Sunday

13

Nov. 2016

ダンデライオン・チョコレートのBean to Bar パッケージ

ダンデライオン・チョコレートのBean to Bar パッケージ

現在蔵前で販売しているチョコレート3種はサンフランシスコのファクトリーで手作りされたものですが、約半年の時をかけ、日本のチームが作ったチョコレートバーも11月18日(金)よりいよいよ販売開始します!日本オリジナルのチョコレートバー発売を記念して、ダンデライオンのBean to Barについてご紹介するシリーズ。第2回目はチョコレートバーのパッケージのこだわりについてお伝えしたいと思います。

ダンデライオン・チョコレートのバーは、お客さまから「素敵なデザイン」とお声がけいただくことがあります。そんな時スタッフは冷静を装いつつバーの説明をしているのですが、心の中では飛び上がるほど嬉しく思っています。

 

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インドでつくられるリサイクル衣料の繊維入りコットンペーパー

ダンデライオンのバーに使用しているラッピングペーパーは、すべてインドで手作りされています。サンフランシスコのダンデライオンチームがデザインした、各産地に応じた様々なオリジナルのパターンを昔ながらの方法でシルクスクリーン印刷しています。

SFスタッフが世界中の紙を集めたイベントなどに足を運んで探してきたこの紙は、木のパルプのかわりに衣料工場でリサイクルされたコットンを使用し、繊維が入っているため一つ一つに個性があり、それぞれの異なった表情が楽しめるのが魅力です。

手作業でつくられているので、生産工程も一定ではありません。たとえば、モンスーンの季節は外で紙を乾燥させることができません。製造に時間がかかり、色や質感にも微妙な違いが出てきます。同じ柄でも線の太さが違うなど、大きな差が出る不完全さも、紙の1枚1枚に注ぎ込まれたエネルギーを反映していると思うととても味わい深く見えます。

サンフランシスコのラッピングペーパーは金色、日本ものには銀色が使用されています。また、デザインもタンザニアにはクロス柄、トリニダードはドット柄と、まったく違う表情を見せます。また、こちらの紙を表紙に使ったダンデライオン・ノートも日本のオリジナルグッズとして販売しています。

 

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チョコレートバーのラベルには一体何が書かれている?

ラベルの商品名の部分ではそのチョコレートに含まれるカカオのパーセンテージ、そして収穫年もわかります。その下の英文の導入部分では「Bean to Bar」についてや「ダンデライオンのこだわり」について書かれています。ここはどのバーも同じですが、その後の文章はチョコレートの種類によって違います。それぞれのバーに使われているカカオ豆がどんな場所で育ったか、そのチョコレートはどんな味(フレーバー)を持つのかなどについて説明しています。

 

Kokoa Kamili, Tanzania 85%

“このカカオ豆はタンザニア南部のキロンベロ地区にあるココア・カミリという、社会事業を行う発酵所から来ました。グレープフルーツを思わせる果実感が広がり、後味になめらかなキャラメルの風味がします。”

San Juan Estate, Triniad 85%

“サン・ファン・エステートは、トリニダード・トバゴのモントセラト・ヒルズに位置しています。トリニダードで最も古い農園のひとつで、現在も昔ながらの方法や道具を使用しています。クリーミーなエスプレッソに加え、新鮮なタイムの風味や温かみのあるスパイスが感じられ、チョコレートらしい味が後に残ります。”

 

また、バーのラベルにはもうひとつ、見落とされがちなポイントがあります。前回チョコレートの味を決める重要なプロセスとして「プロファイリング」についてご紹介しましたが、バーの表に貼られているラベルには誰がその豆をプロファイルしたかが記載されています。

Kokoa Kamili, Tanzania 85%にはサンフランシスコのダンデライオン初期メンバーで日本に助っ人として来てくれたPearl(パール・ウォン)、San Juan Estate, Triniad 85%には日本のスタッフでは初となるChieko(伴野智映子)がプロファイル担当として記載されています。今も蔵前のファクトリーでは別のスタッフが新しいチョコレートバーの開発中です。チョコレートバーをご購入の際にはこちらにも注目してみてください。

 

アメリカではビンテージの機械を改造したものを使ってラッピングを行っていますが、日本では機械がないため、包装から表裏のラベル貼りまですべてチョコレートチームによる手作業です。豆の焙煎からラッピングまでの作業の様子は、前回のBean to Barプロダクションの紹介記事でご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。→「ダンデライオン・チョコレートのBean to Bar プロダクション」

ラベルにKURAMAEと明記されたKokoa Kamili, Tanzania 85%、San Juan Estate, Triniad 85%のチョコレートバーの販売まで、あと5日です。お楽しみに

 

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オープン直後2月頃のパール(左)と伴野(右)。この頃からチョコレートバーの試作を重ねてきました。