Monday

07

Nov. 2016

サンフランシスコレポート(3)ダンデライオンとその近隣の食

サンフランシスコレポート(3)ダンデライオンとその近隣の食

サンフランシスコ研修では、ここにしかないダンデライオンのメニューを制覇したり、日本と比較してくることもマネージャー使命の一つでした。今回は物江マネージャーがダンデライオンのほか、さまざまなお店を訪ね歩き、ミッション地区周辺で出会ったクラフトフードをご紹介します。

 

バレンシアでダンデライオンのドリンク&ペストリーをテイスティング

ミッション・ホットチョコレート

日本のものより辛味がダイレクトで、特にまだ熱い時はかなりスパイシー。カイエンペッパーの産地が違うせいか、レシピが同じはずの日本のものよりもさらに効いていて、ミッション地区の放つエキサイティングなイメージを忠実に表しています。

 

オルチャータ

ヒスパニック系の飲食店も多いミッションではスペイン発祥のオルチャータもポピュラーですが、SFダンデライオンのものは原料の米らしさは残っているものの重すぎないテクスチャーで、落ち着いた甘さにカカオの風味が複雑さを加えている理想的オルチャータです。

 

チョコレートチャイ

サンフランシスコのダンデライオンでのみ販売の、季節限定のドリンクです。(写真下)

最初にシナモンの香りがかなり強く漂ってきますが、それがチョコレートと自然にあっていて、ダンデライオンらしい個性的なチャイになっています。

 

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カミーノ・ベルデ・カヌレ

こちらはカウンターにあるペストリーのディスプレイで、おなじみスモアの隣は、日本未登場のカヌレです。甘すぎず、エクアドル産カミーノ・ベルデのチョコレートらしい風味を生かした、何個でも食べられそうな軽い食感です。

 

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PB&J

SFダンデライオンメニューの中でも特に物江マネージャーの味覚に響いたのは、写真右の三角形をしたPB&Jでした。一般的にPB&Jとはピーナツバターとジャムのサンドのことですが、ダンデライオン版PB&Jは、マダガスカルのブラウニーの上にピーナツバターとラズベリーガナッシュの層を重ね、砂糖漬けのピーナツを散らしたペストリーです。

スニッカーズのような市販のお菓子をモチーフにしてリサがオリジナルペストリーへと昇華させたドゥルセ・デ・レチェ・バーと同様、こちらもシングルオリジンのチョコレートそれぞれの味の特徴を際立たせた新感覚のペストリーに仕上がっています。

日本でも販売している重厚なドゥルセ・デ・レチェ・バーと似たような構成かと思いきや、食感は思ったより軽く、食べて驚きの声をあげる物江マネージャー。

「全然レチェバーじゃない!やわらかい!これ好き。ラズ ベリーがきいてる。マダガスカルのベリー感とピーナッツ感もすごく合っている。まぶしたナッツがいい感じ」

 

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アメリカで人気なのはスモア、クッキー、トフィー、ドゥルセ・デ・レチェ・バーなどといった、日本にもある定番商品ですが、それぞれ日本とは微妙に味わいや食感が違っていたりします。しかしダンデライオンのペストリーの根幹である、カカオ産地それぞれの固有の味を生かしながら従来のお菓子に工夫を凝らし、今までにないようなおいしさの商品に仕上げるという本質は日本でも変わっていないことが双方を比較してみることでよくわかりました。連続でアメリカ式スイーツを摂取する楽しさと苦しさで妙なテンションになりつつ、よりペストリーへの理解を深めることができた物江マネージャーでした。

 

 

ミッション地区おすすめ

ミッション初上陸でまだ右も左もわからない状態の物江マネージャーを、ダンデライオンSFのスタッフが案内してくれました。現地スタッフおすすめのお店をご紹介します。

 

Pizzeria Delfina(ピッツェリア・デルフィーナ)

オーソドックスなマルゲリータなどに加え、いかにもサンフランシスコらしい、菜の花の葉っぱだけをひたすら乗せたピザも。大人数でシェアするのに十分な量と強めの味付けに、ファンキーな店員のお姉さんや内装もあり、ああミッションに来たなあという気分を存分に味わえる店。すぐ近くには行列の絶えないタルティーン・ベーカリーもあり、こちらもおすすめです。

 

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Craftsman & Wolves(クラフツマン・アンド・ウォルヴズ)

ダンデライオンと屋根続きの同じ建物にあるお隣さんのベーカリー&スイーツショップですが、雰囲気は異なり、ショーケースなどは黒をベースとした直線的でクールなイメージです。ペストリーのビジュアルも独創的で美しく、ダンデライオンのデザイナー、インディカさんも大好きだというお店です。渡米してスイーツ続きなマネージャーですがこちらの繊細な味のエクレアはとても気に入りました。

 

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Four Barrel Coffee(フォーバレル・コーヒー)

SFダンデライオンで提供するドリンクにはこちらのコーヒー豆を使用しています。今回は同じバレンシア・ストリートにあるロースタリーを見学させていただくことができました。豆の買い付けから焙煎まで一貫して行うフォーバレルのコーヒーは、プレミアムな豆の本来の味を生かして、ローストは比較的浅くなっています。店内の壁には動物の頭部が飾られていて、他のコーヒーショップにはない一風変わった個性を感じる男らしい店づくりです。

 

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カッピングの体験もさせていただきました    

 

Bi-Rite Market(バイライト・マーケット)

オーガニック食品や、地元で生産された食材などにこだわりのあるミッションの人々で連日賑わっている小さなスーパーマーケット。ダンデライオンのチョコレートバーをはじめ、アメリカ各地のクラフトチョコレートも揃えています。フォーバレルやブルーボトル、リチュアルといったサンフランシスコを代表するコーヒー店の豆もここで買うことができ、惣菜類も充実していて、毎日通いつめたくなる楽しいスーパーです。

 

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購入したクラフト食品に囲まれる    

 

La Taqueria(ラ・タケリア)

ミッションでも特にヒスパニック系の文化が色濃い24thストリートにあります。タコスを売る店(taqueria)は近辺にも多数ある中、こちらはかなり人気のようで、店内は大混雑しています。カウンター内で肉を切る工程を実際に見ながら、ようやく受け取るカルネ・アサダ(牛肉のグリル)は、「ザ・タコス屋」という店名の通りこれぞミッションというようなリアルメキシカンの味です。オルチャータは牛乳にシナモンパウダーと砂糖を入れたような庶民的な風味で、ストリート感にあふれています。

 

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3回にわたってお届けしたサンフランシスコ研修レポート、ご覧いただきどうもありがとうございました。蔵前に来てみて、もっとダンデライオンについて、そしてクラフトチョコレートやベイエリアの食文化について知りたいと思われた方はぜひ一度SFのダンデライオンにお立ち寄りいただければ嬉しいです。

当店の物江マネージャーも、オリジナルのダンデライオンでその原点を知った経験を生かし、日本でもBean to Barやクラフトマンシップを根付かせていこうとさらに精進してまいりますので、アメリカの店舗ともども、蔵前ファクトリー&カフェを今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

ダンデライオンSFお店紹介はこちら→(1)バレンシア&フェリービルディング

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