんなで実際にテイスティングして、製造工程を見直しました。前回はビール作りのセオリー通り、発酵が終わったビールにチョコレートとカカオニブを入れて香り付けしましたが、今回は発酵前の仕込み段階で、2回に分けてカカオニブを入れることにしました。1回目は麦汁を濾過する際、麦芽槽の中にカカオニブを入れて、2回目は麦汁が出来上がった最後の最後、酵母を投入する直前に、温めた麦汁にカカオニブを混ぜ、後から冷やした麦汁を加えて急冷して、香りを引き出したあとに発酵タンクに移しました。 カカオニブを投入する物江。 物江:1回目は手探りの部分もありましたが、2回目だからこそ、お互いアイディアを持ち寄って実現できましたよね。この先も色んなことに挑戦したくなるような作戦会議ができて、良い関係性が築けたと思います。 開発者の「好き」や挑戦が詰まったビールと、意外なペアリング 出来上がった麦汁を注ぐ山宮さん。通常のビール作りでは、麦汁の濾過、煮沸、煮詰める工程はバラバラに行いますが、今回は糖度を上げるために、麦汁を濾過した段階から煮詰めています。しっかりと煮詰められた麦汁はとっても甘くなりました! ━ 今回選んだカカオの産地は、前回と同じベリーズですが、何か理由はありますか? 山宮:ベリーズ産カカオの香りが好きだから、という単純な理由です(笑)。フレーバーノートにストロベリーチーズケーキ、とありますが、いちごの香りやこってりとした脂感を感じました。僕はホップもストラータ品種といういちごの香りがするものが好きなんです。 物江:個人的には伊勢角さんとコラボするのはもちろん、山宮さんとやるのが楽しかったですね。本人の好きなものが詰まったものが商品になるって、愛情が込められていてすごく素敵だと思います。 山宮:この1年はハイアルコールビールにも多く挑戦しました。伊勢角では飲みやすい適度なアルコール度数のビールが多いんですが、実績を積むことができ、今回はアルコール度数9%の飲みごたえのあるビールになったと思います。...

カカオとビールが溶け合うコラボレーションビール「Melting Pod(メルティングポッド)」開発者インタビュー

カカオとビールが溶け合うコラボレーションビール「Melting Pod(メルティングポッド)」...

コエドブルワリーとダンデライオン・チョコレートの冬の風物詩となっているコラボレーションビールも、今年で5回目になりました。今年はどんなビールが発売されるか、毎年楽しみにしてくださっている方も多く、私たちも年々おいしさと奥深さが増していくコラボレーションビールの出来上がりにワクワクしています。今回、一昨年からこのコラボレーションビールの開発を担当しているCOEDO クラフトビール共創チームの藤咲湖南さんに、商品開発の想いやこだわりをインタビューしました。   【関連記事】 クラフトビールと、チョコレートと(第4弾) チョコレートを使用したCOEDOとのコラボレーションビール第3弾 今年のコラボレーションビール「Melting Pod(メルティングポッド)」はどんなビール? 毎年何か新しい挑戦を続けているこのコラボレーションビール。今年はこれまで使ったことのない、カカオパルプ(カカオの果肉部分)を使用することにしました。 藤咲:当初はカカオを丸ごと(カカオハスク、パルプ、カカオニブ、チョコレート)使用したビールはどうか、という提案もいただきました。 そのなかで、まだ扱ったことのないカカオパルプを主役に添えたビールを作ろう、と決めました。 ビールのスタイルはコラボレーションを始めてから初となるサワービール。カカオパルプの甘酸っぱい雰囲気と合いそうなスタイルを探した結果、サワースタイルになりました。 藤咲:カカオパルプに合わせて、カカオニブはグアテマラ産のものを選びました。カカオパルプの甘酸っぱさに、深みとコクを与えるようなものがいいなと思い、白ワインやヨーグルトのような特徴を持つグアテマラ産カカオを選びました。また、このビールに対する私のイメージのなかに、フランダースレッド(樽熟成したサワーエールの一種)があり、カカオニブから樽熟成のような雰囲気が出せたらいいなと思いました。 想像を巡らせ手間暇かけた、愛着のあるビール ビールは樽の大きさや仕込み方法により、試作したものを実際の生産で忠実に再現することは難しいそうです。藤咲さんは、既存のビールを元にカカオパルプの使用量を検討しながら、今回のビールのイメージを具現化してきました。 藤咲:カカオニブの抽出方法については、今までは発酵後にカカオニブを入れていましたが、そうするとカカオニブの味わいが全面に出てきてしまうと考えました。そこで、今回はあえてカカオニブの使用量を減らし、仕込み段階で投入することで、カカオの香りをほのかに出しつつ、甘渋酸っぱいカカオニブの味を抽出するようにしました。 また、今回選んだモルトや酵母を使用する際、難しかったと感じるところもあったそうです。 藤咲:濃色のモルトを組み合わせることで、ビールの色から甘酸っぱさを想起させる、きれいな赤色にしたかったのですが、最終的に茶色に近い赤になりました。これはこれで良い色ですが、なかなか難しかったですね。また、今回はフィリーサワーという酵母を使用しましたが、この酵母は発酵がゆっくり進むため最後まで問題なく発酵するか、終了するまで目が離せませんでした。でも手がかかった分、愛着が湧きました! 落ち着きのある雰囲気と甘酸っぱいものを合わせて 全体的にさっぱりとして酸味がしっかりあり、カカオの風味も感じられる今回のビール。藤咲さんにおすすめのペアリングを伺いました。 藤咲:酸味があるので甘いチョコレートとはもちろん、チーズケーキやチーズとも相性が良さそうな気がします。あとはドライフルーツやスペアリブ、魚介のマリネ、甘酸っぱいものとは合いそうです。   ビールの味わいからイメージする、おすすめのシチュエーションも教えていただきました。 藤咲:個人的には全体的に落ち着きのある雰囲気が合いそうだと思います。落ち葉の散っている公園や仕事終わりのこたつ、ビアパブの3杯目、ゆったりとしたワインバル、昼間のカフェなど・・・。   とても具体的なイメージで、今の時期にもぴったりなビールになりました。最後に、出来上がりの満足度と感想を伺いました。 藤咲:ばっちり狙い通りというわけではなかったのですが、新しい試みとしてはおもしろいものができたと思います。かなりさっぱりとした酸味が感じられる仕上がりになっているので、個人的にはもう少しカカオパルプの味わいが強かったり、甘みを残して酸味とバランスを取ったりしても良かったと思いました。アロマに関しては、注ぎたてはカカオニブの香りから始まり、3分ほどでカカオパルプのアロマが立ってくる印象です。   カカオの実(カカオポッド)から、カカオパルプやカカオニブ、ビールが溶け合いながら完成した、というイメージから命名された「Melting Pod(メルティングポッド)」。藤咲さんはセーヌ川の日没や茜色の夕日の情景を思い描いたそうです。...

カカオとビールが溶け合うコラボレーションビール「Melting Pod(メルティングポッド)」...

コエドブルワリーとダンデライオン・チョコレートの冬の風物詩となっているコラボレーションビールも、今年で5回目になりました。今年はどんなビールが発売されるか、毎年楽しみにしてくださっている方も多く、私たちも年々おいしさと奥深さが増していくコラボレーションビールの出来上がりにワクワクしています。今回、一昨年からこのコラボレーションビールの開発を担当しているCOEDO クラフトビール共創チームの藤咲湖南さんに、商品開発の想いやこだわりをインタビューしました。   【関連記事】 クラフトビールと、チョコレートと(第4弾) チョコレートを使用したCOEDOとのコラボレーションビール第3弾 今年のコラボレーションビール「Melting Pod(メルティングポッド)」はどんなビール? 毎年何か新しい挑戦を続けているこのコラボレーションビール。今年はこれまで使ったことのない、カカオパルプ(カカオの果肉部分)を使用することにしました。 藤咲:当初はカカオを丸ごと(カカオハスク、パルプ、カカオニブ、チョコレート)使用したビールはどうか、という提案もいただきました。 そのなかで、まだ扱ったことのないカカオパルプを主役に添えたビールを作ろう、と決めました。 ビールのスタイルはコラボレーションを始めてから初となるサワービール。カカオパルプの甘酸っぱい雰囲気と合いそうなスタイルを探した結果、サワースタイルになりました。 藤咲:カカオパルプに合わせて、カカオニブはグアテマラ産のものを選びました。カカオパルプの甘酸っぱさに、深みとコクを与えるようなものがいいなと思い、白ワインやヨーグルトのような特徴を持つグアテマラ産カカオを選びました。また、このビールに対する私のイメージのなかに、フランダースレッド(樽熟成したサワーエールの一種)があり、カカオニブから樽熟成のような雰囲気が出せたらいいなと思いました。 想像を巡らせ手間暇かけた、愛着のあるビール ビールは樽の大きさや仕込み方法により、試作したものを実際の生産で忠実に再現することは難しいそうです。藤咲さんは、既存のビールを元にカカオパルプの使用量を検討しながら、今回のビールのイメージを具現化してきました。 藤咲:カカオニブの抽出方法については、今までは発酵後にカカオニブを入れていましたが、そうするとカカオニブの味わいが全面に出てきてしまうと考えました。そこで、今回はあえてカカオニブの使用量を減らし、仕込み段階で投入することで、カカオの香りをほのかに出しつつ、甘渋酸っぱいカカオニブの味を抽出するようにしました。 また、今回選んだモルトや酵母を使用する際、難しかったと感じるところもあったそうです。 藤咲:濃色のモルトを組み合わせることで、ビールの色から甘酸っぱさを想起させる、きれいな赤色にしたかったのですが、最終的に茶色に近い赤になりました。これはこれで良い色ですが、なかなか難しかったですね。また、今回はフィリーサワーという酵母を使用しましたが、この酵母は発酵がゆっくり進むため最後まで問題なく発酵するか、終了するまで目が離せませんでした。でも手がかかった分、愛着が湧きました! 落ち着きのある雰囲気と甘酸っぱいものを合わせて 全体的にさっぱりとして酸味がしっかりあり、カカオの風味も感じられる今回のビール。藤咲さんにおすすめのペアリングを伺いました。 藤咲:酸味があるので甘いチョコレートとはもちろん、チーズケーキやチーズとも相性が良さそうな気がします。あとはドライフルーツやスペアリブ、魚介のマリネ、甘酸っぱいものとは合いそうです。   ビールの味わいからイメージする、おすすめのシチュエーションも教えていただきました。 藤咲:個人的には全体的に落ち着きのある雰囲気が合いそうだと思います。落ち葉の散っている公園や仕事終わりのこたつ、ビアパブの3杯目、ゆったりとしたワインバル、昼間のカフェなど・・・。   とても具体的なイメージで、今の時期にもぴったりなビールになりました。最後に、出来上がりの満足度と感想を伺いました。 藤咲:ばっちり狙い通りというわけではなかったのですが、新しい試みとしてはおもしろいものができたと思います。かなりさっぱりとした酸味が感じられる仕上がりになっているので、個人的にはもう少しカカオパルプの味わいが強かったり、甘みを残して酸味とバランスを取ったりしても良かったと思いました。アロマに関しては、注ぎたてはカカオニブの香りから始まり、3分ほどでカカオパルプのアロマが立ってくる印象です。   カカオの実(カカオポッド)から、カカオパルプやカカオニブ、ビールが溶け合いながら完成した、というイメージから命名された「Melting Pod(メルティングポッド)」。藤咲さんはセーヌ川の日没や茜色の夕日の情景を思い描いたそうです。...

どんな情景を想像する?感性で味わう「ボンボンショコラ キューブ -花鳥風月-」

どんな情景を想像する?感性で味わう「ボンボンショコラ キューブ -花鳥風月-」

ダンデライオン・チョコレートが贈る新たなボンボンショコラシリーズ第一弾「ボンボンショコラ キューブ-花鳥風月-」。 目を引くアイコニックなキューブ型で、四字熟語の「花鳥風月」をテーマにしたボンボンショコラには、ダンデライオン・チョコレートならではのこだわりが詰まっています。 今回は、このボンボンショコラの構成とデザインを担当したペストリーシェフ 森本康志に、開発秘話や4種類のボンボンショコラに込めた想いをインタビューしました。 ボンボンショコラ キューブ -花鳥風月- 日米の融合、作り手の思いを込めて、東京・蔵前の地で一粒ずつ丁寧に手作りされたボンボンショコラ。 アメリカ・サンフランシスコで誕生したアイコニックなキューブ型のボンボンショコラを元に「花鳥風月」の四つの漢字から受けたインスピレーションをシングルオリジン・カカオと掛け合わせることで、日本オリジナルのコレクションをお届けします。 アメリカのダンデライオン・チョコレートで生まれたボンボンショコラを日本で再構築 このボンボンショコラは、アメリカのダンデライオン・チョコレート本店で販売している”Single-Origin Truffle Collection”を、日本でもそのエッセンスを取り入れて開発してみよう、というアイディアから生まれました。 森本:ただ同じようなものを作るのではなく、せっかくやるからには「日本ならでは」「日本だからこそ」というニュアンスを入れたいと思いました。それは材料だったり、味わいや食感だったり、色味の構成だったり、デザインや解釈という部分で表現できるんじゃないかと。「日本らしさ」という視点から決めた今回のテーマは「花鳥風月」。それぞれの漢字一文字ずつから得た着想をもとに、4種類のフレーバー開発とキューブの表面をデザインしました。 森本:四字熟語は、構成として日本らしく、独特の美しい響きを持っていると感じています。その中でも「花鳥風月」は日本の四季だったり、世界に誇れる風景だったり、日本の良さが凝縮しているような印象があり、この言葉を選びました。四字熟語の構成のように、4種類のチョコレートの構成にも工夫を凝らしています。 森本:五感で感じられることはもちろん、全体のバランスやまとまり、意味合いについても突き詰めて考えましたね。五行説(万物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素からなるという自然哲学の思想)における属性や色合いの層など、想像を巡らせて最終的な形に落とし込みました。頭の中の空想を具現化したクラフトマンシップを、ぜひ体験していただきたいです。 「花」「鳥」「風」「月」それぞれの粒に込めた想い アメリカで生まれたイノベーションを、日本でリノベーションしたこのボンボンショコラ。それぞれの粒について、頭の中の空想を聞いてみました。 森本:一番最初に味わっていただきたい「花」は、華やかで穏やか、でもエネルギッシュな印象に。断面の艶感が生き生きとしているようなところも、花を模しています。優しい甘さとパワーを感じるので、五行説でいう「火」、赤がイメージカラーです。 森本:「鳥」は、大空を飛び回る「光景」としてではなく、鳥にフォーカスして、さえずりやくちばしで餌を突いているような、健気さやたくましさをイメージしています。食感やビターな味わい、たくましさを、「土」を表す茶色で仕上げました。 森本:「風」は、ときに優しく、ときに厳しいというイメージから、カカオパルプで透明感を持たせつつ、アクセントとしてワサビを入れました。爽やかな酸味と程よい刺激の辛味があり、五行説では「木」と「水」に属するイメージです。 森本:「月」は、まんまるなお月さん。大きいのに静かで、暗いなかで明るい、でも自力では発光していないという儚さがあります。「金」をイメージして、優雅な印象の味わいを、断面の丸いフォルムに詰め込みました。 自分の感性で自由に味わうボンボンショコラ アメリカのアイディアと日本の発想力が調和して生まれた「ボンボンショコラ キューブ -花鳥風月-」。最後に味わい方のポイントを聞いてみました。 森本:1種類3粒ずつ入っているので、まずは何も考えずに1粒ずつ、「花・鳥・風・月」の順番で味わってみてください。2巡目は箱のなかに入っているリーフレットを見ながら。3巡目は自身の感性の赴くままに、直感的に味わっていただくと、毎回違ったフレーバーや感覚を楽しんでいただけると思います。ボンボンショコラは、冷蔵庫から出してすぐの状態では中のガナッシュが固いため、食べる前に室温に戻して食べるのがおすすめです。季節によって移り変わる自然の風景を想像しながら、ぜひご堪能ください。 ボンボンショコラ キューブ...

どんな情景を想像する?感性で味わう「ボンボンショコラ キューブ -花鳥風月-」

ダンデライオン・チョコレートが贈る新たなボンボンショコラシリーズ第一弾「ボンボンショコラ キューブ-花鳥風月-」。 目を引くアイコニックなキューブ型で、四字熟語の「花鳥風月」をテーマにしたボンボンショコラには、ダンデライオン・チョコレートならではのこだわりが詰まっています。 今回は、このボンボンショコラの構成とデザインを担当したペストリーシェフ 森本康志に、開発秘話や4種類のボンボンショコラに込めた想いをインタビューしました。 ボンボンショコラ キューブ -花鳥風月- 日米の融合、作り手の思いを込めて、東京・蔵前の地で一粒ずつ丁寧に手作りされたボンボンショコラ。 アメリカ・サンフランシスコで誕生したアイコニックなキューブ型のボンボンショコラを元に「花鳥風月」の四つの漢字から受けたインスピレーションをシングルオリジン・カカオと掛け合わせることで、日本オリジナルのコレクションをお届けします。 アメリカのダンデライオン・チョコレートで生まれたボンボンショコラを日本で再構築 このボンボンショコラは、アメリカのダンデライオン・チョコレート本店で販売している”Single-Origin Truffle Collection”を、日本でもそのエッセンスを取り入れて開発してみよう、というアイディアから生まれました。 森本:ただ同じようなものを作るのではなく、せっかくやるからには「日本ならでは」「日本だからこそ」というニュアンスを入れたいと思いました。それは材料だったり、味わいや食感だったり、色味の構成だったり、デザインや解釈という部分で表現できるんじゃないかと。「日本らしさ」という視点から決めた今回のテーマは「花鳥風月」。それぞれの漢字一文字ずつから得た着想をもとに、4種類のフレーバー開発とキューブの表面をデザインしました。 森本:四字熟語は、構成として日本らしく、独特の美しい響きを持っていると感じています。その中でも「花鳥風月」は日本の四季だったり、世界に誇れる風景だったり、日本の良さが凝縮しているような印象があり、この言葉を選びました。四字熟語の構成のように、4種類のチョコレートの構成にも工夫を凝らしています。 森本:五感で感じられることはもちろん、全体のバランスやまとまり、意味合いについても突き詰めて考えましたね。五行説(万物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素からなるという自然哲学の思想)における属性や色合いの層など、想像を巡らせて最終的な形に落とし込みました。頭の中の空想を具現化したクラフトマンシップを、ぜひ体験していただきたいです。 「花」「鳥」「風」「月」それぞれの粒に込めた想い アメリカで生まれたイノベーションを、日本でリノベーションしたこのボンボンショコラ。それぞれの粒について、頭の中の空想を聞いてみました。 森本:一番最初に味わっていただきたい「花」は、華やかで穏やか、でもエネルギッシュな印象に。断面の艶感が生き生きとしているようなところも、花を模しています。優しい甘さとパワーを感じるので、五行説でいう「火」、赤がイメージカラーです。 森本:「鳥」は、大空を飛び回る「光景」としてではなく、鳥にフォーカスして、さえずりやくちばしで餌を突いているような、健気さやたくましさをイメージしています。食感やビターな味わい、たくましさを、「土」を表す茶色で仕上げました。 森本:「風」は、ときに優しく、ときに厳しいというイメージから、カカオパルプで透明感を持たせつつ、アクセントとしてワサビを入れました。爽やかな酸味と程よい刺激の辛味があり、五行説では「木」と「水」に属するイメージです。 森本:「月」は、まんまるなお月さん。大きいのに静かで、暗いなかで明るい、でも自力では発光していないという儚さがあります。「金」をイメージして、優雅な印象の味わいを、断面の丸いフォルムに詰め込みました。 自分の感性で自由に味わうボンボンショコラ アメリカのアイディアと日本の発想力が調和して生まれた「ボンボンショコラ キューブ -花鳥風月-」。最後に味わい方のポイントを聞いてみました。 森本:1種類3粒ずつ入っているので、まずは何も考えずに1粒ずつ、「花・鳥・風・月」の順番で味わってみてください。2巡目は箱のなかに入っているリーフレットを見ながら。3巡目は自身の感性の赴くままに、直感的に味わっていただくと、毎回違ったフレーバーや感覚を楽しんでいただけると思います。ボンボンショコラは、冷蔵庫から出してすぐの状態では中のガナッシュが固いため、食べる前に室温に戻して食べるのがおすすめです。季節によって移り変わる自然の風景を想像しながら、ぜひご堪能ください。 ボンボンショコラ キューブ...