バレンタインを目前に控えた今日、“ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前”は満1歳になりました。
2016年 年明け。20名ほどのスタッフが蔵前に集まりました。オープンまで残された時間はたった1ヶ月半。それぞれのチームにわかれ開店の準備を始めました。それと並行して、サンフランシスコのダンデライオンに直接出かけ様々なものを吸収してきたスタッフから、ダンデライオン・チョコレートのことはもとより、Bean to Barやクラフトカルチャーまで、皆で知識を深めることも行いました。
カフェスタッフはSingle O Japan*さんの焙煎所にお邪魔し、コーヒーについてより深く学びました。
*Single O Japan:現在蔵前で使用しているコーヒー豆のロースターさん
これら様々な準備を経て、2016年2月11日(木・祝)にダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前店はオープンしました。
オープン当日緊張した面持ちのスタッフたち。日本ではBean to Barがそれほど知られてなかったにもかかわらず、当日は予想をはるかに超えるお客さまにお越しいただきました。
まだまだ肌寒い3月、今では定期的に開催されているChocolate 101やFactory Tourなどのワークショップが始まりました。現在はチョコレートプロダクションの4名のスタッフが順番にクラスを担当しています。奥のファクトリーを出てお客さまと触れ合うことができるこの時間が大好きなチョコレートメーカーたちですが、最初は人前に立って話すことに大変緊張していました。ワークショップが終わった後にはくたくたでした。
新緑が美しい5月11日(水)に蔵前初のオリジナル商品、クラマエホットチョコレートの販売を開始しました。徒歩1分の所にあるNAKAMURA TEA LIFE STOREさんの無農薬・有機栽培のほうじ茶(静岡県産)をあわせた、飲むとほっとする一杯です。こちらは、蔵前限定の人気商品のひとつです。
サンフランシスコのペストリーシェフ、リサ・ベガさんと開発したベリーケーキや夏限定のニビーココナッツなどのコールドドリンク、NAKAMURA TEA LIFE STOREさんとのコラボレーションでできたアイスクリーム、ドミニカ産のチョコレートを使用したダンデライオン・チョコレートケーキなど様々な商品が生まれています。
まだまだ暑さが残る9月には、初のBean to Bar Summit 2016をここ蔵前店で開催。
国内外のBean to Barメーカーさんはもちろん、チョコレート関連装置メーカーさんやカカオ豆バイヤーさん、農家さんなど、Bean to Barに関わる100名ほどの人が集結してくださいました。
2017年1月、Bean to Bar Summitは“Craft Chocolate Festival presented by Bean to Bar Summit”と名前を変え、清澄白河のThe Fleming Houseで2回目を開催。1000名弱の方に来場いただくイベントに成長しました。
そして、今日2月11日と同じくらい、わたしたちにとって大切な日。11月18日は、蔵前のファクトリーでつくられたチョコレートバーを初めて皆さまにお披露目させて頂いた日です。
KOKOA KAMILI, TANZANIA (ココア・カミリ, タンザニア)とSAN JUAN ESTATE, TRINIDAD(サン・ファン・エステート, トリニダード) はカカオ豆の含有量が85%と少しビターなチョコレートバーです。
チョコレートプロダクションチームが、蔵前での開発に挑戦して約11ヶ月。たくさんの挑戦や失敗を超えてできたチョコレートバーです。
今日から14日(火)までの4日間、蔵前店の1周年を記念して、ココア・カミリ, タンザニアとサン・ファン・エステート, トリニダードのチョコレートバー2種類をスペシャルプライスの1,000円(税別)で販売しています*。
*詳しくは「ファクトリー&カフェ蔵前 1周年記念」の記事をご確認ください。https://dandelionchocolate.jp/201702the1stanniversary/
12月22日(木)には伊勢外宮前店、今年1月30日(月)にオンラインストアが、2月9日(木)には鎌倉店がオープンしました。
ドアを開けた瞬間にふわっと漂うチョコレートの香りはファクトリーがある蔵前店の特徴です。その香りをお伝えすべく、この2店舗ではカフェとチョコレートの販売を行っています。
今現在、蔵前店では4種類のバーを製造しています。そして新たに5種類目のチョコレートバーをもう少しでご紹介できそうです。
改めて、これまでの1年間ありがとうございました!
そして、これからもダンデライオン・チョコレートとファクトリー&カフェ蔵前店をよろしくお願いいたします。