まずは、カカオニブとは何か、簡単にご紹介しましょう。
カカオニブは、カカオ豆をローストし、細かく砕いた物のこと。形状はざらっとしたフレーク状で、一見すると小さなチョコレートのように見えますが、そのまま食べても甘味はありません。硬めで、ナッツのような食感が特徴です。
【参考記事】
そんなカカオニブをご自宅で使う場合、大きく2つの軸で考えてみましょう。
食感そのままに、ナッツのように使う
「ここにナッツを加えたらおいしいな」「もう少し食感に特徴を出したいな」というときに、ナッツの代わりにカカオニブを加えてみましょう。
また、ナッツと一緒に使っても、おいしく召しあがることができます。その場合は、カカオニブとナッツの粒の大きさをそろえると、似た食感になって香りも多彩になりますよ。
少し砕いてスパイスのように使う
カカオニブをさらに細かくして「スパイスの代わりに使う」、または「スパイスに足す」という使い方も。洋食や中華料理といったスパイスを使う料理なら、何にでもマッチします。
こう考えると、普段のお料理にどんな風に取り入れたらおいしく食べられるか、アイディアがわいてくるのではないでしょうか。
ここからは、森本シェフが提案するおいしいカカオニブレシピをご紹介します。