Bean to Bar チョコレートセット発売

昨年4月に期間限定で発売しご好評いただいた、日本のクラフトチョコレートメーカーの商品を集めた「CRAFT CHOCOLATE TASTING SETS」。多くの方に、日本にはたくさんのおいしいチョコレートがあること知っていただけるきっかけになったと思います。

これらの商品は現在、ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前でも販売していますが、少しでも多くのみなさまに様々なチョコレートを味わっていただきたいと思い、新たに「Bean to Bar チョコレートセット」として発売を開始いたします。季節に合わせて、毎回異なるテーマで日本各地の人気クラフトチョコレートをピックアップし、お届けいたします。

「Bean to Bar チョコレートセット」第一弾は「Honduras Set」。ホンジュラスのパトゥカ川流域にあるマングローブで育った「ワンプゥ, ホンジュラス」のカカオ豆を使ったチョコレートセットです。 困難な流通ルートであるカヌーを使い運んだ豆は、みずみずしさと力強い土壌感があります。作り手たちが惚れ込んだ同じ豆を使って丁寧に作り上げたチョコレートをご賞味ください。

考古学的調査によると、ホンジュラスでは数千年もの間カカオが栽培されてきましたが、ワンプシルピ(現地では「ワンプゥ」と呼ばれています)においては、想像を絶する遠隔地にあり、また高温多湿でカカオ豆の発酵や乾燥に適さない環境で、高品質のカカオ豆を作るためには多くの課題がありました。このカカオ豆は、ピパンテという丸太をくり抜いて作ったカヌーに乗り、生物保護区圏内のペトゥカ川を2日間かけて上流に渡ってたどり着いたものです。「ワンプゥ, ホンジュラス」のカカオ豆についての詳細は、こちらをご覧ください。




第二弾は「Belize Set」。カカオを通じて社会活動を行う「アンコモン・カカオ」が手掛ける「マヤ・マウンテン, ベリーズ」が、マヤの先住民と共に作り上げるカカオ豆を使用したチョコレートを集めました。 可愛らしいフレッシュなフルーティーさが特徴のカカオです。同じ産地のカカオ豆が、作り手によってどう変わるのかをお楽しみください。

ベリーズは比較的小規模農家が多いカカオ生産国として知られています。カカオ自体がマヤ地域の発祥とも言われるため、歴史的、文化的、そして商業的にも重要な農作物です。今回お届けする「Belize Set」に使われているカカオ豆は、ベリーズ南部のトレドやスタンクリーク地区の中でも、ケクチ族やモパン族といったマヤの先住民族が、何世代にも渡って栽培している家族経営の農家のものです。「マヤ・マウンテン, ベリーズ」のカカオ豆についての詳細は、こちらをご覧ください。



そして今回は、3種類のチョコレートバーと共に、昨年開催中止となったクラフトチョコレートの祭典「CRAFT CHOCOLATE EXPERIENCE TOKYO 2020」で販売予定だった限定商品「伊勢木綿 手ぬぐいカカオトート」をセットでお届けいたします。このカカオトートは当初イベント中にチョコレートを入れられるようにと考案しましたが、ちょっとしたお出かけやお散歩にもちょうど良いサイズ。レトロなカカオ柄も愛着が湧きます。

日本のクラフトチョコレートメーカーが一枚一枚丁寧に作り上げたチョコレートをじっくり味わい、お楽しみいただけると嬉しいです。


Honduras Set(チョコレートバー 3枚 + 伊勢木綿 手ぬぐいカカオトート)
メーカー: NESARI CHOCOLATESATURDAYS CHOCOLATEDandelion Chocolate
価格:4,800円(税別)

上記のうち3枚をお届けいたします。どれが入っているかは届いてからのお楽しみです。

Belize Set(チョコレートバー 3枚 + 伊勢木綿 手ぬぐいカカオトート)
メーカー: NESARI CHOCOLATEharu chocolateカカオ研究所、Dandelion Chocolate
価格:4,536円(税別)

上記のうち3枚をお届けいたします。どれが入っているかは届いてからのお楽しみです。

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