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ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70%

ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70%

通常価格 ¥1,400
通常価格 セール価格 ¥1,400
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税込 配送料は購入手続きの際に計算されます。

商品情報

■原材料
カカオ豆、きび砂糖

■賞味期限
製造から2年(30日以上お日もちするものをお届け)

■内容量
56g

■保存方法
20度以下の湿度の少ないところがおすすめです。
夏場などに冷蔵庫で保存される際は、野菜室や新聞紙に包んで保管して、
召し上がる5〜15分くらい室温に出しておくと、おいしく召し上がれます。
チョコレートがある程度柔らかいほうが、口の中で溶けやすく、香りや味わいを感じやすくなります。
*4月頃〜11月頃はクール便にてお届けしております。

■配送方法
【夏季】冷蔵便
【冬季】常温便

 

 

フレーバーノート:クリームチーズ、グレープフルーツ、ジン

野鳥保護区レゼルバ・ソルサルを囲むカカオ農園から集めたカカオ豆で、生のカカオ豆からも多種多様なフレーバーを感じられます。甘さだけでなく、酸味や苦味のバランスを工夫してすっきりとした味わいに仕上げました。おすすめのペアリングは柑橘系のフルーティーなジンやビール、緑茶や浅煎りのコーヒーなど。

 

チョコレートバーの開発担当者が語る、商品誕生裏話

開発を担当したのは、前作である2018年収穫の「ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70%」から開発に携わっている土屋まりさん。カカオ豆からさまざまなイメージを膨らませ、ぴったりのペアリングを考えることを得意としている彼女に、開発にかけた想いやおすすめのペアリングを伺いました。

ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70% (2021) 開発担当者:土屋まりソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70% (2021)開発担当者:土屋まり

 

─ 今回は土屋さんにとって2回目の「ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70%」の開発でしたが、1回目とどんなところが違いましたか?

前回はこの産地では初めての開発ということもあり、このカカオ豆が持つ独特の苦味と酸味のバランスをどうとるか、ということにこだわりました。
今回はそれを踏まえて、純粋に2021年収穫のカカオ豆のフレーバーを活かすことに注力しました。生豆の状態では香りがそこまで強くなかったものの、食べてみるとハーバル、ナッティー、パプリカ、レーズン、など幅広いフレーバーを感じられて、とてもワクワクしました。 

─ 開発する上で難しかったことやこだわったことはありますか?

チョコレートバーの状態で日々経過を見ていくと、毎回感じ取れるフレーバーが変わっていき、どこのポイントで決めるかとても悩みました。独りよがりにならないように、スタッフ全員の感想も参考にしながら進めていきましたね。
色のイメージとしては、テイスティングするなかで「黄みがかった白から淡いオレンジ」という印象を持ちました。「普段はサバサバしているけど、うちに秘めているものは熱い」、まさにBean to Barのような人物像が頭の中に浮かんだんです。

─ フレーバーワード「クリームチーズ、グレープフルーツ、ジン」について、選んだことばのこだわりを教えてください。

「クリームチーズ」はスタッフからの感想でも多く、私自身も感じられたフレーバーでした。また、特徴としてフルーツピールのようなほろ苦い甘さを感じていたのですが、これが蒸留酒のような高アルコール感だと気付き、ほろ苦い「グレープフルーツ」と柑橘やボタニカル感も併せ持つ「ジン」に決めました。

ソルサル・コミュニタリオ, ドミニカ共和国 70% (2021) 開発担当者:土屋まり

─ 土屋さんおすすめの食べるシチュエーションや、ペアリングを教えてください。

私自身はお酒と合わせたいので、夕方以降、仕事の後や休日のリラックスタイムがおすすめですが、朝元気を出したい時にも良いと思います。
ノンアルコールなら緑茶や、爽やかだけど甘さも感じられるバランスの良いコールドブリュー(水出しコーヒー)が合うと思います。
アルコールなら、レモンピールやクロモジの香りを感じる柑橘系のフルーティーなジン、またはトロピカルフルーツや柑橘香のあるジューシーでフルーティーなIPAビールですね。全体的にフルーティーな味わいのものが良いと思います。
あと、ミード(蜂蜜酒)との相性が抜群だったので、これはぜひ試していただきたいです。みなさまにとっておいしいペアリングが見つかりますように!

 

 

カカオ豆の原産地

使用するカカオ豆の生産者を全て訪れ、時には発酵から乾燥までのプロセスについて対話を行い、直接交渉を行った上で良質なカカオ豆を買い付けています。

生産者:Zorzal Cacao
生産国:ドミニカ共和国
地域:ドゥアルテ
事業形態:私有地の農園と鳥の保護区も持つ中央発酵施設
カカオ豆:私有地の農園
発酵方法:並べた木箱
乾燥方法:ビニールハウス内のメッシュの乾燥台とセメントのパティオ
カカオ豆のフレーバー:ナッツ、甘い果実

産地訪問レポートはこちら


国の一大産業の一つであるカカオ

ドミニカ共和国は世界で10番目のカカオ生産国で、国の一大産業の一つになっています。ソルサル・カカオの発酵施設があるサンフランシスコ・デ・マコリスはドミニカ共和国のカカオ生産の60%を占めており、うち70%近くがオーガニック認証を受けています。
この国では、カカオの品質が良くないものは発酵せずに乾燥した安価な「サンチェス(Sanchez)」、品質が良いものは発酵してBean to Bar メーカーが使用する「ヒスパニオラ(Hispaniola)」と分類しており、現状はサンチェスが60%、ヒスパニオラが40%と言われています。
この農園はサンフランシスコ・デ・マコリスから車で2時間ほどの場所にあり、緑豊かな山あいにカカオが生い茂り、ツグミのさえずりも聞こえる、自然と共存出来る環境です。


環境保全に取り組む営利企業を目指して

ソルサル・カカオ創業者のチャック

チャールズ・キルヒナー(通称チャック)がこの世界に飛び込んだきっかけは、在学中にピース・コープ(日本の青年海外協力隊)に参加しドミニカ共和国でカカオ豆の発酵箱の製造や、オーガニック認証取得のための生産体制を整えたことでした。森林経済学を学んでいたチャックは、森林保全とカカオを組み合わせることで、持続可能な経済を創ることが出来るのではないか、と考えていました。
チャックは仲間達とソルサル・カカオを創業し、ドゥアルテ州の山中に412ヘクタールの土地を購入し、ドミニカ共和国では初となる個人資本による野鳥の保全区域を作りました。
この土地はビックネルツグミ(「ソルサル」はスペイン語で「ツグミ」の意味)という渡り鳥が越冬するために訪れる貴重な場所。この土地のうち、面積の70%をツグミの保護区(レゼルバ・ソルサル)として、残りをスペシャルティカカオの栽培(ソルサル・エステート)用として設計しました。

 

チョコレートメーカーも間接的に参画する森林再生活動

ソルサル・カカオでは、自らの農園で栽培、発酵、乾燥したカカオ豆を「ソルサル・エステート」として、近隣の農家から収穫後の生のカカオ豆(ウェットビーンズ)を購入して発酵・乾燥したものを「ソルサル・コミュニタリオ」として販売しています。ソルサル・コミュニタリオのカカオは保全区域内に住む25の農家が育てており、バードフレンドリー認証を受けたカカオです。ソルサル・カカオは彼らと協力し農業技術や投資支援を通して、年間約200トンのカカオ豆を生産しています。

また、彼らはドミニカ共和国の森林再生活動にも参画しています。これはプラン・ヴィボというカーボン・オフセットプロジェクトで、地域の農家が自分の土地に原生種の木を植えると、毎年その分の報奨金を得られるというものです。チョコレートメーカーはソルサル・カカオからカカオ豆1トンを購入する毎に、$200分のカーボン・クレジットを購入していることになり、この仕組みによって基金を維持しています。 




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JUST TWO INGREDIENTS

原材料はカカオ豆ときび砂糖のみ

カカオ豆

ダンデライオン・チョコレートでは、使用するカカオ豆の生産者をすべて訪れ、時には発酵から乾燥までのプロセスについて対話し、交渉を行った上で、直接輸入しています。カカオ本来のフレーバーを純粋に味わうために、シングルオリジンのカカオ豆とオーガニックのきび砂糖のみを使用し、シンプルな美味しさを追求し続けています。

きび砂糖

ダンデライオン・チョコレートが使用しているオーガニックのきび砂糖は、ブラジル・サンパウロ郊外にある「Native Green Cane Project」のもの。80年代から農薬や化学肥料を一切使用せず、サステナブルな農法で作られてきた彼らのきび砂糖は美味しいだけでなく、環境にも身体にも優しいエシカルな原材料として、ダンデライオン・チョコレートには欠かせないものとなっています。

製造工程のすべては自分たちのファクトリーで

  • 01. ビーンズ

    良質のカカオ豆を作るには、「品種」、「丹精込めた栽培」、そして「発酵」の三つの組み合わせが大切です。それを担う現地の農家の人たちとの出会いを求めて、ダンデライオンは世界中どこにでも出かけていきます。そこで豆をサンプリングし、シングルオリジンチョコレートにふさわしい香りや味わいを持つものを見つけるのです。 製造に先立って、割れたり欠けたりしたものや発酵不十分なものを取り除きます。

  • 02. ロースティング

    ダンデライオンの焙煎機は、コーヒー豆用につくられたものを改造し、低温で長時間ローストできるような仕様に設計されています。こうすることで、カカオ豆本来の風味を損なうことなく、理想的な抽出が可能になるのです。最初は小ロットのカカオ豆をそれぞれ異なる温度と時間でローストしてテストします。ブラインドテイスティングで風味を比較したら、最適なものに合わせて30 kg単位で仕上げます。

  • 03. ウィノウイング

    焙煎が終わったら、カカオ豆を細かく砕き、外側の皮と内側のカカオニブを分離します。カカオ豆の風味はカオニブの中に閉じ込められています。その豊かな香りを引き出すために、ウィノウワーで割れた豆に送風し、軽くて毛羽立った状態の皮を吹き飛ばします。砕いたカカオ豆の粒は一つ一つ異なるため、振動スクリーンを用いて大きさごとに選別し皮を取り除いていきます。このプロセスを何度か繰り返します。

  • 04. メランジング

    次にメランジャーと呼ばれるドラムシリンダーで、カカオニブとオーガニックのキビ砂糖を合わせて挽いていきます。ダンデライオンの製法では、約三日間かけて、粒の大きさを20〜29ミクロンまで小さくします。この工程で砂糖とカカオニブが均一に混ざり、カカオに含まれている脂肪分の働きにより、舌の上でシルクのような滑らかさを感じることができるチョコレートが生まれます。

  • 05. ブロッキング

    メランジングしたチョコレートは、テンパリングの前にブロック状にして寝かせます。ブロック状にすることで保管しやすくなり、テンパリング作業に向けての準備が完了します。

  • 06. テンパリング

    この工程が豊かな風味をバーに閉じ込め、溶けにくく、パキッと割れる独特の感触を生み出します。こうした性質はカカオ豆に含まれているカカオバターが結晶化することで起こります。カカオバターは6つの異なる結晶型を持っていますが、私たちのこだわりはV型と呼ばれる結晶型を作り出すこと。そのためには加熱と冷却を正確に行う必要があります。最後に約15〜20分適温で冷却すれば成形の完成です。

  • 07. ラッピング

    テンパリングと成形が終わったら、一個一個ていねいにホイルで包んでいきます。ダンデライオンのラッピングペーパーは、すべてメイド・イン・インド。衣料工場でリサイクルされたコットン繊維の再生紙が使用され、そこに私たちでデザインしたオリジナルパターンが、昔ながらの手作業でシルクスクリーン印刷されています。

  • 08. バー

    さあ、チョコレートバーの完成です。 ダンデライオンは、シングルオリジンカカオ豆からチョコレートを作る、世界でも数少ないお店のひとつです。 私たちがどんな風にチョコレートを作っているのかをのぞきに来てください。そして、作りたてのチョコレートを味わってみてください。併設のカフェでは、ホームメイドのお菓子やホットチョコレートもお楽しみいただけます。

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Customer Reviews

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匿名

香りがよく、とても美味しいです。

匿名

フルーティな酸味を感じる

  • 商品情報

    ■原材料
    カカオ豆、きび砂糖

     

    ■賞味期限
    製造から2年(30日以上お日もちするものをお届け)

     

    ■内容量
    56g

     

    ■保存方法
    20度以下の湿度の少ないところがおすすめです。
    夏場などに冷蔵庫で保存される際は、野菜室や新聞紙に包んで保管して、
    召し上がる5〜15分くらい室温に出しておくと、おいしく召し上がれます。
    チョコレートがある程度柔らかいほうが、口の中で溶けやすく、香りや味わいを感じやすくなります。
    *4月頃〜11月頃はクール便にてお届けしております。

     

    ■配送方法
    【夏季】冷蔵便
    【冬季】常温便