疲労回復を促すチョコレートの栄養成分とは?
ダイエットを決意すると、チョコレートをはじめとする甘い物を控えるようにするのが一般的だと思います。もちろん、甘い物を控えるのはダイエットをするにあたって有効に働きますが、チョコレート自体はお菓子の中でも太りにくい食べ物で、ダイエット中におすすめの種類があることはご存じでしょうか。
もし、チョコレートを食べて太ってしまうとしたら、食べ方やチョコレートの種類に原因があると考えられます。そこで今回は、チョコレートを食べて太ってしまう原因や、ダイエット中のチョコレートの食べ方をご紹介します。
チョコレートが他の菓子類よりも太りにくい理由
冒頭でもふれたように、チョコレートはさまざまな菓子類の中でも、太りにくい食べ物といわれています。これは、チョコレートに含まれる脂質の種類とその性質が関係していると考えられます。
チョコレートの原料であるカカオ豆に、最も多く含まれている栄養素は脂肪です。このカカオ豆の脂肪を構成する主な脂肪酸は、下記の4種類。
・ステアリン酸
・オレイン酸
・パルミチン酸
・リノール酸
このうち、最も多いステアリン酸は、体内に吸収されにくい性質があると考えられています。つまり、脂肪酸でも体脂肪として蓄積されにくいのです。
脂肪や糖質を含むお菓子にはさまざまな物がありますが、チョコレートが太りにくいとされるのはそのためです。
チョコレートを食べて太る原因は「種類」や「食べ方」
チョコレート自体は太る原因ではなく、むしろ菓子類の中では太りにくい食べ物であることがわかりました。しかし、チョコレートにカロリーや糖質がまったく含まれないというわけではありません。食べ方やチョコレートの種類によっては、太る原因になってしまいます。
そこで、チョコレートを食べて太ってしまう場合に考えられる原因について見ていきましょう。
太る原因1:糖質が多いチョコレートを食べている
体脂肪として蓄積されにくい脂肪酸を含むチョコレートですが、糖質が多いと太りやすくなってしまいます。
これは、糖質をとって血糖値が上がったときに膵臓から分泌される、インスリンというホルモンが関係しています。インスリンは血糖値を一定に保つよう働きかけますが、その中で血中の糖分を脂肪と合成されるよう促し、体に蓄積させる作用も持つ――つまり、太ってしまうのです。
チョコレートの中でも、ホワイトチョコレートやミルクチョコレートは糖質を多く含みます。
また、チョコレート自体の糖質が控えめでも、ビスケットやアイスクリーム、パン、ドーナツといった食べ物と組み合わせることでも太りやすくなってしまうので注意しましょう。
太る原因2:就寝前の太りやすい時間帯に食べている
チョコレートに限った話ではありませんが、太りやすい時間帯に飲食をすることも肥満の原因に。
特に、就寝前に何かを食べると、摂取したカロリーを消費しきれずに眠ることになってしまいます。睡眠中は日中の活動時よりもカロリーの消費量が少なく、体に中性脂肪が蓄積されやすいのです。
太る原因3:食べすぎている
太りにくい食べ物とはいえ、チョコレートにもカロリーや糖質は含まれているため、食べすぎは当然太る原因になります。
農林水産省によると、間食による摂取カロリーは、成人の場合は1日につき200kcal以内が目安とされています。太らないためには、この目安を超えるカロリー量を摂取することは控えましょう。
先程も紹介した、糖質の多いホワイトチョコレートやミルクチョコレートは少量でもカロリー摂取量をオーバーしやすいため、食べる量には特に気をつけてください。
ダイエット中にもおすすめなのは「ハイカカオチョコレート」
ダイエット中に食べるチョコレートとしては、カカオ含有率の高いハイカカオチョコレートがおすすめ。ミルクチョコレートなどよりも低糖質で栄養効果が高く、さまざまな効能が期待できます。
ハイカカオチョコレートの特徴
実は、ハイカカオチョコレートには明確な定義がありません。しかし、一般的には「カカオ含有率が70%以上のチョコレート」が、ハイカカオチョコレートとして分類されています。
ハイカカオチョコレートは通常のチョコレートよりも砂糖やミルクなどの含有量が少ないため、主原料のカカオの風味が強いことも特徴。甘すぎるチョコレートが苦手な方からも人気のチョコレートです。
ダンデライオン・チョコレートで販売しているチョコレートバーは、すべてカカオ含有率70%以上ですので、ダイエット中の方も安心して召しあがっていただけます。フレーバーも幅広くご用意しておりますので、ぜひお気に入りを見つけてください。
シングルオリジンカカオ豆とオーガニックのケインシュガー(きび砂糖)の2種類だけで作られたチョコレートバー。個性豊かなシングルオリジンのカカオ豆は、私たちが開発した独自の焙煎を行うことで、それぞれの豆が持っている独特のフレーバーやニュアンスを引き出しています。
フレーバー選びは、次の記事も参考にしてみてください。
どれが好き?ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバーとは
ハイカカオチョコレートの効能
ハイカカオチョコレートには、脂肪の蓄積を抑えるカカオポリフェノールが豊富です。また、カカオには、脂肪分解作用を持つといわれている「テオブロミン」という苦味成分も含まれています。
さらに、カカオポリフェノールには、腸内環境を整える食物繊維も含まれます。定期的に適量摂取すれば、女性が悩まされがちな便秘の改善・予防効果も期待できるでしょう。
太らないハイカカオチョコレートの食べ方は?
ダイエット中にもおすすめのハイカカオチョコレートですが、食べる量や食べ合わせによっては太る原因になってしまいます。
そこで、太らないためのハイカカオチョコレートの食べ方を見ていきましょう。
食べる量は1日30gまでを目安に
成人の場合、間食による摂取カロリーは1日につき200kcal以内に収める必要があります。ハイカカオチョコレートは、約30gで180kcal相当に達するため、1日に食べる量はこの量を基準にすると良いでしょう。
他にも、間食として食べる物があれば、摂取カロリーをオーバーしないよう、食べる量を調節する必要があります。
14~16時頃に食べるのがおすすめ
チョコレートを食べるのにおすすめの時間帯は、14~16時頃です。この時間帯は、体温が高くなって細胞が活性化するため、脂肪を溜め込みにくいといわれています。
また、脂肪を溜め込む性質を持つたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」は、この時間帯に少なくなります。
このような理由から、チョコレートは仕事や家事の合間に、午後のおやつとして食べると良いと考えられるでしょう。
ビスケットなどと一緒に食べるのは控える
ビスケットやアイスクリームは糖質・カロリーともに多いため、ハイカカオチョコレートと組み合わせて食べるにしても、太る原因となる可能性があります。ダイエット中はこうした食べ合わせは控え、できるだけハイカカオチョコレート単体で食べることが望ましいでしょう。
とはいえ、チョコレート以外のおやつを食べたいときもあるはず。間食として他の食べ物もとりたいときは、糖質量やカロリー数を確認し、「1日につき200kcal以内」に収まるよう調整することが大切です。
チョコレートの種類や食べ方に気をつければ、ダイエット中でも安心!
何かと我慢をしなければならないダイエット中でも、食べ方や選び方に気をつけることで、チョコレートは心強い味方になってくれるでしょう。
ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバーは、どれもカカオ含有率70%以上です。さまざまなフレーバーから選べるため、好みのチョコレートを探してみてはいかがでしょうか。
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