マヤ・マウンテン・カカオは、2010年にアレックス・ウィットモア、ジェフ・プジーナ、ガブリエル・ポップ、エミリー・ストーンの4人によって設立されました。アレックスはタザ・チョコレートの創業者でスペシャルティカカオの産地としてベリーズに関心が高く、ジェフはベリーズの中でカカオ生産量の多い地域にエコロッジを経営していました。そしてガブリエルはベリーズ南部の何世代にも渡るカカオ農家の出身です。エミリーは彼らと一緒に、マヤの先住民族に優しいカカオ市場を作り出そうと立ち上がりました。
ベリーズのカカオ農家がこれまで行ってきたカカオの栽培から発酵、乾燥そして市場への輸送までの工程を全て自ら行うには、多くのリスクを背負わなければなりません。カカオ豆をきちんと発酵・乾燥できなかった場合販売することもできず、売れたとしても市場価格と変わらない安価な値段になってしまいます。
そこで、マヤ・マウンテン・カカオは農家の負担と金銭的リスクを抑えるため、農家たちから収穫後の生のカカオ豆(ウェットビーンズ)を高値で購入し、マヤ・マウンテン・カカオ
の発酵施設に集め、まとめて加工することにしました。これにより、農家は作業が減った上に収入が安定します。また、集められたカカオ豆を発酵に特化した施設で加工することで、カカオ豆全体の品質向上と安定供給に繋がるビジネスモデルを確立しました。