どれが好き?ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバーとは
ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバーは、カカオ豆の選別からチョコレートバーになるまでの製造をひとつのファクトリーで行う、「Bean to Bar」と呼ばれる製造方法で作っています。
1種類のカカオの産地からなる「シングルオリジン」(単一品種)で、原材料はカカオ豆ときび砂糖のみというシンプルさが特徴です。
ダンデライオン・チョコレートでは、現在7種類のチョコレートバーを販売しており、それぞれ特徴が大きく異なります。フレーバーの傾向を大きく4つに分類(①リッチ&クラシック ②シンプル&チャーミング ③ユニーク&サプライズ ④ハイカカオ&ビター)してご案内していますので、どれをチョイスすればいいか迷っている人に、それぞれの味わいについて詳しくご紹介しましょう。
また、「酸味」「苦味」といったチョコレートバーの説明で登場する風味が、実際どのようなものなのかについても解説します。
フレーバーイメージ:①リッチ&クラシック
・初めて購入される方におすすめ
・酸味なし
・コクあり
・クリーミー
モスキーティア地方にあるリオ・プラタノ生物圏保護区で2018年に収穫さ作られたカカオ豆を使用。焼き栗のような香ばしさや、ミルクキャラメルのようなやわらかい甘さがあって食たべやすいチョコレートバーです。
癖や酸味が抑えられたスタンダードな風味なので、ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバーを初めて購入される方や、お子さんにもおすすめ。家族のおやつタイムに気軽に取り入れられる一枚です。
マヤ・マウンテン, ベリーズ 70%
フレーバーイメージ:②シンプル&チャーミング
・初めて購入される方におすすめ
・苺のようなフルーティー感
・チーズケーキヨーグルトのような乳酸味
・後味さっぱり
中央アメリカの北東部にある国、ベリーズで2017年に収穫さ作られたカカオ豆を使用。カカオ感はそれほど強くなく、口の中で溶けていくあいだに苺のような甘酸っぱさと、チーズケーキヨーグルトを思わせる乳酸の風味が広がります。
苦味はほとんど感じられず、酸味も強すぎないので、こちらも初めてダンデライオン・チョコレートのチョコレートバーを食べる人におすすめ.。
女性やお子さんへのプレゼントにしても喜ばれそうです。
ハシエンダ・アズール, コスタリカ 70%
フレーバーイメージ:①リッチ&クラシック
・キャラメルやミルクティーの甘み
・生姜のスパイシー感
・ほのかな酸味
・子供にもおすすめ
コスタリカのハシエンダ・アズールという単一農園で2018年に収穫されたカカオ豆を使用。口に入れると少しずつキャラメルやミルクティーに近い甘い風味が広がって、最後にふわっと生姜の香りが鼻を抜けます。
生姜は後味を爽やかにしてくれる程度の強さなので、甘いチョコレートを好むお子さんもおいしく食べられるはず。
ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70%
フレーバーイメージ:①リッチ&クラシック
・コクがある
・クリーミー
・トロピカルフルーツのようなフルーティー感
・コーヒーに合う
ダンデライオン・チョコレートが最も多く使っている、2018年に収穫されたドミニカ共和国産のカカオ豆を使用。口に入れた瞬間、トロピカルフルーツのような香りが広がって、とても爽やか。一方で、クリーミーでコクがあり、どこかコーヒーを飲んでいるときに近い感覚を味わえます。
もちろん、コーヒーとの相性も抜群。仕事の合間においしいコーヒーといっしょに食べれば、シャキッと集中力アップが期待できそうです。
カアボン, グアテマラ 70%
フレーバーイメージ:③ユニーク&サプライズ
・フレッシュな果実味
・ほのかなヨーグルトの乳酸味
・白ワインに合う
通常の2倍近い大きさの2018年収穫のグアテマラ産カカオ豆を工夫してロースト。生のカカオ豆に感じるワインの香りを引き出しています。
フルーツのフレッシュな甘みの後に、ゆっくりとヨーグルトのような乳酸味が追いかけてくる、まさにワインを思わせる味の変化を楽しめるのが特徴。変わっていく味一つひとつの主張が強すぎないので、お酒のおつまみにするとお互いを引き立て合います。特に、白ワインとの相性が抜群。
ベンチェ, ベトナム 70%
フレーバーイメージ:③ユニーク&サプライズ
・チェリーのようなフルーティー感
・やさしいキャラメルの甘さ
・酸味強め
・軽めのお酒に合う
ダンデライオン・チョコレート初の2018年収穫のベトナム産カカオを使ったチョコレートバー。7種類の中では最も酸味があってフルーティーですが、甘酸っぱいチェリーのフレーバーの中に、ほのかに甘いキャラメルや、ジンジャースナップクッキーのような香ばしいフレーバーも。
アルコール度数低めのお酒との相性がいいので、ぜひその組み合わせ(ペアリング)を楽しんでみてください。
ハシエンダ・アズール, コスタリカ 85%
フレーバーイメージ:④ハイカカオ&ビター
・チョコレート上級者向け
・カカオ感強め、苦味や渋み
・朝の目覚めに
・ウイスキーに合う
上で紹介した「ハシエンダ・アズール, コスタリカ 70%」と同じカカオ豆を使い、カカオ含有量を85%までアップ。酸味や苦味など、カカオの持つ深い味わいと芳醇な香りが凝縮されていて、カカオ感を存分に感じられる上級者向けチョコレートバーです。
シャキッと目を覚ましたい朝や、晩酌時にスモーキーなウイスキーなど強めのお酒と合わせても◎。
チョコレートの「酸味」と「苦味」とは、どういう感覚?
チョコレートの味を表現するときによく使われる「酸味」と「苦味」。
言葉だけ聞くと、一般的な「すっぱい」「苦い」といった味を思い浮かべますが、チョコレートに関してはもう少し複雑な味を表現しています。
【酸味】
チョコレートの酸味は、果実感の中でも柑橘系、ベリー系などさまざま。また、ヨーグルトのような乳酸味や、酢酸味もあります。思わず口をすぼませてしまう「すっぱい」だけではない、さまざまな酸味の種類を感じることができるでしょう。
【苦味】
苦味は、カカオ含有量が多いチョコレートで多く使われる表現で、「ビター」と表現されることもあります。カカオ含有量が多い=苦味が強い、ということではなく、カカオのフレーバーをより強く感じることができるでしょう。
カカオの味わいや香りを楽しんで
カカオ豆は、生産地や収穫年の気候、作り手によって味わいや香りが変わる上、食べる人によって感じられるフレーバーが違うもの。
ご紹介した特徴を参考に、自分の感性に合ったチョコレートバー探しを楽しんでみてください。