スモアとは?ダンデライオン・チョコレートの人気ペストリーを紹介

ダンデライオン・チョコレートがオープンして以来大人気のペストリー「スモア」。もともとどんなお菓子で、ダンデライオン・チョコレートのスモアにはどんな特徴があるのでしょうか。8月10日はナショナル・スモア・デーということで、今回はスモアの人気の秘密を解説します。

 

スモアとはどんなお菓子?

スモア(S'more)はキャンプのときに作るアメリカでは定番のスイーツ。キャンプファイヤーの炎でマシュマロを炙り、チョコレートと一緒にグラハムクラッカーで挟んだものです。

 

スモアが初めてレシピとして公開されたのは、1927年に発行されたガールスカウトのハンドブックだそう。子どもたちが「おいしいからもっとちょうだい!」(Some more!)と言ったことから「スモア」と名付けられたそうです。

 

子どもから大人まで虜にするスモアは、ピーナッツバターやラズベリージャムを挟んだり、グラハムクラッカーの代わりにチョコレートチップクッキーでサンドしたりと、アメリカではさまざまなアレンジレシピがあります。

ダンデライオン・チョコレートのスモアとは?

ダンデライオン・チョコレートのスモアは見た目から特徴的。グラハムクラッカーでサンドせず、スパイシーなサブレ生地の上にチョコレートを流し込んだ大きなマシュマロをのせ、岩塩をトッピングしています。

キャンプファイヤーでマシュマロを炙るように、注文ごとにバーナーで炙り出来立てを提供したいという想いから、この独特なかたちに辿り着きました。

また、味わいと食感のバランスにも秘密があります。ダンデライオン・チョコレートのペストリーシェフ・森本康志が解説します。

マシュマロはすべて自家製。市販のマシュマロは砂糖や水飴などのシロップとゼラチンを泡立てたものが多いですが、ダンデライオン・チョコレートでは熱いシロップを加えるイタリアンメレンゲを作ってゼラチンで固めています。

「マシュマロの食感は、泡立てる際の気泡の入れ方で変わります。ひと粒ひと粒の泡のかたちを均一に、丁寧に細やかな球体に仕上げることで、光が乱反射せずきれいな艶でむっちりとした独特の食感が生み出せます。」

チョコレートはグアテマラ産カカオ70%のガナッシュ。炙ったマシュマロとの相性を考え、多くの産地のなかから、ワインやウイスキーの樽香とフルーティーな香りを持つグアテマラ産カカオを選びました。

「マシュマロの比率が多いペストリーですが、チョコレートの味わいを感じてもらうためすべてのパーツのバランスが肝心です。サブレ生地、マシュマロ、チョコレートガナッシュ、少々の岩塩、炙ることで生まれる香ばしい香り。口内の温度と咀嚼によって絶妙にチョコレートを感じてもらうために、丁寧にパーツを作って組み立てられています。」

8月10日はNational S’mores Day

毎年8月10日は「ナショナル・スモア・デー」。家族や友人と一緒に作ったり食べたり、スモアを楽しむ日です。キャンプと同じような体験ができるダンデライオン・チョコレートのスモア。ぜひお店で「食感の妙」を味わってみてください。

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